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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: オブジェクトは収容できません。財団は各県の交通警察隊に潜入しSCiPが記録されたドライブレコーダー等をカバーストーリー「証拠として押収」により回収してください。警察の警務部に潜入した職員は、通信指令室の全ての職員が財団関係者なるよう異動させてください。

SCiPにより発生した被害推移(国土交通省資料より抜粋)
説明: SCP-XXXX-JPは高速道路で特定の車両に発生する転移現象です。対象となる車両(以下、対象車両)は、以下の通りです。
SCP-XXXX-JP-1 | 人的要因が対象選択の原因となる。年齢が65歳以上かつ運転技術が低いもしくは無免許の人物が運転する車両。 |
SCP-XXXX-JP-2 | 場所的要因が対象選択の原因となる。インターチェンジ付近、高速道路の出口付近もしくはパーキングエリア付近の車両。 |
SCP-XXXX-JP-3 | 精神的影響が対象選択の原因となる。飲酒運転、煽り運転もしくはパニックに陥った運転者の車両。 |
対象車両は走行時間が10分1を経過した場合、例外なく即座に交通量の多い付近2の高速道路に転移します。この転移で運転者を含む周囲の人物の記憶が改竄されます。しかし、監視カメラやドライブレコーダーなど記録装置に影響はありません。それと同時に、転移前後で車両の進行方向が変化し、転移先で"逆走"する状態になります。
発生場所が高速道路という無期限封鎖が困難かつ高速道路での事故総数の89%を占めることから直接的な収容プロトコルは見送られました。
実験記録
日付: 2016/04/17
注記: 実験は首都高速道路で行われました。実験当日の首都高速道路一帯は封鎖しています。
[記録開始]
██研究員: インターチェンジに入ってください。[無線機を使って地上から話している]
D██-1: では、行きましょうか。[エンジンをつける]
D██-2: おいおい、兄ちゃん。お前が車内で記録とか指示すればいいじゃないか。[無線機に話す]
██研究員: あなたの任務は、運転手の代わりに状況を報告することです。
D██-2: 分かってるよ。[無線機に話す]
D██-1: 高速道路なんて何年ぶりかなぁ。乗り方も忘れちゃったよ。
D██-2: えぇ。おじいちゃん、何年車運転してないんだい?
D██-1: ペーパードライバーだから教習所以外じゃ乗ったことがなくて。
D██-2: おいこら、研究員。人選ミスってるぞ!
[インターチェンジに入る]
██研究員: そのまま次の出口まで走ってください。
[重要でないため省略]
D██-1: あっ、どうしよう。世間話をしていたら出口を過ぎてしまった。
D██-2: どうします、██研究員。戻りますかい?
██研究員: 次の出口で降りてください。その際に、インターチェンジの職員におり過ごしたことを伝えてください。
D██-2: 了解。んっ?
D██-1: うわぁ、前から車が!
[衝突音]
[記録終了]
追記: 実験中に転移現象は発生しませんでしたが、Dクラス職員は死亡しました。██研究員の記憶は改竄され、インタビュー内で「実験は封鎖されてない高速道路で行われ、Dクラス職員が指示を無視して出口に戻るため逆走した」という旨の発言をしました。また、実験中に衝突した対向車は、消滅しました。非異常性の乗用車以外と衝突した初めての事案となります。この異常車両をSCP-XXXX-JP-Aと指定するかは現在審議中です。
こいつのせいで、年間4000人も死んでいる。それだけならまだいい。財団は高速道路で輸送できなくなった。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:4784823 (06 Oct 2019 07:45)
拝読させて頂きました。いくつか改善すべき点があります。
・「対象車両となり10分が経過した場合」の部分。そもそも対象車両となる条件を満たした時点でその車両は対象車両なのか。それとも条件を満たしている車両が突然対象へ選ばれるのか。突然対象へ選ばれるのなら10分はどうやって計測したのかという話になってしまいます。なのでこの部分は詳しく書き加える必要があるのではと思いました。これについて実験記録を付けてみるのもアリだと思います。
・「監視カメラやドライブレコーダーなど記録装置に影響はありません。」の部分。記録装置に影響がないのなら、民間人がその映像をネット上に投稿し、この異常現象や最悪の場合SCPの存在が公になってしまう可能性が懸念されます。なので、この設定は変更する必要があります。
これだけでなく、短い文だけで説明があっさりすぎます。これではこのSCPがどれだけ脅威的か伝わらないので、もう少し報告書に工夫が必要だと感じました。
引き続き執筆、頑張ってください!
批評ありがとうございます。
指摘された箇所を修正しました。
ドライバーにとって脅威となるSCPに仕上がってますか?
再び拝読しました。修正前よりかなり良くなっていると思います!被害数が分かりやすくなり、より脅威的に感じるようになっています。追記の研究員の証言も不気味さがあっていいですね!
記事として投稿しても問題ありませんか?
そのほか、改善があれば指摘してくだい。
概ね問題無いと思います。気になる点を上げるとすれば、実験記録でD-██-2が最初はよくあるDクラス職員の喋り方だったのが、終盤で敬語になっていたことですね。何か意図があるならこのままでも良いと思います。
拝読しました。
まず記事中に使用されている1枚目の画像はSCP-JP上では使用できない可能性が高いです。
1枚目の画像は警視庁のサイトから取ってきたと思うのですが、同サイトの権利、リンクについてというページで、
当サイトに掲載している個々の情報(文章、写真、イラストなど)は、著作権の対象となっています。また、当サイト全体も編集著作物として著作権の対象となっており、ともに著作権法により保護されています。「私的使用のための複製」や「引用」など著作権法上認められた場合を除き、無断で複製・転用することはできません。
と明記されているので、CC BY-SA 3.0が適用できません。詳しくは画像利用ポリシーを参考にしてください。
また、国土交通省の資料は国土交通省のサイトで公開されているものに関してはリンク・著作権・免責事項のページを読む限り、CC BY 4.0と互換性があるようですので利用することは可能です。ただこれ、調べるかぎりこのグラフは道路交通事故による死傷者数のグラフで今回のとは全く関係ないですよね。自分でExcelを使ってグラフを作ったほうが早いかと。
次に内容面に関して。
全体としての感想は、ただ逆走はSCPの仕業だったというだけで面白くありませんでした。基本的な齟齬が目立つので改稿を頑張ってください。