SCP-XXX-JP 俺の兄貴もそう言った(旧)
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SCP-XXX-JP。

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-8112の低危険度物品収容ロッカーに収容されます。

民間人によるSCP-XXX-JPへの曝露が認められた場合には、カバーストーリー"長期入院"を流布した上で対象を適切な財団サイトに隔離し、対象の兄姉と対面させることで対象の精神的影響を除去してください。その後、財団メンタリストによる長期セラピー治療や社会復帰プログラムを実施した上で対象を開放してください。

何らかの理由により対象の精神影響の除去が不可能であると判断された場合、対象にクラスC記憶処理薬を投与することで対象が有するSCP-XXX-JP-Aに関するあらゆる記憶を抹消し、後天性の記憶喪失として偽造診断書を発行、対象の親族に身柄を引き渡してください。

説明: SCP-XXX-JPは成人男性を模した全長18.1cmのプラスチック製アクションフィギュアです。SCP-XXX-JPの背面にはイタリック体で「The Adventure Is Waiting For You!」の文字列が刻印されています。組成分析の結果、SCP-XXX-JPを構成する材料は全て非異常性の物質に由来するものであることが判明していますが、一切の経年劣化の兆候を示しません。

SCP-XXX-JPは自身を用いて人形遊びやジオラマの作成等を含む不特定の動作を行った人物(以下、対象)の記憶を異常なプロセスを経て瞬時に改変する異常性を持ちます。SCP-XXX-JPの異常性が発現する詳細な条件は不明ですが、当該オブジェクトに接触する、持ち上げる等の単純な動作では被験者に影響が見られず、オブジェクトになりきって発話する、オブジェクトの手足を動かして何らかの動作をさせるといった行為を行った際に異常性が発現したことから、SCP-XXX-JPに対してキャラクター性を付与する創作活動を行うことが異常性のトリガーであるとする仮説が提唱されています。

SCP-XXX-JPの異常性に曝露した対象は自身の兄または姉、及びそれに類する立場の人物1に関する全ての記憶を忘却し、実在しない人物(以下、SCP-XXX-JP-A)との架空の「思い出」が元の記憶と置換される形で挿入されます2(以後、改変後の記憶を便宜上「思い出」と表記)。

挿入されたSCP-XXX-JP-Aとの「思い出」は対象が本来の兄姉と経験した出来事をアクション・アドベンチャー風に改変、脚色した形を取ります。そのため、「思い出」は過度に物語的となる傾向が強く、中には現実では起こり得ない事柄に関する記憶も存在しますが、対象がこれらの「思い出」に対して違和感を抱くことはありません。

また、当該オブジェクトの異常性質から、対象の生い立ち等の人格形成に置いて重要な役割を担う記憶の大半がSCP-XXX-JPに曝露した時点で改変され、結果として対象の性格や人間性に曝露以前と比較して変化が認められるケースが多数確認されています。対象に認められる精神影響としては、社交性・積極性の増加、危機的状況への対応力の向上などが顕著な例として報告されています。

これらの精神影響効果は、幼少期から改変対象の兄姉と頻繁に交流し、親密な関係を有していた人物ほどより強く作用することが統計的に明らかにされています3。逆に、兄姉との交流経験が少ない、または自身の兄姉の存在を認識していない人物がSCP-XXX-JPに曝露した場合には、有意な影響は見られませんでした。

SCP-XXX-JP-Aは挿入された「思い出」に登場する、対象の兄姉として振る舞うとされる人型実体です。対象へのインタビューから、SCP-XXX-JP-Aの容姿はSCP-XXX-JPと類似している事が明らかにされています。また、「思い出」におけるSCP-XXX-JP-Aの人物像は「豪快で直情的だが親しみ深い性格」であったとの回答が全ての対象から得られています。加えて、財団の認知する対象の98%以上はSCP-XXX-JP-Aについて好意的な反応を示している点は特筆に値します。この反応がSCP-XXX-JPおよび-Aの有する何らかの認識操作能力に由来する物であるのか、単にSCP-XXX-JP-Aの友好的な人物像に起因する物であるのかについては継続的な調査が進められています。

SCP-XXX-JPの異常性から、SCP-XXX-JP-A及び「思い出」は対象が過去の記憶を回想することによってのみ知覚・認識が可能です。そのため、上記の要素に関する記述の大部分は対象の証言から得られた主観的なものであり、不正確または誤った情報が含まれている可能性に留意してください。

SCP-XXX-JPによって挿入された「思い出」は、非異常性の記憶と同様に記憶処理によって完全に除去することが可能です。しかしながら、記憶処理の実施によって「思い出」を消去した場合であっても、対象が忘却した本来の兄姉に関する記憶を再度想起することはありません。

補遺1-実験記録:


脚注:

ソース: https://www.flickr.com/photos/deonfashion/4462310554/in/photostream/
ライセンス: CC BY-SA 2.0
タイトル: ARGENTINA
著作権者: Deon D
公開年: 2010

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  1. portal:4715733 ( 24 Dec 2018 05:49 )
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