秘密組織の外交官であるための最初の4ステップ
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おはよう、諸君。良い朝だね。

眠れたかな? 体調に問題は? 導入剤の副作用はない? 結構。

私はマーシュ、渉外部門の教導担当監督官だ。覚えなくていい。顔はともかく、名前は偽名なのでね。この仕事ではよくあることだ。今のうちに慣れておくことを勧めるよ。

諸君には48時間の初期研修プログラムが割り当てられている。1週間ぶんだ。施設は封鎖された地下にある。退出する場合、プログラムを続行する意思がないものと見なされる。標準記憶処理手順が諸君の大脳皮質から、プログラムとそれに参加するまでのすべての意思決定プロセスを取り除く。誰も渡す先のない申請書のコピーに悩まなくて済むが、同時にあり得たかもしれない刺激的で有力なキャリアへのアクセスを喪失する。

もっとも、ここ数年の脱落者はゼロだ。ほかの職種と違って、ここにはバラバラ死体も異常ミームも倫理学的コンフリクトもない。残念なことにベーグルもないが、あまり心配しなくてもいいだろう。

手元の書類綴を捲って。1枚めから3枚めの秘密保持契約書は、昨夜諸君がサインしたものだ。4枚めにはメモ欄がある。自由に使っていいが、研修終了時に書類綴は回収され、メモの内容はチェックされる。発言内容もすべて記録されている。ここから先はずっとそうだから、よく覚えておくといい。

この部屋にはエージェント上がりの人間も、研究員も、事務方も、あるいは初期研修を終えたばかりの新人もいる。過去には機動部隊員やサイト管理官がいたこともあった。バックグラウンドは様々だ。私たちもそれらを斟酌することはないし、それらの視点を必要としない。これから説明する内容に関して、諸君は新人同然であり、前提知識に大した違いはないということを理解するように。

それでは、始めようか。

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  1. portal:5060201 ( 15 Jan 2019 17:15 )
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