SCP下書き「夜を泳ぐ」

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SCP-XXX-JPの水面に映る風景

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの周りは封鎖され、一般人の立ち入りが禁じられます。SCP-XXX-JPを使用し実験を行う際にはセキュリティクリアランス2以上の職員の許可が必要です。

説明: SCP-XXX-JPは岡山県██町に存在する25mプールです。SCP-XXX-JPには常に内部に水で満たされており、内部を空にしても内壁から水が発生しすぐに元の状態に戻ります。また、21時~5時の間に水面をのぞき込むと上図のような夜の風景が視認できます。この風景は現世界には存在しないものだと判明しています。

月が夜空に視認できる状態でSCP-XXX-JPの水の中にヒト(対象と呼称)が入ると対象はその場から消失します。その後対象は別の世界(SCP-XXX-JP‐Aと呼称)に移動します。SCP-XXX-JP‐Aに侵入した対象は皮膚的感覚を「水中にいるような感覚」と形容します。またSCP-XXX-JP‐Aには床などが存在しないため対象の多くが泳ぐことでSCP-XXX-JP‐A内を移動します。

SCP-XXX-JP‐A内をある程度移動すると、対象の周囲に光る石(SCP-XXX-JP‐Bと呼称)が発生します。SCP-XXX-JP‐Bの表面にはアルファベットが記載されていることが判明しています。SCP-XXX-JP‐Bに触れるとSCP-XXX-JP‐Aとは別の世界(SCP-XXX-JP‐Cと呼称)に移動します。SCP-XXX-JP‐CはSCP-XXX-JP‐Bの種類によって変化します。詳細は探索記録を確認してください。SCP-XXX-JP-Cから脱出する方法は現在まで特定されていません。

発見経緯: SCP-XXX-JPは██町立██小学校にて一時的な小学生の行方不明事件が多発したこと、同小学校内に流行っていた噂との因果関係が財団の目を引き、結果SCP-XXX-JP発見に至りました。以下は小学校新聞内に記載されていたSCP-XXX-JP関連の噂です。なお、この記事を書いた人物の特定はできませんでした。

☆古いプールで自分を変えれる？？☆
██小学校の昔のプールは不思議なの！
自分を変えたいと思ってる健気な子がね？
お月様の顔が見えてる時に飛び込むと……？
不思議な世界にいけちゃうの！！！
そこには不思議な素敵な世界がいっぱいあるの！
全部の世界を訪ねれたら自分を変えれるカモ……？

探索記録: 2018/08/17、D-67372によるSCP-XXX-JP-Cの探索が行われました。D-67372には酸素ボンベ、映像記録装置、マイクを装備させています。

+ 探索記録XXX-JP‐1 

SCP-XXX-JP‐B表面のアルファベット: Nunfy

<探索開始>

D-67372: お、移動したみたいだ。

尾瀬研究員: 周りには何が見えますか？

D-67372: えっと、周りはきらきらしている。ネオンのライトとか、色とりどりの豆電球やらが散らばってる。……あ、目の前にアーチが見える。

尾瀬研究員: なにか書かれていますか？

D-67372: えーっと、「Nunfyの遊園地へようこそ」だと。あ、確かに奥に遊園地があるな。

尾瀬研究員: では、探索を行ってください。

D-67372: はいよ。

[様々な人の笑い声と陽気な音楽を確認。]

尾瀬研究員: 今、周りに人はいますか？

D-67372: ああ、今周りにたくさん人がいるんだ。みんな笑っている。

尾瀬研究員: では、会話を行ってみてください。

D-67372: おう。……なああんた、何がそんな楽しいんだ？

声1: はっはっはっ！何がだって？何もかもがさ！ここは楽しいもので溢れているからね！煌びやかなイルミネーションに、素敵なアトラクション！こんなに楽しいんだ！笑わない方がおかしいさ！そうだろ？

D-67372: ふーん……そんなに楽しいか？

声1: おや？君は楽しくないのかい？……これはおかしい！なあみんな！

[笑い声が大きくなる。それと同時に金属の擦れる音が入る]

声1: ここは楽しい物しかないんだ！君は、不純物だね！

D-67372: ま、まてよ！楽しくないとは言ってないだろ！は、ははっ！あー楽しい！

D-67372: おや、気のせいだったかな？おーいみんな！この子はしっかり楽しんでるんだって！その刃物をしまってー！

D-67372: は、はは……楽しい楽しい！じゃあ、俺はもう行くわ……

声1: そうかい！では十分に楽しんでくれ！このNunfyの遊園地を！

[笑い声が遠くなる]

尾瀬研究員: ……D-67372、何があったのか教えてください。

D-67372: ……ああ、あんたらには笑い声しか聞こえてないのか。

尾瀬研究員: どういうことです？

D-67372: あいつら、一人も笑ってなかった。みんな真顔だったんだ。泣いてるやつもいたな。みんなみんな無理やり楽しんでるんだ。あいつらは。

[アラート音]

機械音声: 心から楽しんでない人を確認しました。直ちに殲滅してください。

D-67372: ……これ、俺のことかな？どう思う？

尾瀬研究員: さて、私には何とも……

[足音らしき音]

D-67372: やばい後ろから追いかけてきてる！追いつかれたらやばい！

尾瀬研究員: どうしたんです？！

D-67372: あいつら、さっきと打って変わってニッコニコなんだ！金槌持って！逃げるぞ！

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  批評コメント批評コメント

  
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  Taterujin 04 Sep 2019 21:27

