現在このページの批評は中断しています。
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe Euclid
特別収容プロトコル: 財団と警察組織の連繋によりSCP-XXXX-JP-1群の早期逮捕に尽力する事でSCP-XXXX-JPの発生を予防して下さい。
説明: SCP-XXXX-JPは日本各地の特定の人間(以下SCP-XXXX-JP-1)が死亡する24時間前に発生する現象です。SCP-XXXX-JPが発生した場合、SCP-XXXX-JP-1の付近に料理が出現します。
料理はSCP-XXXX-JP-1の自宅内部に、対象が監視されていないタイミングで出現します。食器はSCP-XXXX-JP-1が使用している物が用いられ、メニュー内容も当該人物の好みが優先されます。また全ての事例において、SCP-XXXX-JP-1が第一発見者になるタイミングで料理が出現している事から、当該の居住空間に複数の人間が居住している場合でもSCP-XXXX-JP-1は容易に判別可能です。
SCP-XXXX-JP-1は重犯罪者を実行し、その重犯罪に対する法的判決を受けていない人間です。SCP-XXXX-JPの発生から24時間後、SCP-XXXX-JP-1は法的判決、および各種法的機関に拘束・捕捉されていない状態で死亡します。よってSCP-XXXX-JP-1は自身の犯罪に対し判決を受ける事は無く、死刑執行や現場での射殺といった法的機関の処置により死亡する事も有りません。
その異常性に反し、Dクラス職員がSCP-XXXX-JPにより死亡した事例は█件に留まっています。詳細は捕遺2を参照して下さい。
SCP-XXXX-JP-1の内、市街地等に潜伏していた個体が、各種治安維持組織に補則される以前にSCP-XXXX-JPにより死亡していたと判明する事態が相次いでいます。この事実から、SCP-XXXX-JP-1はSCP-XXXX-JP以外の要因では死亡しない可能性が示唆されています。一方で日本国内の犯罪者がSCP-XXXX-JP-1に定義される条件を満たす重犯罪を犯した後、SCP-XXXX-JPが発生する以前に余分な重犯罪を発生させた記録は確認されていません。その為、SCP-XXXX-JP-1による人間の死亡は限定的であると推察されています。
捕遺1: SCP-XXXX-JPの影響を限定的に回避するSCP-XXXX-JP-1が確認されました。対象は███ ██区にて10分間に8人を殺害し、警察組織の追跡を31分に渡り回避した後に追跡不可能となった事でSCP-XXXX-JP-1に指定されました。その4日後、当該のSCP-XXXX-JP-1は交通事故により死亡が確認され、潜伏先である空き家の状況からSCP-XXXX-JPによる死亡と断定されていました。しかし対象は当該の空き家を発見するまでの3日間、強盗目的で2人の通行人を夜間に殺害したと判明しています。空き家を発見するまでの間に宿泊施設などに滞在さた痕跡は発見されていません。この事実から、SCP-XXXX-JP-1はSCP-XXXX-JPの条件を満たすまでの期間は新たな重犯罪を発生しうる可能性が判明しました。オブジェクトクラスがEuclidに格上げされました。
捕遺2: ██博士の提言により、SCP-XXXX-JP-1の定義が再指定されました。これによるオブジェクトクラス格下げは審議中です。
SCP-XXXX-JP-1が居住区に入るまでSCP-XXXX-JPの犠牲にならないという事は、SCP-XXXX-JP-1が収容可能である事実を示しています。これにより、対象はKeterクラスには指定されません。
このオブジェクトは重犯罪者の法的な殺害を抑止しているだけで、重犯罪者を確保不可能にするオブジェクトでは有りません。その証拠を、我々は既に認知しています。なぜDクラス職員に対するSCP-XXXX-JPの発生が僅かなのか。
我々が、Dクラスも確保・収容・保護しているからです。SCP-XXXX-JPは、未知の手段でSCP-XXXX-JP-1を見つけ出しています。しかし、我々が雇用したDクラス職員を対象は見逃してしまいます。
我々の偽装により、異常性の対象外にすべきだと判断する事で。SCP-XXXX-JP-1が法の裁きを受けてない犯罪者なら、DクラスはSCP-XXXX-JPにとって、既に裁きを終えた犯罪者なのです。
我々がカバーストーリーによって、裁きを行った事にしているのですから。所在不明なSCP-XXXX-JP-1に対し『既に逮捕・拘置・死刑』が執行されたというカバーストーリーを流布する事で、SCP-XXXX-JPの発生を防ぐ事が出来ます。これにより、我々の預かり知らない場所で犠牲者が発生する可能性も。
財団は残酷ではありませんが、時に冷酷です。しかし、それを知られてはなりません。ー██博士
捕遺3: 日本国内における重犯罪者の逮捕率増加により、SCP-XXXX-JPの発生回数は減少傾向に有ります。重犯罪者の逮捕自体に財団のリソースが割かれる事は稀であるため、現在SCP-XXXX-JPの収容に必要とされる予算の減額が協議中です。オブジェクトクラスの格下げが決定されました。
捕遺4: サイト-81██の食堂でSCP-XXXX-JPが発生しました。第一発見者はサイト-81██の██ ██管理者でしたが出現した料理は当該サイトに勤務する職員の総数と一致しています。この事案は発見直後の時刻に送信された██ ██管理者自身の緊急メールにより財団に周知されました。以下はメールの抜粋です。
