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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe Neutralized
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81NNの低危険度物品収容室に保管されます。月に1回、荒魂表象投影機1を装着したDクラス職員を手順通りに寝かせ、異常性の再発の有無を確認してください。異常性が再発した場合はサイト-81NN管理官に連絡してください。
説明: SCP-XXX-JPは███社製の医療用ベッドです。他の同型製品に異常性は見られません。
SCP-XXX-JPの異常性は、SCP-XXX-JPの上に人間が一人のみ横になっており2、かつ第三者がその人間(以下、対象)に対して「おやすみなさい」と発声した時に発現します3。異常性が発現した場合、対象は不自然な心臓の拍動および呼吸の停止によって死亡します。その後、対象からは一切の生体反応が見られないにも関わらず、夢遊病の特徴に似た動作を行います。その後40分前後が経過すると対象は動作を停止し、以後対象は異常性を見せません。
SCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JPで寝た対象の意識体が辿り着く空間です。今までに観測されたSCP-XXX-JP-1は共通して海岸の様な見た目をしています。SCP-XXX-JP-1内にはスクリーンが数十個存在します。各スクリーンは対象の人生を映しており、対象の記憶から当時を再現していると考えられています。4対象の意識体はスクリーンを生誕の映像から順に見ようと試み、映像を閲覧するに連れて後悔の感情を徐々に示していきます。最後の映像を見て数十秒後、対象の意識体はSCP-XXX-JP-1内に存在する海に引き込まれます。
SCP-XXX-JP-2は収容以前にSCP-XXX-JPを使用していた本崎玄三氏と酷似した姿でSCP-XXX-JP-1に出現する人型実体です。SCP-XXX-JP-2はSCP-XXX-JPで寝た対象の意識体がSCP-XXX-JP-1内の海に引き込まれた約数十秒後に出現します。1回の観測につき数十秒しか顕現せず、何も行動を起こさないことからSCP-XXX-JP-2の詳細については不明です。
SCP-XXX-JPは神奈川県川崎市に存在する、████病院にてSCP-XXX-JPを使用していた患者が不自然に急死するという事件が発生し、それが財団の注目の対象となり、収容に至りました。当時の調査の結果、SCP-XXX-JPは収容以前、本崎玄三氏5により使用されており、家族の同意の元で塚ノ原竜馬医師によって延命治療の停止による安楽死が行われていた事が判明しています。これはSCP-XXX-JPとの関連性が疑われており、現在本崎氏の家族および塚ノ原医師に関してのインタビューが予定されています。補遺1を参照してください。
以下の探索記録は収容後に始めてDクラス職員を使って荒魂表象投影機を用いて観測した結果映し出されたものです。
補遺1: 20██/06/24に本崎氏の妻の慶子氏、同年06/27に塚ノ原医師、同年07/01に本崎氏の息子の辰也氏へのインタビューが行われました。詳細については以下のインタビュー記録XXX-JP-A、-B、-Cをご参照ください。
補遺2: 20██/07/07に本崎慶子氏の善意によって7玄三氏の遺品の提供がなされました。その内、玄三氏の日記がSCP-XXX-JPの起源に関して重要度の高い情報を有している可能性が高いとしていくつかのページがデータベースにアーカイブされました。
「父さん、それは自殺行為だって!」「俺はそんな柔じゃない。凪也、明日また帰ってくるから明日のフレンチ予約しとけ。」
補遺3: 20██/09/14に真晴教授(SCP-████による被害で下半身不随。高齢でアルツハイマー病を患っている。)がSCP-XXX-JP-2へのインタビュワーとして自ら立候補し、許可されて被験者となりました。真晴教授はSCP-XXX-JPの異常性の発動条件を満たして死亡した状態になっていたにも関わらず、70分以上にわたって夢遊病に似た動きを見せ、再び生体反応を表して7時間後に起床しました。加えて、Dクラス職員を用いた調査により、SCP-XXX-JPは異常性を失ったことが判明したため、オブジェクトクラスはNeutralizedへと再分類されました。
以下は当時真晴教授に荒魂表象投影機を装着させていたことで観測された記録です。
真晴教授はオブジェクトに対して過度な感情移入をしたため、厳重注意がされました。
予定タグ: scp-jp safe neutralized 医療 人工 人間型 are-we-cool-yet
