魔法

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPに関する情報はすべてサイト-8138附属図書情報館に保管されています。

説明: SCP-XXXX-JPは、インド・ヨーロッパ語族¹の言語に見られる文法的現象と、その文法的現象が齎す現実改変の総称です。

SCP-XXXX-JPに含まれる文法的現象は、特殊な動詞幹²(SCP-XXXX-JP-S)とこれに基づいて得られる動詞活用です。SCP-XXXX-JP-Sに基づいて活用した動詞は具体的な発話ないし筆記(SCP-XXXX-JP-T)に用いられることで現実改変を引き起こします。この現実改変の内容はSCP-XXXX-JP-Tに依存して変化します。

2020年現在、

補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]

Footnotes

1. インドからヨーロッパにかけて広く分布する言語族。言語類型論上、典型的には屈折語であり、この語族の多くの言語では、名詞・動詞の語形が複雑に変化することで、名詞の格や動詞の時制などの情報が表現される。

2. 動詞の語形変化の基礎となる部分 (Verb stem)。英語とドイツ語では、一部の不規則動詞を除いた任意の動詞が単一の動詞幹に基づいて活用するが、ラテン語では二つの動詞幹が活用に関与する。表は各言語における非異常性の動詞活用の抜粋である。その他、古代ギリシア語やサンスクリットでは、より多くの動詞幹に基づいた非常に複雑な動詞の体系が認められる。

	英語	ドイツ語	ラテン語
不定詞	to work	lieb-en (to love)	monē-re (to warn)
動詞幹の例 1	work	lieb	mone (現在幹)
動詞幹の例 2			monu (完了幹)
活用の例 1	works	lieb-t ((He) goes)	mone-t (He warns)
活用の例 2	worked	lieb-te ((I) went)	monu-ī (I warned)

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