ジャムコンa下書き「ハーメルンの正史」

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ハーメルン

SCP-XXX-JPによる現象が元となって伝わったと思われる「ハーメルンの笛吹き男」を描いた水彩画(1592年)

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██の低危険物収容室にて防音加工が施された専用のケース内に格納された状態で収容されます。SCP-XXX-JPを用いた実験は、セキュリティクリアランスレベル4以上の研究員の許可と監督の元でのみ許可されます。

後述するSCP-XXX-JP-Bは全て死亡しています。幾つかの死体は、サイト-81██にて冷凍保存されています。

説明: SCP-XXX-JPは異常な性質を持った長さ約60cmのショーム1です。SCP-XXX-JPを人間が演奏すると、内部からSCP-XXX-JP-Aが100体以上出現します。SCP-XXX-JPは物理的影響を受けず、破壊が不可能です。

SCP-XXX-JP-Aは、SCP-XXX-JPを吹くと出現する複数の種類の虫のように見える、生物的実体です。発生する実体は、地域によって異なり日本ではスズムシ(Homoeogryllus japonicus)、エンマコオロギ(Teleogryllus emma)、キリギリス(Gampsocleis buergeri)の3種類です。未知の方法で、複数の人間が笑い声や熱狂した様子の声、様々な楽器を演奏している際の音に酷似した60db~130dbの羽音や鳴き声を立てる事が可能です。SCP-XXX-JP-Aの虫の音を10歳以上の人間が聴取すると、即座に意識混濁を起こし最終的に意識を失います。10歳未満の子供(以下、影響者と呼称)が聴取すると、SCP-XXX-JP-Aの虫の音の音源を物理的に追跡したくなる精神影響を受けます。この影響は記憶処理を用いても除去出来ません。

SCP-XXX-JP-Aが出現してから約1時間後、SCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JP内部に戻り、消失します。この時、SCP-XXX-JPから半径100m以内に居る全ての影響者は、精神影響が除去されます。同時に、影響者は縦に整列し、SCP-XXX-JP内部に入ろうとします。SCP-XXX-JPに触れた部分から肉体は縮小し、吸い込まれ消失します。全ての影響者が消失した後、SCP-XXX-JP内部からSCP-XXX-JP-Bが出現します。

SCP-XXX-JP-Bは、ドブネズミ(Rattus norvegicus)のように見える、生物的実体です。消失した影響者の人数分、出現します。行動検査の結果、10歳未満の子供と同程度の知能を持っています。消失した影響者が変化したものと考えられていますが、新たなSCP-XXX-JP-Bを発生させる実験は、倫理委員会の申し出により凍結されています。

補遺: 現在、SCP-XXX-JPによる現象が元となっていると推測される「ハーメルンの笛吹き男」という民間伝承が、一般的に流布されています。しかし、SCP-XXX-JPの異常性と最も合致する部分が多い、信憑性が高い伝承の内容を財団は確保しています。以下はその内容をまとめた物です。

ハーメルンという町で鼠が大量に発生した年があった。困り果てていた町の人々の元に、不思議な姿をした男が現れた。

男は町を助けるのを手伝うと申し出た。残り少ない食物と金品を対価として町の人々が差し出すと、男は背負っていた2本の笛を置いてこう言った。

これを吹けば、町は救われるだろう。

町の人々が笛を吹くと、植物の種が何処からともなく湧いて出た。男は、種をあちこちに撒くように言った。町の人々が種を撒いてしばらくした後、町中から種を持った鼠が笛に向かって列をなし、笛の中に消えていった。最後の鼠が消えると、笛からは様々な宝や食物が湧いた。

笛は、何かを価値ある物に変える魔法の笛であった。

男は、また何か困った事があれば、もう一つの笛を吹けと話し、町を去っていった。

町の人々は豊かな生活を送り、幸せに過ごしていたが、日々減っていく宝が失われる日を恐れていた。

町の人々は、笛をもう一度吹いたが、町に鼠はおらず、宝は手に入らなかった。困った町の人々は、もう一つの笛を吹くことにした。

笛を吹くと、町の人々は眠ってしまった。目覚めると、町中に鼠が再び現れた。人々は喜び、鼠を変えるためにもう1つの笛を吹き、種を撒くために家に帰った。

しかし、家に着くと、町中の子供が消えた事に人々が気付いた。子供が鼠に変わったと知った町の人々は嘆き、止めようとしたが鼠は全て宝に変わってしまった。

現在、伝承の内容からSCP-XXX-JPと似た性質のオブジェクトが存在すると考えられており、調査が進められています。


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