アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-8800の人型収容室88号室に収容されてます.その性質上,直接的な接触にはサイト管理者とクリアランスレベル4以上の職員3名の許可が必要です.SCP-XXX-JPには,外部に関する情報をいかなる理由があろうとも与えてはなりません.機動部隊 に-9900 (無神論者)は,SCP-XXX-JP-Aが発見され次第,終了し,カバーストーリー 「事故死」を流布してください.
事案█████████以降,物理的拘束が無意味であることが判明し keter に再分類されました.それに伴い特別収容プロトコルは修正されました.
修正前の特別収容プロトコル
SCP-XXX-JPはサイト-8800の人型収容室88号室に収容されてます.その性質上,直接的な接触にはサイト管理者とクリアランスレベル3以上の職員2名の許可が必要です.
説明: SCP-XXX-JPは一般的な巫女服を着た年齢不詳の女性です.少なくとも肉体年齢は18前後であることがわかっていますが,数年毎に検査しても肉体年齢には変化が見られません.このオブジェクトの異常性は異常性の対象となる人間をSCP-XXX-JPが知覚した場合に発現します.異常性の対象となった人間(以降,SCP-XXX-JP-Aと呼称する)は数秒程度で心肺停止状態になります.SCP-XXX-JP-Aは30分後,蘇生しますが,その際に一般に有用である異常な性質を付与されるか身体が著しく変化します.また,付与される性質及び蘇生後の身体はある程度,制御が可能であることがわかっております(補遺-1を参照).
SCP-XXX-JPによって付与される性質には以下のものが含まれます.
- 一定回数まで死を免れることができる.
- 一般的に治療不可能されるレベルの重度の怪我を一瞬にして回復させることができる.
- 超硬度の氷を自由自在に作りだすことができる.
- 一瞬で自身を含め数名を任意の場所に移動させることができる.
このように非常に有用な異常性を獲得します.しかしながら,これらの性質が付与された人間の95%はSCP-XXX-JPから蘇生の条件として「お願い」をされます.その「お願い」を実行不能に陥ると再び心肺停止状態になります.「お願い」の中には以下のような収容違反につながるものも多数見られます.
- 外の空気を吸わせてほしい.
- 拘束具がきついから緩めてほしい.
- 息苦しいから布をとってほしい.
- テレビを見たい.
対象 | 蘇生前 | 蘇生後 |
D-8810 | 一般的な中肉中背の31歳男性 | 高身長で細身の21歳男性 |
D-8830 | 寸胴体型で高身長の4█歳女性 | 低身長でグラマラスな18歳女性 |
D-8840 | 一般的な中肉中背の34歳男性 | 一般的な身長のグラマラスな1█歳女性 |
D-███ | ████████████の██歳男性 | 高身長で細身の1█歳女性 |
███研究員 | 低身長で太っている██歳男性 | 低身長で細身の1█歳男性 |
このように年齢遡行すら可能であるのは特筆に値しますが,少数ではあるものの異常性を付与されたもの同様,収容違反につながる可能性がある「お願い」を条件に蘇生されるケースが存在します.
SCP-XXX-JPは神奈川県███市███の神社にて祀られている所を別のオブジェクトを回収しに来ていた財団エージェント███によって拘束されました.エージェント███はSCP-XXX-JPの異常性を発見すると,睡眠している最中を見計らって,拘束し即座に財団のサイト-████にて一時的に収容しました.その後,サイト-8800に移送され現在に至ります.
- portal:4589521 ( 14 Dec 2019 14:21 )

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