超硬合金製 サンプル
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誤伝達部門より通達
以下のファイルはSCP-XXX-JPの担当職員向け報告書です。複数の矛盾点や存在しない情報が存在しますが問題ありません。
— 瀬戸博士 誤伝達部門日本支部
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは標準収容ロッカーにて収容されます。担当職員はオブジェクトと接触した場合、自身に記憶処理を施してください。
SCP-XXX-JPに関する実験はオブジェクトの異常性により、これ以上無意味とされ無期限停止となりました。
説明: SCP-XXX-JPは局所的な反ミーム性を持つサンプル群です。SCP-XXX-JPは異常性により使用用途が判明していません。実験により以下のことが判明しています。
- SCP-XXX-JPは非異常の超硬合金で構成されている。
- SCP-XXX-JPにはいくつか球体のものが含まれており、それらは全て赤く塗装されている。
- その他いくつかのSCP-XXX-JPにはきわめて精巧1な塗装が施されている。
- 球体以外のものはもともと一つの塊だったものが粉砕されたものである。また粉砕前の形状はおおむねカプセル型であるとみられる。
- SCP-XXX-JPに関する情報を一定以上2認識した人物は、とある特定の概念に関わるものを認識・記憶できない。
発見経緯: SCP-XXX-JPは1989年12月14日に民間人より「付近のトンネル内で男性二人が不審物を取り扱っている」という通報により、フィールドエージェントによって回収されました。回収場所の付近に不審な人物は見られませんでしたが、出所不明のわずかな刺激臭と2人の男性の血痕が確認されました。DNA検査の結果、両者は堺氏、瀬戸裕也氏であることが判明しました。戸籍を使用した調査の結果、両者は存在しないことが明らかになりました。
インタビュー記録: 2020年12月3日、堺氏の関係者である斎藤広志氏に対してインタビューを実施しました。
記事ココマデ
- portal:4678745 ( 01 Jun 2019 03:40 )

拝読しました。
私はスシに明るくないのでスシとしての整合性についてはあまり判断できませんが、私は補遺で「闇寿司」というワードが出た時点でオブジェクトが「いくら軍艦」であると予想がついてしまったので、その後の描写は冗長に感じました。「不明な物体の正体はいくら軍艦だった」という点に面白味が集約されている記事なので、それに気付かないorすぐに気付いてしまうとあまり楽しめないでしょう。
改稿案としては、
みたいなのが思いつきました。ともかく、読者が真相に気付いても面白みに関わらないようにするか、気が付く場所をコントロールするような工夫が必要かと思います。
ありがとうございます。やはり気が付く場所をもっと後に送る工夫が必要ですよね……。狙った方向としては「不明な物体の正体はいくら軍艦だった」なので、後者の方をベースとして改稿してみます。