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SCP-2183-JP服用者へのインタビュー記録

対象: 赤山沙羅

インタビュアー: 尾瀬研究員

<インタビュー開始>

尾瀬研究員: ではインタビューを開始します。よろしくお願いします。

赤山氏: ええ、宜しくお願いします。

尾瀬研究員: ではまず初めに、あの薬をどこで手に入れたか教えてもらえますか?

赤山氏: ネット上でのやり取りで手に入れました。どこにも売っていないレアな治療薬があると聞いて藁にも縋る思いで購入したんです。

尾瀬研究員: 治療薬と言うのは、不妊のですか?

赤山氏: ええ、かなり前ですが、お医者さんから不妊症の診断を受けたんです。ホルモンバランスの関係だとかなんとか言っていましたが、ショックでよく覚えてません。

尾瀬研究員: 話しづらいことを聞いてしまい申し訳ないです。

赤山氏: いえ、大丈夫ですよ。確かに当時は辛かったです。タイミングを合わせても全然上手くいかなくて私の夫も言葉には出さなくても大分ストレスが溜まっていたみたいで……でも今はもう大丈夫です。あの薬があるから。

尾瀬研究員: しかし、そんなすごい薬ならば、とても価格が高かったのではないですか?

赤山氏: いえ、むしろ普通の薬よりは圧倒的に安かったんです。もともとパートしないと食べていけないような私からすれば神様のような薬だったんです。

尾瀬研究員: なるほど……あの薬を服用してどのくらい経っているのですか?

赤山氏: 多分、1年ちょっとぐらいでしょうか。大分パーツが集まってきたんです。

尾瀬研究員: その、出産方法に対して奇妙だとか不気味だとか考えはしなかったのでしょうか?

赤山氏: 最初に見た時は驚きました。家で出産できるとか、妊娠期間が短いところも驚きでしたが、それよりも産まれてきた子が左腕しかなかったことが一番の驚きでしたね。でも、不気味だとは全く思いませんでした。

尾瀬研究員: それは、何故でしょうか。

赤山氏: あの左腕は生まれた後も動いていました。小さな手のひらにそっと人差し指を乗せると、しっかりとした手ごたえで握ってくれました。あの子はどんな形をとっていたとしても、私たちの子供なんです。

尾瀬研究員: なるほど。しかし、産む際に毎回陣痛がくるというのはかなり苦痛ではないですか?

赤山氏: 辛いですよ。でも、あの子の産まれたパーツを見つめてるとそんなものどうでも良くなるんです。早くあの子を普通の赤ちゃんにしてあげたい。そんな気持ちでいっぱいになるんです。

尾瀬研究員: ……ちなみに、現在あなたのお子さんはどのような状態なのでしょうか?

赤山氏: あれ、あなたは見ていないんですね?え、と。腕が全部……左足が少し前に来て、だから、右足と頭と、胸の部分が欠けている状態です。

尾瀬研究員: 分かりました。では以上でインタビューを終了させていただきます。ご協力ありがとうございました。

赤山氏: あの……うちの子はちゃんと戻ってくるんですよね?連れていかれたままだと心配なのですが……

尾瀬研究員: ……ええ、健康診断が終わり次第返しますので、ご安心ください。

赤山氏: ああ、安心した!戻ってこなかったらどうしようかと思いました。

尾瀬研究員: お子さんのことをとても大切に思っていらっしゃるんですね。

赤山氏: もちろんですよ。だって、あの子を産みだしてから夫は私を気味悪がって何処かへ行ってしまったし、それに、あともう3ピースで完成するんですよ?今さら最初からなんてもったいないじゃないですか。次は頭パーツが来そうなんですよね。

<インタビュー終了>

終了報告書: インタビュー終了後、赤山さんと関係者に対する記憶処理が行われました。また赤山さんの作成したSCP-2183-JP-Aは生存能力の検査のため保管庫に収容されました。

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