アイテム番号: SCP-2271-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル:
ドローンによって捕捉された出現から22分後のSCP-2271-JP。
説明: SCP-2271-JPは体長約390m、体高約80mの有機的存在です。SCP-2271-JPはキチン質で構成された網目状の外骨格と、赤色に発光する軟質組織からなる円筒型の肉体を持ち、角のあるウシ科ヤギ属の頭骨に類似した形態1の頭部を有しています。SCP-2271-JPに眼球や聴覚器官に相当する構造は確認できませんが、未確認の方法による周囲を索敵する能力を有しています。
SCP-2271-JPは極めて強力な現実改変能力を有しており、通常時は8.7-9.1Hm程度の高い現実性を示します。SCP-2271-JPは内部現実性の高まりとともに活動が活発化することが確認されており、生命活動の一部が現実改変で担われていると推測されています。
SCP-2271-JPは2013年7月25日にロシア連邦極東連邦管区サハ共和国[編集済み]で捕捉されました。
SCP-2271-JPの軽微な現実性上昇が確認される。この時点での観測値は3.2Hmであった。
現実性の上昇が確認される。この時点での観測値は3.8Hmであった。
安定化のために周囲空間の現実性安定化用のスクラントン現実錨が稼働される。
現実性の上昇が確認される。この時点での観測値は4.2Hmであった。
現実性の上昇が確認される。この時点での観測値は4.4Hmであった。
現実性の上昇が確認される。この時点での観測値は4.5Hmであった。
現実性の急速な上昇が確認される。この時点での観測値は9.6Hmであった。
SCP-2271-JPに打ち込まれたスクラントン現実錨搭載封印釘が一斉に機能停止に見舞われる。遠隔での再起動が試みられたものの入力が受け付けられず失敗した。
スクラントン現実錨搭載封印釘がSCP-2271-JPから押し出され、脱落し始める。サイト司令部より周囲空間現実性安定化用のスクラントン現実錨を予備機を含めて全機稼働させることが指示される。
スクラントン現実錨の全機稼働を開始。同時に9.9Hmにまで上昇していたSCP-2271-JPの内部ヒュームは6.2Hmにまで低下した。
SCP-2271-JPの現実性が6.0Hmまで低下する。
SCP-2271-JPの頭部付近左側面の現実性が局所的に上昇し、14.3Hmを記録する。
体表付近が発光し、加速された水素原子からなる粒子線と推測される光線が照射される。
粒子線を照射された稼働中のスクラントン現実錨のうち13%が突如として融解/変形/歪曲/爆発する。また、スクラントン現実錨の調整作業及び落下したスクラントン現実錨搭載封印釘の回収作業にあたっていた作業員11名が粒子線の直撃を受けて死亡した。
スクラントン現実錨の機能停止により部分的にSCP-2271-JPの現実性が再び上昇の傾向を見せる。
SCP-2271-JPの現実性が19.7Hmまで急速に上昇する。全体が発光し、粒子線が照射される。
稼働中のスクラントン現実錨の93%が機能を停止。粒子線の直撃により退避中の作業員を含む139名が死亡する。
SCP-2271-JPの現実性が上昇する。この時点での観測値は44.3Hmであった。
SCP-2271-JPの現実性が上昇する。この時点での観測値は61.9Hmであった。
SCP-2271-JPが頭部を持ち上げる。
SCP-2271-JPが不明な言語と思われる音響を発する。
220m圏内に存在していた人員のうち92名の体液が不明な要因により沸騰する。
SCP-2271-JPの現実性が上昇する。この時点での観測値は82.6Hmであった。
サイト内の武装機動部隊γ-3が戦闘を開始。SCP-2271-JPへの攻撃が開始される。
SCP-2271-JPの現実性が上昇する。この時点での観測値は83.1Hmであった。
SCP-2271-JPの現実性が上昇する。この時点での観測値は83.9Hmであった。
SCP-2271-JPが不明な言語と思われる音響を発する。
SCP-2271-JPに対しての攻撃を行っていた全機動部隊員が攻撃を停止し、SCP-2271-JPと同様の不明な言語と思われる音響を発する。直後、全対象が急速に肌色の芋虫状の存在へと再構築される。これらの存在は数分間生存していたが、間もなく死亡した。
SCP-2271-JPが不明な言語と思われる音響を発する。
SCP-2271-JP周囲680mに存在した人員のうち64名が同時に物質的な再構築に見舞われる。
SCP-2271-JPの現実性が急速に上昇する。この時点での観測値は106.3Hmであった。
SCP-2271-JPの現実性が急速に上昇する。観測値は142.6Hmであった。
SCP-2271-JPが不明な言語と思われる音響を発する。
SCP-2271-JP封印施設が部分的に再構築され崩壊する。
SCP-2271-JP封印施設の一部が浮遊、空中を反時計回りに旋回する。
SCP-2271-JPの現実性が上昇する。観測値は184.9Hmであった。
SCP-2271-JPが不明な言語と思われる音響を発する。
SCP-2271-JPが浮遊し上空60m地点で停止する。
SCP-2271-JPが38秒間に渡って不明な言語と思われる音響を発する。
SCP-2271-JPが激しく発光する。SCP-2271-JPの現実性は184.9Hmから瞬間的に上昇し671.3Hmを記録した。
SCP-2271-JPが消失、現実性が1.2Hmまで低下する。同時に強力な電磁パルスを伴う大規模な爆発が発生する。
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任意A任意B任意C- portal:4589204 (29 Oct 2018 15:23)
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