「病めるものに祝福を」

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「はっくしょん!」

我慢していた反動で予想以上に大きくなってしまった声が、廊下に響き渡る。後ろと前を交互に確認するが、人の姿はどこにもない。幸い誰も驚かせることは無く、くしゃみの声を聞かれることもなかった様だ。発生源である私、福路弐条はほっと胸をなでおろす。しかしそれと同時に気持ちの悪い寒気が体を包んできた。

「うう……早く医務室に行かないと……」
「びっくりしたなあ。クラッカーでも突然ならされたのかと思ったぜ。」

頭上から突如聞こえてきた声に驚いて天井を勢いよく見上げた。白い天井と煌々と光るLED照明を包み込むように黒いもやが浮かんでいた。喋る黒いもや。普通の人なら驚いて逃げ出すだろうオカルティックな現象だが、私はこんな見た目をしている同僚をよく知っている。

「素潜!いるなら普通に声をかけるのだ!」
「いやあ、ふらふらしながら廊下を歩いてるフクロウ捜索部隊長を見かけたからさ。倒れないかそっと見守ってあげてたんだぞ?」

話しながら天井のもやが地面に落ちていき人の形を模り出す。完全に人型になった後、素潜はやれやれといった様子で肩を上げて横に振った。

素潜は潜入捜査官として財団に雇用されている。黒いもやで変幻自在に姿を変え移動するその異常性は正に潜り込んで調査をするにはぴったりであり、実際にいくつかのオブジェクトを発見するといった功績を上げている。捜査と捜索、と同じような肩書を持っているため一緒に仕事をする機会が多く、獣人の見た目をした私と黒いもやの見た目をしているといった

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  1. portal:4711359 ( 17 Dec 2018 08:06 )
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