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ブタモドキ
品番 | 型番 | 個数 | 価格 |
---|---|---|---|
に-P-2229 | P01-α | 1頭 | ¥ 150,000~ |
に-P-2229 | P01-β | 10頭 | ¥ 1,000,000~ |
特徴
- どんな生物の種でも子供を産みます。
- 産まれてくる個体はメスのみとなります。
- 飢餓や病気に対し非常に強い耐性を所持しています。
仕様
- 遺伝子の改良を受け、どんな生物とでも子供をつくることが可能になりました。
- 肉質は上質で食用に適します。
- 鳴き声には周囲に存在する生物のオスを発情させる効果があります。
説明書: に-P-2229 "ブタモドキ"は2001年に当研究所が開発した特殊な性能をもったブタです。
に-P-2229は1年間を通し常に発情期であり、妊娠することが可能です。鳴き声により周囲に存在する生物のオスを発情させ、交接を経て妊娠します。妊娠した個体は1週間ほどで出産し、産まれてきた個体は約1か月で成熟します。産まれた個体の遺伝子は種付けした生物とブタの混じったものとなり、知能や習性は種付けした生物に依存します。成熟した個体は通常のブタと同様の手順で解体し、食料として活用することが可能です。
に-P-2229は現代の食糧問題を解決すべく研究が開始されました。現在、世界中で食料不足が深刻な問題として提起されています。に-P-2229は飢餓や病気に対し非常に強い耐性を所持しているため、食料が不足している発展途上国においても容易に繁殖させることが可能となっています。
注意 に-P-2229は性処理用玩具ではありません。
に-P-2229の本来の用途とは異なる使用の事例が相次いでいます。に-P-2229と性交渉を実施した場合、産まれてくる個体の肉質はヒト由来のものとなります。に-P-2229との性交したことによる損害については当研究所は一切責任は負うことはできません。

研究者コメント
「世界の食料問題を解決したい」わ-V-1260を様々な国で売り渡った私はとある組織からの要望もあり、この問題に着手することにしました。凍霧氏によって開発されたが-B-0183の技術を流用させてもらい、生物を発情させる効果をもったブタを開発することが可能となりました。これにより、に-P-2229は様々な生物から種をもらい繁殖を続けることが可能となっています。に-P-2229が世界の食糧問題を解決させる一手となることを願っています。
Bエリア第1研究所 ヒト科生物研究員 難波 謙司
お客様の声:
- このブタのおかげで村の子供たちも毎日肉が食べられるようになりました。感謝の気持ちでいっぱいです。 ――49歳男性 NPO企業職員
- 素晴らしい生き物です。もっと繁殖させ世界に広めていきたいと思います。 ――25歳女性 慈善財団職員
- 味は非常に良く、上質です。まるで特上の石榴…いえ特上の刺し肉のような味わいです。強いてあげるとすれば見た目が豚肉と同等なのはマイナスですね。 ――匿名希望
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警告
必ずお読みください
繁殖しすぎたブタモドキが放棄される事案が発生しています。ブタモドキはその繁殖能力の高さから放棄された場合、山林の食物を食べつくす恐れがあります。それにより、近隣の農作物に対する被害も確認されています。野生化したブタモドキは非常に獰猛であり危険なため、駆除を行うには専門の業者が必要となります。駆除を依頼する場合は当研究所までご一報ください。ブタモドキ駆除の専門業者を派遣します。 ――Bエリア第1研究所 "ブタモドキ"開発チーム
※駆除の際の価格は要相談となっています。

資金にお困りの方はローンも対応しています。
有村カードローン(株)
- portal:4549537 ( 09 Nov 2018 03:31 )

