SCP-XXXX-JP 日奉椛

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クレジット

タイトル: SCP-XXXX-JP - 日奉椛
著者: ©︎Karathh
作成年: 2020

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Keter Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-8171の標準人型収容部屋に収容されます。

説明: SCP-XXXX-JPは収容以前までは日奉椛(Isanagi Momiji)として知られていた日本人女性です。戸籍調査において、SCP-XXXX-JPは1930/06/03出生であり、1945/12/10に失踪していることが確認されています。また、SCP-XXXX-JPの保持する｢日奉｣姓は財団が収容している複数の人型異常存在が有する稀有な姓と一致しており、それらとの関連性の調査が進行中です。

SCP-XXXX-JPは身長約156cm、体重約50kgを維持しており、中学生くらいの女性の外見をしています。また、収容以来、以上の状態に変化はありません。SCP-XXXX-JPは部分的な銀皮症を患っており、手足が青く変色しています。更に、隠秘学によるものとみられる図形や記号等が全身に所々刻まれています。ただし、これらの特徴はSCP-XXXX-JPの異常性に暴露していない人物には認識することが不可能です。SCP-XXXX-JPは平素より神道を厚く信仰しており、表向きには｢神々への奉仕｣に値する行動を第一として活動しています。しかし、実際には以上の思想は演技であり、神道に限らず、神格実体や現実改変者を敵対視していることが後の調査で判明しています。

SCP-XXXX-JPは自身のいずれかの手で力を入れて触れた¹物品や人物に対して反ミーム性を任意で付与できる異常性を保持しています。SCP-XXXX-JPの反ミーム性に暴露した場合、第三者は対象の記憶や関連記録の認識が不可能になります。ただし、SCP-XXXX-JPは対象の認知、記憶が可能であり、暴露時と同様の手順を行うことで対象の反ミーム性の除去を行うことができます。

SCP-XXXX-JPは2020/02/03に神奈川県相模原市にて発生した男子高校生5人の行方不明事件の調査の過程上で収容されました。当事件において、大学生5人は2020/02/17に全員、衰弱した状態で発見されましたが、行方不明期間において誰も5人の不在を疑問に思わなかったことが財団の注意を引きました。結果、財団が独自の調査によってSCP-XXXX-JPの存在を把握、2020/02/25に確保、収容されました。以下の記録は収容から数日後に行われたインタビュー記録です。

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