<前述の内容と同じ告知のため省略>
このような形で文書を残す事になろうとは思わなかったが、我々は今までの情報から未来を組み立てるしかない。
ある意味では、私のサイトの職員が私を含めて全員SCP-XXXX-JP-1に該当していたのは喜ぶべきだろう。なぜならSCP-XXXX-JPの充分なデータにより、我々は今後の行動を組み立てる事が出来るのだから。
SCP-XXXX-JP-1は法による処刑以外により死亡する。よって我々が何らかの認識災害にかかり、財団の規則に反する異常行動を起こす可能性は限りなく低いだろう。SCP-XXXX-JPに法律と定義されるかは不明だが、財団の規則には違反者の即事終了を含む物が数多く存在する。財団の機密資料に仕組まれた致死性ミームが良い例だ。ならば私のサイトに裏切り者が居て、機密資料にアクセスする可能性も低くなるだろう。その裏切り者が終了に値する存在であるならばだが、もはや我々にはソレらの可能性が減少する事すらも救いだ。サイト-81██が財団の法を犯す事により壊滅する可能性は低い。
ならば次に考えられるのは大規模収容違反だが、前述の可能性が低い事から職員のミス及びスパイの企ては原因になるまい。オブジェクトが未知の異常性を発揮し収容違反をする可能性は、サイト-81██の職員全員を殺害しうるかという観点から疑問が残る。確かに我々の収容が完璧とは限らないが、そう簡単にサイト壊滅をもたらすオブジェクトが、ましてヒューマンエラー以外の理由で収容違反するほど我々は弱くない。
……無論、全てが私の希望的観測に過ぎない可能性は否定できない。少なくとも我々は間違いなく死亡するし、そういった意味では希望は無意味かも知れない。
だが財団職員としては別だ。今の私に出来る事は、私のサイトの職員がSCP-XXXX-JPの情報により良からぬ動きをしないよう統率する事(当たり前だがDクラスは気付いていない。"晩餐"を楽しんでいるのは幸いだ)。そして私達の死因を未然に知り、サイト-81██ 外への被害を防ぐ事だ。
問題無い。あと1日も有る。サイト-81██管理者██ ██
現在、サイト-81██は厳戒体制が発令中です。
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳作品の下書きが該当します。
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
言語
EnglishРусский한국어中文FrançaisPolskiEspañolภาษาไทยDeutschItalianoУкраїнськаPortuguêsČesky繁體中文Việtその他日→外国語翻訳日本支部の記事を他言語版サイトに翻訳投稿する場合の下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:4888978 (14 Nov 2019 08:01)
裁判で有罪判決を受けていない人間は、犯罪者ではないのではないでしょうか。
よくわかりません。この時点ではSCP-XXXX-JPは食べ物が出現するだけの異常であり、それがどう死と結びつくのか困惑します。
捕捉、のミスではないでしょうか。
因果律的に、という言葉遣いには違和感があります。この語はいらないのではないでしょうか。また、治安維持機関に捕捉される前に死亡していたとして、それがSCP-XXXX-JPによるものであると推察できる論理がよくわかりません。
滞在した、の誤字かと思います。
「発生する」は基本的に自動詞です。「を」につなぐなら、「犯罪行為を行う」などになるでしょう。
ここの決め台詞がよく分かりません。財団が残酷でなく冷酷なエピソードが、上の部分から読み取れませんでした。所在不明の重犯罪者をカバーストーリーで守ってあげているので、むしろ優しいのではないでしょうか。
SCP-XXXX-JPの異常性がしっかり説明されていないので、ここまでの流れが全体的によくわかりません。結局出てくるご飯はあまり関係ないのでしょうか? そもそも財団がなぜ「SCP-XXXX-JPは重犯罪者の逮捕を不可能にしている」という可能性を考慮しているかもよく分かりません。事象を単純に捉えるならば、「未捕捉の犯罪者が死亡しているところを発見されるようなケースで、なぜか死亡前に用意したとみられる料理が犯罪者の潜伏拠点内から発見される」という事象であって、「SCP-XXXX-JPによって死亡している」「SCP-XXXX-JPが逮捕を不可能にしている」と考えるには証拠が不足しており、推論の飛躍が過ぎます。
「法律と定義されることが不明」なら、「限りなく低い」とは言えません。前提がかなり不確かですから、それをもとに推論をするのはおかしなことです。推論の飛躍だと思われます。ここの段落は全体的に論理構造がおかしく理解しにくいので、もう一度論理を整理してみてください。
全体を通して説明不足・非論理的です。読者目線で情報を整理し、論理(推論)の整理をしてみてください。これらのせいで、内容も上手く伝わってきませんでした。
批評に対するご意見・ご質問で返信が必要なものにつきましては、ディスカッションで返信の形で投稿いただいたうえで、PMにご一報ください。SB3のフォーラムは追っていませんので、ディスカッションへの投稿だけだと気づけない場合がございます。