(少なくとも表向きでは)食料問題を解決するための発明ではありますが、それと知能や頭部は父親譲りという点が噛み合わずに気持ち悪くするための設定感が拭えません。科学的にどうとかは正直分からないので荒唐無稽な意見かもしれませんが、豚と父親の生物が入り混じった感じになる方が自然かと思いました。
上記のようになるよう修正を加えました。
批評ありがとうございます。
引き続きよろしくお願いいたします。
拝読させていただきました。的外れなことを言っていたら申し訳ありません。
食料問題を解決するためのオブジェクトですね。その裏に隠れた異種姦の気持ち悪さ・人を食す業の深さがいい味を出していると思いました。クロスリンクも適切で、これもまた性的なドロドロさを引き出していると思います。
しかし違和感を勘いた部分があったため、以下にそれらを述べさせていきます。
該当の箇所を削除いたしました。
修正しました
批評ありがとうございます。
引き続きよろしくお願いいたします。
セット販売について
成豚なのか子豚なのか分かりませんが(主な客層を発展途上国に限定するなら成豚?)、サイズや育成のことを考慮すると10頭単位での販売は消費者にとってあまり親切じゃないように感じました。「発展途上国での食料問題を解決する」という建前がある以上、セット販売にするのはややイヤらしいように思うので、1頭単位での販売にしても良いかもしれません。
オチについて
カタログ目線での話となりますが、「石榴」という言葉は一般の消費者からすれば意味不明であり、購入意欲を高めるためにある「お客様の声」としては不適切だと感じました。一般の消費者から見た場合を想定して表現した方が良いと思われます。
全体的な感想
最初の「特徴」と「仕様」だけで後の展開が十分予想でき、いまいちぐっとくるものがない印象です。商品としての側面を逸脱しない程度に、生理的な気持ち悪さに訴える要素がもう少し欲しいところです(具体的な提案ができず申し訳ないです)。
例えば、型番P01-αは一番安価だけど通常の豚同様の飼育方法が必要、型番P01-βはhttp://http://ja.scp-wiki.net/s-a-6157の遺伝子が組み込んであるから飼育コストが掛からないけど非常に単価高いし維持サプリ代もかかる…みたいな、型番によって性能差、価格差があると良いと思いました。
ここと、
こことで、
「ヒト科生物研究員」と「難波 謙司」との間が全角スペース、
49歳男性とNPO企業職員および25歳女性と慈善財団職員との間が半角スペースなのは意図されたものでしょうか。
「肩書 ― 個人」という関係を結ぶスペーシングだと思われたので、全角スペースへの統一の必要を感じました。
二倍ダーシが繋がっていません。表現として不適格ではないと思いますが、やはり印象が良いものではないと思います。
たとえば、全角スペース2つに打消し線を引くなどして、視覚的によりよい二倍ダーシを作ることができます:
また、これは好みですが、二倍ダーシを用いるときには、その前後に半角スペースを入力することで、より視覚的に柔らかくなります:
他の署名は無理やりいじると却ってレイアウトを損ずる気がしますが、難波氏の署名に関しては、右揃えにすることで、より洗練されたデザインに見せられるような気がします。そこで、右揃えを用いた次のような変更を提案します:
なお、「――25歳女性 慈善財団職員」の部分が、PC環境では難波氏の肖像との兼ね合いで二行にまたいでしまっています1。この部分は右揃えとかすると却ってレイアウトを損じかねない2ので、十文字程度の加筆または削減を施すことを提案します。たぶんそれくらい増減すれば署名が一行に収まります。
意図したものです。過去のGoIフォーマットを踏襲しています。
こちらも過去のGoIフォーマットを踏襲しています。
こちらも過去のGoIフォーマットを踏襲しています。
こちらは適用いたしました。
検討いたします。
以上です。批評ありがとうございます。
引き続きよろしくお願いいたします。
過去の
VideoGameMonkeyMONOさんの書かれたものがこの形式を取っているんですね。
すみません、確認不足でした。
これは私の所為なのですが「 Bエリア第1研究所 ヒト科生物研究員 難波 謙司」のところの二倍ダーシが私の訂正案の通りになってしまってます(私がそれぞれの変更案に直前の提案を段々反映させていたからです。注釈しておけば良かったですね)。済みませんが次回編集時にご随意の形式に訂正をお願いします。
文章について追って指摘させてください。
「~することにより」は、日本生類創研が主語になっていて、後半でブタが主語になるのとはズレる上、「これからそのようになる(される)」を含意する接続だと思います。
手前味噌ですが「遺伝子の改良を受け、どんな生物とでも子供をつくることが可能になりました。」ではどうかと思います。あるいは、「遺伝子の改良により、(承前)可能になりました。」であれば、原文の雰囲気を保ちつつ、問題点を薄めています。
「周囲を発情させる効果があり」と「周囲に存在する生物のオスを誘い」は、状態と動作の区別があるのは解るんですが、さすがに意味の重複の感があります。「周囲」が言葉として頻発しているのも調子を崩しています。
「鳴き声により周囲に存在する生物のオスを発情させ、交接を経て妊娠します。」くらいが落としどころではないかなと感じます。
加えて、別に未知の手段で孕むのでないことは何となく察せられるし、後の記述でも分かるんですが、私は「発情」から「妊娠」の間に交接の記述が欲しいです。論理の飛躍とかではないですが文章として、ちょっと飛距離が長い気がしています(先に提案したものはこれも含んでいます)。
名詞化された動詞「使用」に対しては「に-P-2229の」ではないかと思います。また、「事例」に連なる句に「使用方法」が包まれていますが、このようなときは「事例」のほうが「使用方法」よりも文の要素としての存在感みたいなものは強いほうがいいんじゃなかろうかと思います(主節と従属節の関係のような感覚です)。「使用」でとどめてもいいのではないでしょうか。
また、「散見しています」の部分に関し、主語1と能動・受動の不一致を感じます。「散見されます」、あるいは説明書としての文体を考慮するに「相次いでいます」あたりではいかがでしょうか。
綜合して、「に-P-2229の本来の用途と(とは)異なる使用の事例が相次いでいます。」等、ご一考ください。
また、「濫用」という言葉を用いれば、
「に-P-2229の濫用の事例が相次いでいます。」まで簡潔な表現になります。これほどまで変えるとニュアンスが傷つくかもと思いますが、こちらご参考までに供します。ご判断に応じてお使いください。