SCP-2446-JP - 壊れゆく世界、それはそれとしてお椀に注がれるわんこそば

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アイテム番号: SCP-2446-JP

オブジェクトクラス: Thaumiel

特別収容プロトコル: SCP-2446-JPは一般社会への露呈の可能性の低さから特別秘匿されません。ガンジュサン・プロトコル実施が検討される段階になった場合にのみ岩手山頂上付近への一般人の立ち入りを禁止し、岩手山-盛岡市間の現実性供給パイプラインを敷設してください。

説明: SCP-2446-JPは岩手県盛岡市内全域で摂食されたわんこそばに連動して岩手山頂付近の現実性が上昇する未知の現実性異常現象です。周辺現実強度によって若干数値が変動するものの、1杯の摂食につき0.027 Hmの現実性上昇が確認されています。これらの現実性上昇は摂食者がわんこそばを食べ続ける限り持続します。

SCP-2446-JPの発現には給仕者が椀にそばを投入し摂食者が食べ続けるという一連の行動が必要であり、これらのわんこそば特有の食事様式が守られない場合は現実性への異常は生じません。SCP-2446-JP発現中に摂食者が椀の蓋を閉めて終了の意思を表明した場合、給仕者がわんこそば特有の食事様式から逸脱した行動をとった場合は上昇を示していた現実性が急激に元の水準に低下します。その為、ほとんどの場合でSCP-2446-JPは継続的な現実性上昇を招かずに終結します。

当初、SCP-2446-JPは岩手山頂付近で発生する著しい現実性変動として2006年に報告されました。岩手山付近での様々な試験、調査が行われましたがこれらの現実性変動の原因は不明とされてきました。2018年に激しい現実性上昇が確認された日時が、盛岡市内で開催された「全日本わんこそば選手権」での進行状況と統計的に連動していることが発見され、現実性上昇とわんこそばの摂食が関連している可能性が浮上しました。2020年には新型コロナウィルスの流行による盛岡市内でのわんこそば消費量の落ち込みに連動して岩手山頂での現実性上昇が過去最低を記録、加えて「全日本わんこそば選手権」が中止されたことで前年まで観測されていた現実性の急激な上昇が観測されませんでした。これらの事実から異常性が認定され、複数回の実験を経てSCP-2446-JPに指定されました。

SCP-2446-JPが食事様式と紐付られた現象であることから何らかの呪術や宗教儀式的要因によって引き起こされている可能性が検討されていましたが、わんこそばの発祥地である花巻市がSCP-2446-JPの発現とは一切関連していない点や、現在までにわんこそばに関連した信仰や宗教的異物が発見されていないことから否定されています。

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    必要権限を確認しました。


    補遺. ガンジュサン・プロトコル/ZKクラスイベント退避シェルター構築プロトコル
    ガンジュサン・プロトコルはSCP-2446-JPの現実性上昇を利用してZK-クラス:現実不全シナリオ発生によるKクラス世界終焉事象を回避可能な領域を構築するプロトコルです。ガンジュサン・プロトコルは以下の手順で実行されることが検討されています。

    手順1. ZK-クラス:現実不全シナリオ発生宣告から8時間以内に蕎麦、小麦粉にアレルギーのないDクラス職員を80人徴収する。これらの人員の消化機能を生物学的/呪術的/キネト災害的/現実的技術によって強化する。なおこれらの要員の確保に際し、肉体の治癒や外科的改造からの回復が期待出来るオブジェクト群の動員が例外的に許可される。

    手順2. 蕎麦粉10,000kg、水8,000L、椀等、その他わんこそば実行に必要となる資材を用意する。この際、蕎麦の製造訓練を受けたガンジュサン・プロトコル要員を全員招集する。

    手順3. 長期の蕎麦製造を可能とするために各種資源再利用装置及び簡易な生活環境コンテナを盛岡市内の財団施設であるエリアβに設置する。エリアβの現実性を確保するために筒状に組み込んだスクラントン現実錨によって内部に流動現実性位相空間を形成する機能を持った現実性供給パイプラインを岩手山頂上付近からエリアβまで敷設する。上昇した現実性は現実性の高低差に基づき岩手山頂上付近から流動現実性位相空間へと流入する。SCP-2446-JPを発現させる前に流動現実性位相空間を予め形成しておく必要があるため、現実性供給パイプラインのスクラントン現実錨は設置と同時にに稼働させる。この際、エリアβからの現実性流出を防止するためにエリアβ内のスクラントン現実錨も起動する。

    手順4. 準備完了次第エリアβにガンジュサン・プロトコル要員と改造済みDクラス職員80名を配置する。

    手順5. ガンジュサン・プロトコル要員が蕎麦製造と給仕を担当し、改造済みDクラス職員80名にわんこそばを摂食させ続ける。

    手順6. SCP-2446-JPの発現が正常に発現していることを確認後、順次財団要人を岩手山頂上付近(以下エリアα)に輸送する。この際、財団の81圏域の指揮機能をエリアαに移植する。

    手順7. SCP-2446-JPを発現し続けることでエリアαにおける適切な現実性を維持する。

    手順8. 手順7をZK-クラス:現実不全シナリオ沈静化まで継続し続ける。その間にエリアαを拠点のひとつとして世界終焉からの修復を計画/実行する。

    ガンジュサン・プロトコルはSCP-2446-JPの現実性上昇特性により、要人を現実性異常から回避させることが可能であると判断されています。Dクラス職員の身体改造と蕎麦を接触させ続ける行為について倫理部門から「非人道的である」との指摘が成されており、現在調整中です。



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