SCP-XXX-JP 時間移動図書館

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アイテム番号: SCP-2303-JP LEVEL 2/2303-JP
オブジェクトクラス: Euclid Restricted

オミロポン.jpg

インタビュー内容を元に作られたSCP-2303-JP-Aの挿入絵のイメージ画像

特別収容プロトコル

SCP-2303-JPが出現する場所を工事用金属塀を模した防音壁で囲い、カバーストーリー「工事中」を流布してください。また、一般人がSCP-2303-JPの存在を認識したことが判明した場合、インタビュー後、クラスA記憶処理を施し存在を隠蔽してください。

説明

SCP-2303-JPは中型のトラックを改造して作られた異常性を持った移動図書館車です。目撃者へのインタビューや調査によりSCP-2303-JPの管理者と思われる男性(以下、SCP-2303-JP-1と呼称)の発言から鍛冶斧自動車工業という会社が関与していることが判明したものの、財団はその存在を確認できていません。

SCP-2303-JPは日本領土内の沈む太陽を見た際に山の頂上と太陽が中心と重なるように見える半径5m以上ある空き地にランダムに出現します。この条件が当てはまる空き地は季節により変化し、最多で42ヶ所、最少では35ヶ所の場所に当てはまることが明らかになっています。

SCP-2303-JP-1が金床のような金属の台をハンマーで叩くことによって周囲半径30mに居る人間の耳内部に直接甲高い金属音のような音を発生させます。この行為によって客引きをしているとSCP-2303-JP-1へのインタビュー記録から判明しています。SCP-2303-JPは寄せ付けた人間に対して本の紹介を行います。紹介する本は『おおむかしのいきもの』という題名の図鑑(以下、SCP-2303-JP-Aと呼称)のみであり他の本は紹介することはありませんが、希望することで読むことができます。SCP-2303-JP-A以外の本は一般に流通している伝記や小説、料理本などで異常な点は見つかっていません。しかし、SCP-2303-JP-Aには現在地球上で確認されていない生物や財団が収容している一部オブジェクトに酷似した存在などが掲載されており、外部への情報の漏洩や要注意団体の関与が疑われています。

インタビュー記録2303-001 日付2005/08/24

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    対象: SCP-2303-JP-1
    インタビュアー: エージェント・上椿
    付記: 山梨県南アルプス市で幽霊移動図書館という噂の調査中にSCP-2303-JPが発見され、偶発的に行われたインタビューです。
    <録音開始, 2005/08/24 17:42>
    エージェント・上椿: こんにちは。
    SCP-2303-JP-1: (無言で金床のような物を叩き音を出している)
    エージェント・上椿: あの…?
    SCP-2303-JP-1: あ!すまんすまん、今日は街の大きさの割にやけに人が少なくてな。客引きに集中しとった。
    エージェント・上椿: この移動図書館はあなたの物ですか?
    SCP-2303-JP-1: あぁ、最近ふと日本中に本を楽しめる子供が増えればいいなと思って始めたんだ。
    エージェント・上椿: そうですか。どんな本があるんですかね?
    SCP-2303-JP-1: おぅ、聞いてくれるな?俺のおすすめはこの『おおむかしのいきもの』って図鑑だ。
    エージェント・上椿: 図鑑ですか。
    SCP-2303-JP-1: あぁ、だがただの図鑑じゃねぇ。ここだけの話だが(SCP-2303-JP-1が急に声を細める)聞いたところによると、この「おおむかし」ってのは恐竜だとか三葉虫だとかそんなもんじゃないらしい。なんつったって作り直される前の世界のいきものたちの図鑑らしいんだ。
    エージェント・上椿: 作り直される…?
    SCP-2303-JP-1: あぁ、昔この世界は何度も作り直されてきてここにはその作り直される前の生き物の記録が書いてある。どうだ?わくわくするだろう?
    エージェント・上椿: すいません、その図鑑の画像を撮らせてもらってよろしいでしょうか?
    SCP-2303-JP-1: あー…それはちょっとやめといてくれないか?確かそれを貰った連中にはあまり広めない方が良いと言われてたんだ…確か財団とかいう組織がまずいとか言ってたっけな…。まぁよく分からんがそういう事らしい、本は他にもいっぱいあるから好きに読んでいってくれ。
    <録音終了, 2005/08/24 17:32>
    終了報告書: その後、SCP-2303-JP-1は日が沈むと同時にSCP-2303-JPごと消滅し、跡地は車があった形跡ごと元の空地のようになっていました。SCP-2303-JP-1が財団の存在を何者からか聞いていたことや、不可解であるも具体的な証言をしていたため更なる調査が必要であると判断しました。

インタビュー記録2303-002 日付2005/08/25

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    対象: エージェント・上椿

    インタビュアー: 来門博士

    <録音開始, 2005/08/25 16:00>

    来門博士: エージェント・上椿、SCP-2303-JP-Aに関して覚えていることを話してください。

    エージェント・上椿: はい、表紙は有名な図鑑シリーズと似ていて『むかしのいきものたち(音声記録により『おおむかしのいきもの』が正しい題名だと判明しています。)』と大きく書かれていた気がします。それからは、1ページにつき大きい挿絵と説明文が小さく描かれている形式で何10ページもあったように感じました。ですが、はっきりと覚えていない部分が多く、思い出そうとすると何かが邪魔してくるんです…。

    来門博士: それはどういう意味ですか。

    エージェント・上椿: 頭の記憶の道に立ち塞がれたような…待ってください…何か…一つ…オミロ…ポン?

    来門博士: エージェント・上椿、オミロポンとはなんですか?

