
SCP-XXXX-JP
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPの発生が確認された場合、機動部隊お-43("インドの大泥棒")によって即座に切断されます。
説明: SCP-XXXX-JPは中空に出現する1本のクモ(Araneae)の糸です。SCP-XXXX-JPは日本国内において犯罪を犯し収監されている人物(以下、SCP-XXXX-JP-A)が密集している箇所に出現します。その特性から主に刑務所やDクラス職員を収監している財団施設などに出現することが多く報告されており、放置することによってDクラス職員の補填に多大な影響を及ぼすことが懸念されています。SCP-XXXX-JP-AはSCP-XXXX-JPを視認するとSCP-XXXX-JPを登らなければならないという精神影響に罹災します。SCP-XXXX-JP-AはSCP-XXXX-JPを視認している間、クラスB霊体へと姿を変化させます。これにより収監されている施設の壁や天井を無視してSCP-XXXX-JPを登ることが可能となります。SCP-XXXX-JPは出現と共に移動することが確認されています。
多くの場合、SCP-XXXX-JPを登っている最中にSCP-XXXX-JPは切断され、SCP-XXXX-JP-Aは落下します。SCP-XXXX-JPは切断された瞬間に消失し、それによりSCP-XXXX-JP-Aは肉体を取り戻します。肉体を取り戻したSCP-XXXX-JP-Aは登った距離に応じた速度で落下し激突することにより、ヒトや建築物に対し被害を及ぼします。現在までSCP-XXXX-JPを登り切った例は1例のみです。詳細は実験記録を参照してください。
以下はSCP-XXXX-JPを用いた収容実験の一部です。
実験記録001
対象: SCP-XXXX-JP
実施方法: SCP-XXXX-JP-Aが登り始めてから即座にSCP-XXXX-JPを切断する。
結果: SCP-XXXX-JP-Aは落下したが、致命傷には至らなかった。
分析: 即座に切断することで被害は最小に抑えることができそうだ。
実験記録002
対象: SCP-XXXX-JP
実施方法: SCP-XXXX-JP-Aが登り始めてから非物質変異無効装置を用いてSCP-XXXX-JP-Aを実体化させる。
結果: 実体化したSCP-XXXX-JP-Aは落下した。
分析: 霊体であることがSCP-XXXX-JPを登る条件のようだ。
実験記録003
対象: SCP-XXXX-JP
実施方法: SCP-XXXX-JP-Aが登り始めてからパラシュートとカメラを持たせた1名を除いて、非物質変異無効装置を用いてSCP-XXXX-JP-Aを実体化させる。
結果: 実体化したSCP-XXXX-JP-Aは落下し、実体化しなかった1名のみが登り切ったが、登り切った1名は戻ることはなかった。
分析: 上空で何があったのだろうか。
実験記録004
対象: SCP-XXXX-JP
実施方法: SCP-XXXX-JP-Aが登り始めてから機動部隊により上空を探索する。
結果: SCP-XXXX-JPが途切れている地点でポータルを発見した。
分析: 次回よりポータル内部の探索を開始する。
ここから未定
- portal:4549537 ( 09 Nov 2018 03:31 )

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