  拝読しました。
  評価モジュールが付いていませんよ。
  ＞SCP-XXX-JPは21時~5時の間限定で浮遊能力(SCP-XXX-JP‐Sと呼称。)を保持します。
  浮遊能力を保持するのは「対象」だと思います。
  ＞SCP-XXX-JP‐W
  ＞SCP-XXX-JP-S
  一般的にはAからですので、訂正した方が良いかもしれません。
  ＞SCP-XXX-JP-Wに移っていた風景
  「写っていた」だと思います。

  最後の編集 04 Sep 2019 21:29 by Taterujin さらに表示

  0v0_0v0 05 Sep 2019 01:31

  ご批評ありがとうございます！
  ご指摘された点を取捨選択しながら改稿します。

  Fennecist 05 Sep 2019 05:20

  口語的な表現をできるだけ堅い言葉へと直す必要があるように思います。また特別な理由がない限り、サイト番号と日付は黒塗りにせず適当な番号を利用すると良いでしょう。

  SCP-XXX-JPはサイト‐81██の異常物品収容室に収容されています。また、SCP-XXX-JPを使用し実験を行う際にはセキュリティクリアランス2以上の職員の許可が必要です。

  「また」は必要ないと思います。

  SCP-XXX-JPは青い粉末タイプの入浴剤です

  「SCP-xxx-JPは青色の粉末タイプの入浴剤です。」

  SCP-XXX-JPのパッケージには「Night Swim」と記載されており、制作会社などの記載はされていません。

  「Night Swim」は狙いすぎな表現だと思います。このオブジェクトの作成者もそういう意図でこのオブジェクトを作ったんだなとわかってしまうので、ワクワク感が多大に薄れます。

  SCP-XXX-JPを溶かしたお湯(SCP-XXX-JP‐Wと呼称。)の内部に潜ると、夜空のような風景を視認することができます。

  括弧内に句点を使うのは個人的にかっこ悪く見えます。表現もイマイチ堅くなってないように感じます。そして-Wと振るのは(water?なのかもしれませんが)少々不自然で-1や-Aなどとしたほうがいいように思います。

  たとえば「SCP-xxx-JPを溶かした水(SCP-XXX-JP-Aに指定)に潜ると、SCP-XXX-JP-A内部において夜空に似る光景を鮮明に視認することが可能です。」

  風景は現実世界に存在するところであり不定期に変化します。

  これの記載はないか否定したほうが神秘的な印象が強くなる気がします。

  SCP-XXX-JP‐Wにヒト(対象と呼称。)が入ると対象は21時~5時の間限定で浮遊能力(SCP-XXX-JP‐Sと呼称。)を保持します。

  能力を使える時間帯を夜間から夜明けまでなどとしたほうが現象感がましていい気がします。
  「SCP-XXX-JP-Wにヒト(対象と表記)が[身体の範囲の記載]まで入浴すると、対象は夜間から夜明けまでのみ行使可能な空中浮遊能力を得ます。」などとしてみるとそれっぽくなると思います。わざわざその能力にまで識別子を振る必要はないでしょう。

  SCP-XXX-JP‐Sは外に出ている時のみ発動可能であり、家屋の中などでは発動しません。

  「この能力は屋外にいるときのみ行使可能です。」でいいでしょうい。

  SCP-XXX-JP‐Sを使用している対象の動きは総じてクロールや平泳ぎなど日本泳法の型に非常に酷似した動きであり、対象はSCP-XXX-JP‐S使用時の感覚を「水の中にいるよう」と形容します。

  “意思に関係なく”などの何らかの記載がないと、なぜ総じてそのような型になるのかがわからず不自然です。
  「空中浮遊能力を行使している対象の動きは[“意思に関係なく”などの何らかの記載]総じてクロールや平泳ぎなどの日本泳法の型に酷似するものとなります。対象は能力行使時の皮膚的感覚を「水中にいるよう」と形容します。」などとしてみると良いかと。

  SCP-XXX-JPを使用すると対象は高揚感を感じ、SCP-XXX-JP‐Sを使用し続けたいといった衝動に駆られます。そのため、SCP-XXX-JP‐Sを使用した人物は総じて転落死しています。

  ありがちでそこまで面白い記載ではないため、なくてもいいかもしれません。

  補遺

  中途半端にホラーにしようとしている印象を受けました。このままでは恐らくdvが多くなるように思うので、素敵な話で一貫させてみるのはどうでしょうか。

  全体的に

  私ならまちがいなくdvすると思います。

  短い記事は凄いアイデアや雰囲気で戦うものが多く、そしてそのような記事が成功しやすい傾向にあると考えています。この下書きは補遺によって上手くいっていない印象を強く受けましたので、他の短い記事を参考にしどのようにするといいか分析してみると良いでしょう。記事検索で文字数の少ない記事を調べれば色々と見ることができますから、参考までに。

  説明セクション的には補遺で素敵な内容が広げられるものとなる雰囲気を感じたので、その方向に改稿してみるのはどうでしょうか。

  (account deleted) 07 Sep 2019 10:23

  ＞SCP-XXX-JPを使用し実験を行
  使用した実験　としたほうがいいかもしれません

  ＞全体的に
  書きかけの印象がありました

  stengan774 11 Jan 2020 09:34

  そこには不思議な素敵な世界がいっぱいあるの！
  全部の世界を訪ねれたら自分を変えれるカモ……？

  ここでいろんな世界を見られるんだろうなあと期待を煽られたので、ひとつの探査記録しかなくて裏切られた感じが強かったです。こういった記事の魅力はガリバー旅行記のように様々な世界を見られることにあると思うので、是非そういった部分の補強をして頂きたいです。
  また、

  不思議な世界にいけちゃうの！！！
  そこには不思議な素敵な世界がいっぱいあるの！

  この2文は冗長なのでどちらか1文で良いような気がしました。

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