SCP-XXXX - 資源調達


配属サイト: サイト-01、-17、-19、-120、エリア-500

計画指導者: O5-2、マブローズ博士、モズ管理官

研究責任者: マブローズ博士、モズ管理官、エンダース管理官、他多数

担当部門: 概念物理学、数学、形而上学、オントキネティクス、科学、時間異常、応用隠秘学、超量子力学、外宇宙(以上を含むが、それに限らない。)

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-A、-Bはそれぞれエリア-500のセクターA、Bに位置しています。プロジェクト·アスクレピオスの運用として、SCP-XXXX-Aはメンテナンス時を除いて常に作動状態にあります。

SCP-XXXX-A-3によって生成されたワームホールが接続する標的宇宙内を探索する際は、GPS装置をつけたDクラス職員を投入して安全が確認された後、起動部隊タウ-24("ヘビの群れ")がSCP-XXXX-P実例の回収に当たります。

SCP-XXXX-P実例は基底宇宙の資源との区別をつけた上で各自利用されます。

プロトコル·オフィウクス: 当世界の回復·再活動が不可能なK-クラスシナリオが発生した場合、可能な限り多くのSCP-XXXX-P実例がSCP-XXXX-Bにセットされ、SCP-XXXXを保持する平行宇宙の財団に転送されます。

説明: SCP-XXXXはSCP-XXXX-AとSCP-XXXX-Bを構成物とする、複数の異常存在を利用して開発された並行宇宙転送ポータル生成機です。各構成物はそれぞれ異なる目的で作成されました。

SCP-XXXX-Aは平行宇宙からの物資の輸入に特化しており、以下のシステムで成り立っています。

  • SCP-XXXX-A-1: カウィリエ型微小ワームホール観測デバイス。ランダムな条件で微小なワームホールを発生させ、ワームホール先の平行宇宙をSCP-XXXX-A-2からの信号を交えた上で観測、発生条件等を記録する。
  • SCP-XXXX-A-3: フロウブ型大型ワームホール生成機。SCP-XXXX-A-1、-2に基づいて発見された標的宇宙へ接続する5m×5mのワームホールを生成し、SCP-1485の性質の分析から算出された条件で安定させる。
  • SCP-XXXX-A-4: ナビゲーターⅡ。SCP-2799を作成した際の秘術を応用して開発。チャンバー内に試料を投入し、SCP-XXXX-A-3を通じて測定部を標的宇宙内に挿入することで標的宇宙における試料の場所を示す。この試料の捜索にはヒューム、奇跡論周波、アキヴァ放射等の異常要素を含む。
  • SCP-XXXX-A-5: 大型エンダース概念置換順応デバイス。対象が含有する概念を基底宇宙における概念の内容と照合し、差違を基底宇宙の概念内容と置換し、長時間かけて順応させる。

SCP-XXXX-Bは平行宇宙への物資の無差別的な輸出に特化しており、以下のシステムで成り立っています。

  • SCP-XXXX-B-1: セクターB第二洗面所。異常性の無い、実際に使用可能なトイレ3つ。電磁石によってフックが取りつけられている。SCP-XXXX-Bの稼働時にこの電磁石は無力化される。
  • SCP-XXXX-B-2: モノミス型大型ワームホール生成機。ワイヤーでセクターBに固定されており、内部にSCP-3022が組み込まれている。SCP-XXXX-Bの稼働時に人員が当デバイスを持ちながらSCP-XXXX-B-1内に入ることで発生する、SCP-3022による並行宇宙間転送からワームホールを生成する。
  • SCP-XXXX-B-3: フロウブ型ワームホール安定装置。SCP-XXXX-B-2で作成されたワームホールを5m×5mのワームホールに安定させる。
  • SCP-XXXX-B-4: 大型エンダース概念置換順応デバイス。SCP-XXXX-A-5に同じ。

SCP-XXXX-Aによって入手、またはSCP-XXXX-Bで転送された物資はSCP-XXXX-Pに指定されています。

SCP-XXXXはプロジェクト·アスクレピオスの最終成果であり、当プロジェクトの目的は財団における使用可能な資源の更なる確保です。ここで言う資源は以下のようなものを指します。

  • SCP-500
  • Thaumielクラスオブジェクト
  • その他有用なオブジェクト
  • 記憶処理薬
  • 財団技術によって開発された機械·装置
  • 要注意団体に関する情報·技術
  • 開発のための材料
  • 財団の運用資金となり得るもの

歴史: プロジェクト·アスクレピオスの当初の目的はSCP-500の複製でした。プロジェクトの大まかな内容の構築の際、現在財団が使用可能な技術·異常存在ではSCP-500の複製が困難である為と結論付けられました。そこで、K-クラスシナリオによってSCP-500の使用対象が存在しない平行宇宙から当物品を調達するのが現段階で最も簡単かつ効率的であると推測されましたが、その場合だと他の資材においても適用可能であると見なされ、現在の内容になりました。

提言前の会議

映像転写 アスクレピオス-A91B

日付: 2021/04/07

出席者:

  • プロジェクト助言者 O5-2
  • プロジェクト提言者 O·マブローズ
  • プロジェクト管理官 L·モズ
  • HMCL監督官 "四星"
  • 概念物理学研究科共同管理官 B·エンダース

前文: 四星監督官はHMCLからの立会人として召喚されました。

[転写開始]

[5人はサイト-17の管理オフィスの黒いデスクに座っている。]

副提言初期案

プロジェクト·アスクレピオス

副提言 18165番

2021/04/14
オーゼス·マブローズ博士

目的:

概要:

方法:

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