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- portal:5018858 (05 Jun 2019 10:46)
画像
こちら
>Dクラス職員を手順通りに寝かせ、
寝かせではなく入眠などのほうがいいかもしれません
>。SCP-XXX-JPを用いた実験における被験者はDクラス職員に限られます。
。SCP-XXX-JPの実験におけるでいいかもしれません
>夢遊病の特徴に似た症状に似た動作を行います。
似たがふたつあるようです
>俺とあいつが喧嘩してる所だ。
ところはひらがなのほうがいいかもしれません
>あのドアホったらどう育てばああなるんだって
あのドアホったらどう育てばああなるんだって。 としたほうがいいかもしれません
>おっ死ぬまで実家に戻るわけにはいかなくて―
>他の社会の人々にも恨まれてるわけで―
おっ死ぬまで実家に戻るわけにはいかなくて―― としたほうがいいかもしれません
>ベッドに寝たん、だ……[沈黙]
「、」はいらないかもしれません
最も重大な点:
①異常性は、芸術作品として破綻しているように感じる。また、荒魂表象投影機を何故使うようになったのかが解らない。
AWCYの作品が、財団の異常技術を利用しなければ「芸術」として作られた本質に気付けないのはこの報告書において致命的では無いかと思います。何かしらの理由付け、またはAWCY作品であるという部分を外したほうが良いかもしれません。(もし財団の「表象を映し出す」技術が無ければ、当作品は寝ると死んだ後に歩くという作品でしかなく、作品であるという事にも誰にも気付かれません。どのような経緯で「表象を映し出せば何か見ているかもしれない」と考えられてこのようなプロトコルになったのかも疑問です。)
細かな点:
①口調
登場人物の喋り方の個性が強すぎて、個人的に気になりました。口語をそのまま書きすぎかと思います。他のインタビュー記録等を参考に、個性の無い書き方をした方が良いかもしれません。
②インタビューが内容、リアリティに欠ける
罵倒、登場人物のセリフや表明する気持ちがリアリティに欠けるように思います。また、インタビューを読んで読者が得られる情報が極端に少ないです。家族からも疎ましがられていた、という情報を提示のに分量を裂きすぎと感じます。長く情報が薄い部分のリアリティが少ない為、インタビュー部分が特に記事の質を下げているように思います。極端な話、最後の記録がこのオブジェクトのサビなので、それ以外のインタビューは省いて情報として説明部分にまとめたりするだけでも良いんじゃないかと思います。
全体的に:
お話としての起伏はしっかりあると思います。
①社会や家族から認められない父親
②芸術で認められ、AWCYに傾倒
③死が迫り、自分の人生が無駄だと気づきたくない恐怖から、人生の無駄さを悟らせるオブジェクトを作る
④財団の人員が説得し、異常性は無くなる。
ただ、③で作るオブジェクトが、彼の人生の最後に作るものとしてあまりピンと来ません。
もっと攻撃的であったり、芸術として外に訴えかけるものになりそうな気がします。
現状の異常性は利用者一人のみに走馬灯をゆっくり見せる、というだけのもので、彼の怒りや悲しみ、復讐の手段としてちぐはぐなように思います。
改善策として、異常性を直すかバックストーリーを直す選択肢があると思いますが、私は異常性をもう少し練る事を提案します。
読ませたい部分はラストの財団職員の説得のカッコよさでしょうか?であれば、最後の説得が綺麗にハマるように、彼の人生とそれによって作られるオブジェクトの関連を密にし、リアリティを持たせることが必要だと思います。
拝読しました。
第一に、陳腐です。お世辞にもAWCYらしさが出ているようには思いません。彼らのcoolは人の命程度で揺らぐ程度のものでしょうか。典型的な勧善懲悪のためにAWCYが用いられており、それがうまくいっているようにも思えません。インタビューの口調もかなり独特です。あくまでこれは報告書の体を取っています。あまりに個性が強い口語調は強い違和感になります。また、Dクラスに対する記憶処理のくだりが気になりました。財団がDクラスに母親の記憶をなくす処置をする理由がわかりませんでした。これは安易な感動を誘うために置かれたように見え、陳腐さを感じる要因の一つに思われました。
第二にかなり読みにくいです。一番の原因は大量の注釈です。特に7番は書く必要が無いです。異常性と直接関係のない細かな描写を記入する必要はなく、それはかえって没入感を削ぎます。可能な限り注釈は削るべきです。
全体的にこれが報告書であることを強く意識する必要があると思います。
全体的に登場人物が感情をわかりやすくあらわに語りすぎているように見受けられます。もう少し淡々と語ったり臭わせたり、といった工夫が必要かと思います。
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