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担当職員IDを確認。
状態確認用文章を開示します。
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通達
当報告書の情報は安全性がまだ保証されておらず、閲覧はDクラスにのみ許可されます。閲覧者のスキャンは各項目ごとに行われますが、視覚·頭部に異常を感じた場合は直ちに閲覧を中止して報告してください。
— 瀬戸 香代美博士 誤伝達部門日本支部
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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: [データ削除済]
情報アーカイブ手順: SCP-XXXX-JPに関する情報は公式財団データベースに存在せず、エリア-8166の指定のコンピューターからのみアクセス可能です。紙などの物理媒体への記録は禁止されています。
職員は役職に応じて各項目において開示される情報量が変化しますが、説明へのアクセスと全情報の閲覧は状態確認用のDクラス職員とSCP-XXXX-JP専用人工知能徴募員(AIC)にのみ許可されます。
現在の情報管理体勢や提供文書において欠陥や異常性の影響が確認された場合は収容監督者から誤伝達部門へ連絡され、体制や文書の再編が施行されます。
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特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはエリア-8166地下の区画-デルタにて3重壁構造の収容室に収容されます。どの壁にも窓や扉等の内部を認識するための機構は存在しません。SCP-XXXX-JPに関連する全物品は収容室付近の各部屋に保管されます。
SCP-XXXX-JPの状態維持システムに異常が発生した場合、該当システムは収容室から切断され、予備システムが稼働します。予備システムが利用できない場合はタイプⅣ収容違反が自動的に宣言、収容該当区画が封鎖されます。これはシステム点検·修繕チームとDクラス職員、AICによるシステムの回復が完了するまで継続します。この際動員したDクラス職員はシステム回復後に終了し、遺体は速やかに区画内焼却炉にて処分·粉砕されます。
SCP-XXXX-JPの発見場所や周辺に存在した全関連文書は復元不可能な段階にまで破壊されましたが、残存文書による崩落事故防止のため、該当箇所は今後も監視対象に指定されます。
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情報処理手順: 発生する負荷の軽減のため、SCP-XXXX-JPの全情報は分断され、SCP-XXXX-JP収容室に隣接した部屋に保管されたサーバー48個(バックアップのため1部分につきサーバー2個を使用)に保存されます。
区画-デルタにはSCP-XXXX-JP専用AICが独立したオフラインサーバーに存在する形で8つ配備され、内3つが1ヶ月に1回サーバー内情報を点検します。点検後に各AICはリセットされますが、サーバーに異常な膨張や重量増加が確認された場合は内包するサーバーの焼却と別のAICの生成を実行します。
SCP-XXXX-JP維持システムからのデータを元にSCP-XXXX-JP管理サーバー4つが当該アノマリーの状態を判断、収容監督に毎日それぞれ報告します。各管理サーバーは配置から2週間の経過、もしくは質量の10%以上の増大を期に新品のものと交換され、分解後に焼却処分されます。
SCP-XXXX-JPやその情報に関与した職員は業務後にクラスB記憶処理を施行後に1週間の定期観察がされ、異常が無ければ職務へ復帰します。当業務は各職員に対して定期観察期間を含めて最長1年まで認められ、それ以上担当することは許可されません。
SCP-XXXX-JPやその情報の影響を受けたと思われる職員、特に頭重感や目眩を訴える職員や頭部の変形が確認される職員は即座の鎮静ガスの投与とクラスD記憶処理が処置されます。観察期間1週間の間に深刻かつ異常な物理的変化が確認された場合は該当人物は速やかに焼却処分され、残骸は粉砕されます。異常が無い場合は解放されますが、SCP-XXXX-JPや情報への関与は今後認められません。
付与予定タグ: esoteric-class jp scp ショート2023 メタ 情報災害 知識 概念 変容 記憶媒体 誤伝達部門
気になってる点
- インパクトあって面白いものになっているか?
- 下記のスポイラーを示せるものになっているか?
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任意A任意B任意C-
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- portal:5018858 (05 Jun 2019 10:46)
少しでも助けになれば幸いです。ちょっと頭が重い感じがするので、また機会がありましたら批評させて頂こうと思います。執筆頑張ってください!
批評ありがとうございます!
拝読しました。
現時点ではDVよりのNVです。
スポイラー無しでも、頭重感を訴える職員やサーバーの質量増大のくだりでアノマリーの特性は伝わりました。
読み終わって、文章全体の雰囲気はとても好みだったのですが、やはり同じ誤伝達部門の記事であるSCP-5790との類似性が気になります。説明パラグラフを[データ削除済]とするのではなく、直接的な表現を避けて数行の記述を行った方が良い気がします(代案はちょっと思い付きませんが…)
批評ありがとうございます。
自分の思い付いた限りでは、ですが。
説明パラグラフに適当な文章を数行書き、途中からそれらの文字を不明瞭にする構文を使うことで、「読者の脳がSCP-XXXX-JPの異常性による質量の増大を引き起こした副次的影響で、視力の低下を招いた」風のメタ演出を加えるとかですかね。
SCP-XXXX-JPの収容場所などの関連情報は報告書に記載されているので、その情報群が偶発的に異常性発露のトリガーになったとすれば、この展開に違和感はないと思います。
「頭部及び視力の異常を検知しました」とかで、読者に報告書の閲覧を強制終了させれば文字数も抑えられるかもしれません。ショートコン記事なので、他のパラグラフの文章を削る必要はありますが。
肝心の文字を不明瞭にする構文は、何かのSCP記事で読んだ記憶はあるのですが、ちょっと思い出せませんね…すみません。
ざっくり考えたので、参考までにお願いします。
一応誤伝達部門がチェック済の文書って形でして、説明に値する様な情報が致命的な情報災害を発揮するので、誤伝達部門が入れるとは思えないんですよね……。
確かによく考えたら収容場所などの関連情報もちゃんと隠した方が良い気がしてきましたけど、ここも悩み所です。
拝読しました。
スポイラーについて: スポイラーの内容は記事を読んだ時点で伝わりました。
インパクトについて: インパクトはありましたが、それよりも肩透かしを食らった感が強かったです。
現時点では情報があまりにも少なすぎて独自性が薄く、演出や描写などの加点要素にも乏しいため類似の手法を用いた記事より面白いとは思えませんでした。
ありがとうございます。
独自性を出す方向で改稿しようと思います。
わりと悩みますね……。
ここからは、このような前提で話すね。
うん、アイデアは非常に面白い、ただ、このスポイラー、の内容を示すのには、(この文章で「セーフな」表現内で記すには、)これで十分な気がするんだ、
事故記録
情報アーカイブ手順に違反したDクラス職員が、5分後に死亡、頭部の質量の増大と変形が認められる。
(実際には、実験かもしれないし、)
あと、誤「伝達」部門なので、その情報が具体的に何なのかも考えた方がよいのでは?
