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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid Keter
特別収容プロトコル: 現在、SCP-XXXX-JPに関する探索や実験は無期限に禁止されています。SCP-XXXX-JPの周囲に機動部隊た-5("パッカーノ")の隊員を6人配置し、人が入らない様にしてください。SCP-XXXX-JPの報告書に対する不正なアクセス・編集は専用ウェブクローラ("狙い撃ち")によって探知され、本来のリビジョンへと差し戻されます。
説明: SCP-XXXX-JPはサイト-81AM、及びサイト-81AMに発生した異常現象であると考えられています。サイト-81AMの内部は無人である様に観測されていますが、具体的な詳細は一切判明していません。
SCP-XXXX-JPは20██年9月のサイト-81AMの定期報告がなかったために発覚しました。機動部隊た-4("猪突猛進")がサイト-81AMに派遣されましたが、サイト-81AMに侵入した際に全隊員との通信が途切れました。このことから、サイト-81AM内部は時空間異常に変化していると推測されています。
Dクラス職員にケーブルカメラを持たせてサイト-81AMに侵入させることで内部を撮影する試みは全て失敗しました。このことを受け、SCP-XXXX-JPに関する探索、実験は無期限凍結されました。
補遺: この報告書に対して、財団には実際には存在しない職員からによる不正なアクセス・編集が███回に渡って確認されています。この編集は一貫して不明な文字列が挿入されるに留まっております。また、日本支部理事会を含む、職員の内の██%がそもそもデータベース上に存在するサイト-81AMの記述に不備があると主張しており、SCP-XXXX-JPは未知の要注意団体によって産み出された、サイト-81AMという存在しないサイトへの言及が報告書に紛れ込むという現実改変攻撃なのではないのかと推測されています。また、この主張の多発から、財団への危険性を考慮し、オブジェクトクラスはKeterへと再分類されました。
具体的な会議は20██/11/13に行われる予定です。
タグ: keter scp-jp 現実改変 建造物 時空間
誰でもいい。この文面を読むことができる職員がいるなら読んでくれ。誰もサイト-81AMからの信号を受信できねーようなんだ。本当の概要だ。SCP-XXXX-JPは何故か認識されなくなったサイト-81AMだ。日付もわかる。9月21日だ。この日を境にみんなサイトから出られなくなった。入ることはできる。変なバリアーのせいで出られないんだ。しかも報告書をみる限り、いよいよサイト-81AMの存在すら怪しまれてる。サイト-81AMは存在する。これは確かな事実だ。存在するんだ。要注意団体が関係してるかは知らないが現実改変ではない。
頼む。これが読めるならせめてサイト-81AMに食料を持ってきてくれ。サイトの食料ももう底をつきた。職員たちもみんな食べ物の奪い合いになってる。もってあと数日しかない。ここは地獄だ。
どうか、助けて。
早く
- サイト-81AM職員 平内
本当のタグ: keter scp-jp 反ミーム 建造物
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- portal:5018858 (05 Jun 2019 10:46)
>無期限凍結されています。
無期限に としたほうがいいかもしれません
凍結ではなく、禁止のほうがいいかもしれません
>人が入らない様にしてください。
一般人(もしくは部外者が)侵入~などとしたほうがいいかもしれません
>頼む。これが読めるならせめてサイト-81AMに食料を調達してくれ。サイトの食料ももう底をつきたんだ。
閉じ込められた苦しみをもっと表現したほうがいいかもしれません
存在しないサイトへの言及という異常性にはSCP-4182という前例があり、今のところ怖さやストーリーの濃さなど多くの面においてあちらが優っているように思えます。
何か一つ決定的な差別化要素と抜きん出た売り部分を作らないと評価を得ることは難しいでしょう。
これ、存在しないサイトへの言及という異常性ではなく、サイト内部が反ミーム地帯になってしまっているという異常性です。
すみません、書き方が悪かったですね。
僕もそこまでは理解できました。存在しないサイトへの言及→隠された真実、という構成がSCP-4182と似ている、という意味で言っていました。
ただ、一番問題なのは異常性ではなくストーリーの薄さです。正直「サイト自体が反ミーム実体である」というオチには大きな驚きはありませんでした。どうして反ミームになったのかとか、反ミームになって何が困ったのかとか、どうして読者は反ミーム実体から送られた文章を読めるのかとか、掘り下げられる要素はいくらでもありますが、その掘り下げが浅いため、魅力を感じません。
一応、コンセプトは「SCP-1214-JPやSCP-3980みたいな一口で読める記事」なのであまり長くもできないのですよね……
また、
↑これは既に書いた通り、サイトから出られない上にみんながサイト内の職員達を認識できなくなっているので、サイト内の食料が減って命の危機になっています。
それと、
↑サイト-81AM内の職員が文章を追加しているので、サイト外の職員は反ミームによって認識できていないが、読者は、まあ、第4の壁の関係で普通に
読めるというわけです。
私はストーリー、演出共に独自性を見出すことが出来ませんでした。
「孤立した財団サイトから、報告書を通してメッセージが来る」というアイデアは既視感が強いです。
「反ミームに侵された財団サイト」のアイデアはSCP-764-JPがあります。
「反ミームに侵されながら報告書を通してメッセージを送る」アイデアはSCP-3344があります。
「孤立した財団サイトからメッセージが来る」アイデアはk-calの提言があります。
「財団世界の人間には読めないメッセージ」のアイデアtokage-otokoの提言がありますし、
メタタグで検索すればたくさん出てくるでしょう。
これらの作品から差別を図るには、ストーリーも演出も物足りないです。
それは”一口で読める記事”という方向性も起因していると考えます。
短い文章で面白い記事には大まかに2つのパターンがあると考えています。
ミニマリズムに与えたい印象を絞り、感情に働きかけるパターン(恐らくSCP-1214-JPはこっち)。
語らずに語ることで好奇心を刺激し、印象に残らせるパターン(SCP-3980はこっち)。
特にSCP-3980は優れています。
あの短い文章の中にヒントを散りばめながら、革新は明かさず読者に推理させています。
そして、真の異常性に辿り着くことが出来ます。
どちらのパターンもストーリーと演出が練り上げなければなりません。
文章量が短いので、語ることで他の作品と差別化を図ることが出来ないからです。
従って、他の作品と差別化を図るには
Gokipoさんの言う通り、要素を掘り下げてみせるか
ストーリーと演出を考えなおすか、
だと考えます。
そうでしたか……一回取り下げて考え直します。