アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: 後で書く
説明: SCP-XXX-JPは宮城県仙台市の██山中腹に存在する下水道用マンホール蓋です。年数の経過による風化等は見られますが、その他は一般的なマンホール蓋と変わりなく、特筆すべき特徴はありません。
SCP-XXX-JP内の梯子を降りるとSCP-XXX-JP-1に指定されている延べ床面積1,███㎡以上の空間に繋がります。SCP-XXX-JP-1内部は鉄筋コンクリート構造と推測されますが、SCP-XXX-JPの風化具合から推定された年数による経年劣化は見られません。
また、梯子と向かい合わせの壁面にはドアノブの無い木製のドアが1つ設置してあります。高い耐久性を持っており、蝶番を破壊する、燃焼させる等の強制的に開く試みは全て失敗に終わっています。
SCP-XXX-JP-1に侵入した人間 (以下対象) は1分以上滞在すると消失し、約1時間から48時間以内にSCP-XXX-JP近辺に再出現します。対象は消失していた間、SCP-XXX-JP-1とは別の場所にいたと主張しています。この場所は対象によって証言が異なるため、それぞれ別次元の空間に移動しているものと推測されています。また、その場所について対象は一様に"懐かしい" "昔見たような風景"だと感じることが判明しています。
SCP-XXX-JPは"マンホールの近くに突然人間が現れた"という通報を不審に感じた潜入エージェントが財団に連絡、異常性の発覚に至りました。
実験記録XXX-JP-1 - 日付20██/08/12
対象: D-57301。
実施方法: SCP-XXX-JP-1へ侵入させる。
結果: 8時間後再出現。森林の中に日本ではあまり見られない巨大な木を見たと証言。その風景を懐かしく感じたとも証言した。
実験記録XXX-JP-1 - 日付20██/08/21
対象: D-76530。
実施方法: 小型カメラを携帯させてから侵入させる。
結果: 23時間後に再出現。D-76530はビルに囲まれたネオン街にいたと証言したが、小型カメラの映像にはSCP-XXX-JP-1が映されていた。
- portal:4874882 ( 04 Jun 2019 15:49 )

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