    エージェント・上椿: オミロポン…すいません、分かりません…ただなぜかあの本を読むより遥か昔から知っていた気がするような、なんとも懐かしい言葉の響きのように感じます…。

    <録音終了, 2005/08/25 16:05>

    終了報告書: SCP-2303-JP又はSCP-2303-JP-1に精神影響の恐れのある可能性があることから以降の調査の際は対策が必要であると同時に、全国にSCP-2303-JPが出現しているにもかかわらず財団の存在が隠蔽できているのはオミロポンという存在による副次的影響である可能性があると考えられます。

調査記録2303-003 日付2007/08/17

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    対象: SCP-2303-JP

    担当職員: エージェント・昇八

    位置情報: ポイント2303-07 宮崎県川南町

    補足: この調査はSCP-2303-JPの詳細な調査として行われました。

    <録音開始, 2005/08/25 16:00>

    (甲高い金属音が音響機器ではなく視聴している人間の耳内部から発生する)

    エージェント・昇八: こんにちは。

    SCP-2303-JP-1: お?おぉ、もしかしてどこかで会ったことあったか?すまねぇが思い出せねぇ…。

    エージェント・昇八: いえ、大丈夫です。本、読んでいいですか?

    SCP-2303-JP-1: おう、読んでってくれ。あっ、そうだ 。ひとつおすすめの本があってな…。

    エージェント・昇八: いえ、自分で選ぶので。

    SCP-2303-JP-1: そうか…

    エージェント・昇八: 色んな本がありますね。

    SCP-2303-JP-1: あぁ、最新の本を揃えたからな。

    エージェント・昇八 最新ですか…。

    <録音終了, 2005/08/25 16:05>

    終了報告書: SCP-2303-JP内部にある本は、一般に流通しているものと同一で非異常性のものであることが分かりました。しかし、それらはSCP-2303-JP-1が最新と言っていたにもかかわらず、全てが1962年に発行されたものでした。

補遺

調査2303-003によりSCP-2303-JP内部の本の発行年数が1962年に一致することが判明しました。その年数を財団が調査したところSCP-2303-JPと同車種の車の盗難記録とSCP-2303-JP-1と顔の特徴が一致する男性の失踪記録があることが判明しました。

このことやSCP-2303-JP-1の言動から、SCP-2303-JPは限定的かつ不規則的な時間移動を可能にさせることにより、SCP-2303-JPの周囲に多重の宇宙が一つに収束しているのではないかと推測されています。また、これらの記録と鍛冶斧自動車工業なる会社との関係は調査中です。

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    調査記録2303-005-MD-AF 日付2007/08/17

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      対象: SCP-2303-JP

      担当職員: エージェント・昇八

      位置情報: ポイント2303-07 宮崎県川南町

      補足: この調査はSCP-2303-JPの詳細な調査とSCP-2303-JP-Aの奪取を目的としたものとして行われました。この音声記録は改変前のものです。

      <録音開始, 2005/08/25 16:00>

      (甲高い金属音が音響機器ではなく視聴している人間の耳内部から発生する)

      エージェント・昇八: こんにちは。

      SCP-2303-JP-1: お?おぉ、もしかしてどこかで会ったことあったか?すまねぇが思い出せねぇ…。最近そういうのが多くてな。

      エージェント・昇八: いえ、大丈夫です。本、読んでいいですか?

      SCP-2303-JP-1: おう、読んでってくれ。あっ、そうだ 。ひとつおすすめの本があってな…。

      エージェント・昇八: いえ、自分で選ぶので。 どんな本ですか?

      SCP-2303-JP-1: そうか… それがな、あまり大きな声では言えないんだが作り変えられる前の世界の生き物らしいんだ。

      エージェント・昇八: 色んな本がありますね。 読ませてもらえます?

      SCP-2303-JP-1: あぁ、最新の本を揃えたからな。 あぁ読んでくれ。

      エージェント・昇八 最新ですか…。 にの5部隊に通告、タイプA実行。

      <録音終了, 2005/08/25 16:05>

      終了報告書: SCP-2303-JP-Aを回収した後、SCP-2303-JP-1を確保しようとした際にSCP-2303-JP-1は、SCP-2303-JPのエンジンをかけ逃走しその場から消失しました。

      SCP-2303-JP内部にある本は、一般に流通しているものと同一で非異常性のものであることが分かりました。しかし、それらはSCP-2303-JP-1が最新と言及していたにもかかわらず、全てが1962年に発行されたものでした。

    資料記録2303

    補足: この記録は調査2303-005内にてSCP-2303-JP-1からSCP-2303-JP-Aを奪取したことによるSCP-2303-JP-Aの文章記録の抜粋です。

    コルクルトラル: 第二世界の古生代に生息していた尻尾も頭になっているクジラのような生き物。海面凍結により絶滅。
    ミーター: 第一世界の新生代に生息していた体調2mmのサルのような生き物。大気汚染により絶滅。
    マルクサス: 第一世界と第二世界の新生代に生息していた3つ首の犬のような生き物。どちらも終末戦争により絶滅。
    ミナルトセプテス: 第一世界と第三世界の古生代に生息していた涙型のカラフルな生き物。第一世界は氷河期により絶滅。
    マートリヌヒ: 第一世界の新生代に生息していた空を泳ぐ第三世界で言うイルカのような生き物。乱獲により絶滅。
    オミロポン: 第三世界のカンブリア紀から中生代まで生息していた人のような形をした生き物。(焼き落されており解読不可)より一部個体を除き絶滅。

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    発行: 鍛冶(掠れて解読不可)
    著: 螺子塚 廃梃

    補遺2

    鍛冶斧自動車工業はSCP-2000及びそれによる文明の再構築の存在を認識していると見て、財団は鍛冶斧自動車工業の存在及び情報伝達ルートの調査を進めていかなければいけません。



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