SCP-XXX-JP Ebidence-2
Shrimp1

SCP-XXX-JPの一例(対認識災害処置済)

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP個体はそれぞれ別の、外部から視認できない標準的小型動物収容室に収容されます。各SCP-XXX-JP個体収容室は週に一度、無人清掃システムによって掃除され、不備がないかを確認されます。各SCP-XXX-JPの収容室への職員の入室には、2人以上のセキュリティクリアランスレベル3職員の許可が必要です。各個体に与えられる餌及び収容室の詳細はアーカイブXXX-JP-F4を参照してください。繁殖によってSCP-XXX-JPの個体数が増加した場合は個体数が15体を上回らないように調整・終了してください。
SCP-XXX-JP個体を撮影することを禁じます。財団製Webクローラによって、SCP-XXX-JP個体を撮影した画像・映像情報が探索され、発見され次第削除されます。

説明: SCP-XXX-JPは生物学上は節足動物門軟甲網エビ目に分類される動物です。組成や生態は通常のエビとほぼ一致しますが、通常のエビに比べエラが発達しており、より長時間水の外で生存することが可能です。SCP-XXX-JPは通常のエビと同様に繁殖を行いますが、その子孫も同様にSCP-XXX-JPとしての異常性を持ちます。

SCP-XXX-JPを直接的、間接的に視認した人間(以下、SCP-XXX-JP-Aと指定)は、SCP-XXX-JPを自身の持つ「根拠はないが、正しいと思っている情報」の根拠(エビデンス)であると認識します。多くの場合、これはSCP-XXX-JP-Aの記憶と矛盾しますが、SCP-XXX-JP-Aがこの矛盾を認識することはありません。また、SCP-XXX-JP-Aは自身の「SCP-XXX-JPによって立証された情報」を他人に対して伝達するようになります。この際、SCP-XXX-JP-Aと他の人間の認識の齟齬により、会話は多くの場合成り立ちませんが、その際にSCP-XXX-JP-AがSCP-XXX-JPを他の人間に見せた場合、SCP-XXX-JPを認識したその場の人間全員が同じ認識を共有するようになります。2人以上の人間が同時にSCP-XXX-JPを視認した場合、全てのSCP-XXX-JP-Aが同じ認識をするようになります。

この認識災害は、再度SCP-XXX-JPを視認しない限り、時間経過によって徐々に無力化されます。また、記憶処理によってSCP-XXX-JPに関する記憶を消去することで完全に無力化されます。

SCP-XXX-JPは、20██年██月にSNSサイトにおいて、「███████戦争1に決着をつける」という旨のメッセージと共にイセエビの画像が投稿されたことで発見されました。最初SCP-XXX-JPの異常性によりこのことは異常なことであるとは認識されませんでしたが、時間が経過するにつれSCP-XXX-JPの画像無しで情報が拡散するようになったことで発見されました。財団の収容チームが投稿者のIPアドレスから投稿者を特定し、インタビューの結果入手経路が判明し、新たに57体のSCP-XXX-JPが収容されました。投稿は削除され、適切なカバーストーリーによって事態は収束しました。

補填: 以下はSCP-XXX-JPを多数保有しており、SCP-XXX-JPの飼育・販売を行っていた██氏へのインタビュー記録です。インタビューは蝦夷森博士によって行われました。

蝦夷森博士: それでは、インタビューを始めます。██さん、よろしくお願いします。

██氏: おう、よろしく。ところでよ、これ何のインタビューなんだ?

蝦夷森博士: あなたの飼育していたエビのことについて…

██氏: お前、興味を持ってくれたのか!!(興奮して立ち上がる)

蝦夷森博士: え?

██氏: いやあ、エビって本当にいいよな!見てよし、遊んでよし、もちろん食べればすげえ美味い!なかなかしっかりわかってくれる奴っていうのは少ないもんだ。よし、そうと決まれば早速…

蝦夷森博士: ちょ、ちょっと待って下さい!

██氏: ん?

蝦夷森博士: その前に、いくつか質問をしてもよろしいですか?

██氏: ああ…(落胆した様に座る)

蝦夷森博士: まず、SCP-XXX-JP…つまり、あなたの飼育しているエビはどこで手に入れたものですか?

██氏: あいつらを見つけたのは一月前…ぐらいだったか。晩飯を買うために近くの市場に行って、適当に魚とかを買ってた時だ。帰りがけに変な男に声をかけられて…。

蝦夷森博士: 変な男?

██氏: ああ。なんというか、こんな奴が市場に来るのか?っていう雰囲気があったな。それで、そいつが「エビを飼ってみないか?」って言ってきたんだ。まあもちろん無視したんだが、そいつは「絶対に後悔はさせない」とまでいうもんだから、かえって興味が湧いてよ、そいつについて行ったんだ。まあ前からエビは大好きだったしな。

蝦夷森博士: それで、エビを入手したということですか。その時に入手したエビは何匹でしたか?

██氏: あん時は3匹もらった。後は自分で育てたな。

蝦夷森博士: あなたの飼っていたエビが、他のエビとは違うという認識はありましたか?

██氏: え?いや、特にそういうことは…。まさか、あいつら何か悪い病気にかかってたりしないだろうな!?それでインタビューに呼ばれたってことじゃ…

蝦夷森博士: そういうことではありません。ただし、多少の検査は必要ですが、きちんと帰ってきますよ。

██氏: 本当か?良かった…

蝦夷森博士: それでは、以上でインタビューは終了です。ご協力、感謝します。

██氏: どういたしまして。さあ、もういいだろ?エビについて、語ろうじゃないか![満面の笑み]

蝦夷森博士: いや、えっと…

██氏: どうした?

蝦夷森博士: 私、エビは苦手なんですよね。

██氏: [表情筋が約4秒間静止する]

██氏: お前もか…

蝦夷森博士: はい?

██氏: [激昂して]お前もか!お前もエビのことを邪魔者扱いするのか!

蝦夷森博士: いや、決してそういうわけでは…

██氏: 「殻を外すのが面倒臭い」?「尻尾がゴミとして残るのが嫌」?「見た目が芋虫みたいで無理」だと!?そんな奴らは全員エビの餌にでもなってしまえ!なんでだ、エビが最高の生き物だなんてこと、あいつらを一目見ただけでわかりそうなもんじゃないか!?[立ち上がって叫ぶ]

蝦夷森博士: イ、インタビューを終了します!

██氏: おい待て!逃げるなんて許さんぞ、お前にエビの素晴らしさをきっちり叩き込んでや———

[記録終了]

インタビュー後、██氏は鎮静化され、クラスC記憶処理を施された上で解放されました。██氏の店のSCP-XXX-JPは全て回収されました。
また、インタビューの内容から存在が推測されるSCP-XXX-JPの原産者は現在捜索中です。

画像ソース

ソース: https://cdn.pixabay.com/photo/2017/10/21/23/17/crayfish-2876127_640.png
ライセンス:CC0

タイトル: 不明
著作権者: RKPhoto
公開年: 2017年

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