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Finally it works
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UPDATE 1.02: 2018/9/05
UPDATE 1.01: 2018/8/25

非活性時のSCP-XXXX-JP
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: 現在、SCP-XXXX-JP内部への干渉はいかなる場合であっても禁止されています。SCP-XXXX-JP周辺一帯の土地は財団で買い上げ、民間人の立ち入りを防ぐ為、カバーストーリー「再開発」の流布を実施し、建設事務所に偽装したサイト-81██を併設した上で監視を行います。
説明: SCP-XXXX-JPは北海道上川郡██山にある廃墟の一室に架けられた南京錠の錠前(以降SCP-XXXX-JP-1と表記)と鍵(以降SCP-XXXX-JP-2と表記)です。SCP-XXXX-JP-1は開錠することで活性化し、開錠を行った人間(以下対象)を即座に別の空間1に転移させます。この空間は一般的に広く認知されている個室タイプの病室になっており、内部には人型実体(以降SCP-XXXX-JP-A)が存在します。
SCP-XXXX-JP-Aは20代後半と思われる日本人女性の姿をした人型実体です。摂食を必要とせず、通常の人間にみられる生理現象が存在しません。SCP-XXXX-JP-Aは対象の手に素手で触れることによりその対象が抱えている心的外傷を消去させ、同時に自身の肉体を損傷させる異常性を保有しています。損傷の度合いは対象が抱えていた心的外傷の度合いに比例します。また、対象に心的外傷がない場合、この異常性は発生しません。
SCP-XXXX-JP-Aは2013年9月に失踪した埼玉県草加市在住の既婚女性、”皆川 志保”と同一人物であることが財団の調査によって判明しています。当時、彼女は██会 中央メンタルクリニックの臨床心理士として勤務していましたが、2013年8月に配偶者の自殺2が原因となり退職。以降行方不明者として親族が警察機関へ通報し、捜索願が提出されていました。
また、SCP-XXXX-JP-Aの異常性はPoI-1140-JPと接触したことにより後天的に付与されたものであることがSCP-XXXX-JP-Aへのインタビューから判明しています。
病室のドアから退出し、再び施錠を行うことで容易に現実世界への帰還が可能です。これまでに異空間からの脱出に失敗した事例はありません。SCP-XXXX-JP-Aを異空間内部から現実世界に移送する計画はすべて失敗に終わっています。
SCP-XXXX-JP及びSCP-XXXX-JP-Aは、機動部隊ミュー-4 ("デバッガー")が、インターネット上で廃墟写真を掲載していたアマチュア写真家遠藤氏のブログ記事を発見したことにより発覚しました。その後遠藤氏によって持ち去られたSCP-XXXX-JP-2が回収され、オブジェクトの収容に至りました。現在、該当記事は削除され、遠藤氏ならびに閲覧した可能性のあるアクセス者全てにクラスB記憶処理を施しています。
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補遺1: インタビューNo.38の終了報告書を受け、審議会による検討の後、実験の無期限凍結が決定されました。以降SCP-XXXX-JP-Aとの接触はいかなる場合であっても禁止されます。
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アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:4864771 (05 Aug 2019 10:10)
読ませて頂きました。
スッキリまとまっており読みやすいのですが、どこか平板な印象を受けました。説明項で「他人の心の傷を肉体に身代わりで受ける」と明記されていたので、3番目の補遺以降の流れが読めてしまったからかも知れません。
「可哀相な女性」という構図は財団では普遍的なので(SCP-231やSCP-1045-JPなど有名な例です)、独自色が強く求められる傾向にある気がします。この記事の場合異常性はキーなので弄らず、-Aの情動に焦点を当てて詳細にすると良いのではないでしょうか。
個人的には、2個目の補遺と3個目の補遺の間にギャップがあると感じました。夢1つで砕ける希望よりも、長く打ち勝って来た後悔の念にある日ポッキリ負けるほうが動きがあって良いかもしれません。(SCP-3020など贖罪に溢れて参考になるかもしれません。)
応援いたします!
お返事が大変遅くなってしまい申し訳ございません…批評感謝いたします!
ご指摘の通り、異常性の特徴から展開が容易に推測されてしまうのは悪い点だなと感じています。
是非参考にさせて頂きたいです!
練り直しつつ、ご指摘の部分を広げていけるように改稿してみます。ありがとうございました!