例えば、「博士」の
ミスター・僕に首ったけ(情報を知れば知るほど頭の中にその実体が発生する)とか、どうだろう、
だとすると、
最後の行に
現在、「博士」及び、彼の生み出した人型実体の動向が調査されています。
と書き足す感じになるだろうけど。
批評ありがとうございます。
読みました。
インタラクティブな(双方向性の)要素を取り扱うSCP(以下インタラクティブSCP)においては、読者がいかにその内容に対して没入できるかが高評価の鍵となります。インタラクティブSCPの強みというのは、用いられたインタラクティブな要素と実際の本文がどのように関係するかを読者が読み解きながら、あるいは読み解かずとも楽しんで展開を進められるという点にあります。
しかしながらインタラクティブSCPには弱みもあります。例えば2144-JPでは最後にミーム殺害エージェントを読者に対し提示して「お前は死ぬ!」という展開になりますが、実際にそれで私達が死ぬわけではありません。このような「物語上の設定」と「実際の読者の行動や変化」がずれている状態のことを、ここではナラティブディソナンス(物語的不協和)と呼びましょう。
ナラティブディソナンスが起こると、「実際に起こりえるはずの事が起きない」ため、没入感が減ります。インタラクティブSCPは、双方向性な描写が多ければ多いほどこの問題を何らかの対策や展開を用いてクリアしないといけないはずです。例えば、私達はナラティブディソナンスを越えて面白いと感じさせなければなりません。その点で、この下書きはナラティブディソナンスを解決できていないと感じました。
この下書きのインタラクティブ性には、2つの流れがあります。1つは、一番最初の担当職員ID~通達文までのものです。これは、読者が「『自分がDクラス職員である』という役割(ロール)を持っている」ことを理解させ、その読者の中で醸造されたDクラスのペルソナに基づいて読ませるという効果があります。これはややロールプレイ的な性質を持ちますが、ロールプレイとまで行かなくても、「とりあえず自分はDクラスなんだな」と思いながら読み進める人もいるのではないかと思います。
2つ目は、折り畳みによって徐々に文章が提示されていくというフォーマットです。これは、読者が「徐々に情報が開示されていく」という事を暗に理解させる効果があります。問題があるのはここです。
確かに情報は少しずつ開示され、オチに対する高まりを感じながら読み進めていくはずですが、オチの画像で急激に視覚的な現象が現れ、どういう事だ、となりました。これは、これまでは正しく読めていたのに急にぐにゃりとなるという演出の急さに問題があると思います。
これが例えば、折り畳みを開く上でだんだんと一部の文字がぐにゃりとなっていったりしたならば、オチの画像がどういった状況を示しているのかすぐに理解できてなるほどな、となります。しかしながらこの下書きではオチが急に出てきたため、インパクトはあるものの疑問が勝ってしまいました。
2688-JPでは、前述のナラティブ・ディソナンスを解決するため、「中盤でどうオチがつくかを何となく読者に理解させ、その上で迫りくるオチと“なぜこのオチになるのか”というコンテクストを楽しませる」という構成にしました。要するに、1つのオチに加えてもう1つの付加価値的要素がある、という事です。
2144-JPでも似たような要素が確認できます。コックスは最後にミーム殺害エージェントで読者を抹殺しようとしますが、この流れの前には彼がそうするであろうと予測できる丁寧な人格・背景の描写があり、流れの後にユーモアのある発言で展開を締めます。
ちょっと情報が錯綜してきたのでまとめます。要約すれば、この下書きはオチが急すぎて「オチに向かう機運の高まり」を創出できていないこと、オチと本文の関係性が単一的で重厚さに欠けるという事になるでしょう。
オチが急であることそれ自体がダメという事はありません。2403-JPは急に衝撃的なオチを出している好例です。
しかしながら、ようはインタラクティブSCPで急なオチを出すことが問題なのだと私は考えます。2520-JPもその一例でしょうか。インタラクティブSCPは普通のSCPとは没入力も読者の役割も異なるため、それに準じた展開の作り方をしなければならないと思います。
だからといって、何か良い案があるかと言われると中々難しいです。仮に途中から文章をぐにゃらせる演出をしてオチへ向かう高まりを創出したとしても、最後のオチで「やはりこうなったか…」とだけなって終わってしまいます。オチ以外の価値あるポイントが創れさえすれば、この問題も解決できると思うのですが、正直私では力不足です。
お力添えできずすみません。以上を私からの批評とさせて頂きます。
改稿応援しています。