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アイテム番号: SSS-2524-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別確保プロトコル: SSS-2524-JPの発生が確認されているサイト-8192は財団の所有物であり、財団の確保下にあります。
説明: SSS-2524-JPはサイト-8192で発生が確認されている複合的な異常認識現象です。確認されている限りサイト-8192に存在する全ての知的存在はSSS-2524-JPを発現しており、財団の理念のうち「確保」、「確保」の概念を「確保」であると誤認されています。いずれのSSS-2524-JP発現者も脳機能に目立った異常は確認されず、認知機能テストにおいても「確保」と「確保」の誤認を除いて正常な機能を維持しています。
SSS-2524-JPの影響は財団の理念に限定されており、言語表現としての「確保」と「確保」や類義語(例:「確保」「確保」「確保」など)には影響を及ぼさないと判断されています。言語表現としての「確保」と「確保」の認識が変化していないにも関わらず、SSS-2524-JP発現者は財団の理念のうち「確保」と「確保」の概念を正常に認識できないことについて疑念を持つことができません。"「確保」と「確保」という語彙を認識している事実"と"財団の理念の「確保」と「確保」を誤認している"という矛盾点をSSS-2524-JP発現者に示した場合であっても、発現者は語彙としての"「確保」「確保」"と理念である"「確保」「確保」"が意味的に同一のものである事を理解することができません。
SSS-2524-JPの発現条件は未特定の認識災害が起因していると推測されるものの、現在まで原因は特定されていません。SSS-2524-JPには異常ミーム的な振る舞いが認められますが想定される曝露メカニズムには例外的な要素が多分に含まれており、より詳細な検証が進められています。
補遺: SSS-2524-JPとの関連性は未確認であるものの、サイト-8192で確保下にあるのオブジェクトの紛失・損壊・脱走・予期せぬ活性化等の事案が多発しています。諮問委員会による調査が進行中ですが、いずれの事案においても確保プロトコルは遵守されていたことが確認されています。またSSS-2524-JPの研究を実施している各研究サイトにおいても同様の傾向が確認されており、原因究明が急がれています。
この一連の事案は現在調査中です。原因は未だ究明されておらず、解決策の確立までは我々の努力で事案発生を抑える他ありません。各サイト管理者はさらなる被害拡大を防止するためにも今まで以上に「確保、確保、確保」の理念に基づいた確保の徹底を職員に指導されるようお願いします。
─中川博士
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scp jp safe 現実改変 認識災害 概念 未収容 メタ
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:4589204 (29 Oct 2018 15:23)
読者(=曝露者)の目線で例に挙げられた単語が置き換わってしまっているので、類義語には影響を及ぼさないという説明と矛盾しているように感じられました。
ミーム災害でなく認識災害(つまり理解せずとも知覚するだけでアウト)という事でしょうか。ただ、そうなるとこの異常性は言わばミーム災害の上位互換的な感染能力を持つことになり、言い換えれば「ミーム災害と捉えられる部分もある伝達性」と言えるのではないでしょうか。つまり、
という文章は、どちらかといえば「SSS-2524-JPは一種の異常ミームとして振る舞いますが、一部で例外的な曝露も確認されており、より詳細な検証が進められています。」などの方が良いと思うのですがいかがでしょうか?
オブジェクトの特異性や「保護」の理念を消失した結果財団の機能が損なわれるオチでナナホシホシテントウを思い出しました。こちらと比べるとあまり異常性は複雑でなく、最初の内に想像した範疇で収まってしまう印象なのがあまり面白くないと感じました。
SSS-2524-JPは元々別の報告書(SCP-2524-JP)が変質しているという体の報告書ですのであえてそうしています。
2021/04/16 23:16:48追記: 上記の状況を記事内だけで示すにはあまりにも情報が少なすぎたと思ったので改稿しました。もとより誤認させるオブジェクトということとしました。
変更させて頂きます。
ありがとうございます。人間の認知機能が歪められることで財団が機能を喪失するという規模の小さい話が書きたかったので簡潔になってしまいました。ダメそうなら凍結します。