悪人救済根機

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは小型アイテム収容ロッカーに収容されます。

説明: SCP-XXX-JPは阿弥陀仏の精密なイラストが描かれた25.5cm×18cmの紙製の封筒です。一般的な紙と同様、破壊することが可能です。SCP-XXX-JPの異常性は、SCP-XXX-JPを手に持った人物(以下、加害者。)が自分が過去行った行為を想像したときに発現します。阿弥陀仏のイラストの下部に金額が表示されます。表示された金額をSCP-XXX-JP内に入れることで想像した行為に関連した人物(以下、被害者。)の記憶から加害者が行った行為に関する記憶の消失・改竄が行われます。SCP-XXX-JP内部へ入れた現金は消失します。

東京高等裁判所において、不審な点が残っているにもかかわらず裁判当日に関係者全員により被害者は事故死したものと判断され、無罪判決が下されるという事象が発生しました。その後、被告人である山之辺 享二被告は「広域指定暴力団東栄會直系"有村組"」の構成員であることが判明しました。

発見経緯: 山之辺氏が再度殺人を行った際、被害者の同居人が警察組織に通報したことが確認されましたが、その際異常性の発生を観測し発見に至りました。通報内容は自宅に不審な人物が押し入り、金品を強奪した上被害者を殺害したというものでしたが、警察機関が到着した際には被害者が自殺したといった証言に変更されました。警察機関はそれに対し、特に疑問を感じず結果として被害者は自殺として処理されました。山之辺氏を監視していた財団職員の記憶も改竄されたため、当初は財団側も山之辺氏の犯行を感知できませんでしたが、不審な通報内容を偶然発見した研究員により別件として調査が開始され、監視カメラに山之辺氏が被害者の自宅へ侵入した映像が映りこんでいたため、なんらかの異常存在が関与していることが確定しました。その後、山之辺氏を異常存在に関与している人物として捕らえ尋問した結果、SCP-XXX-JPの存在が明らかとなりました。山之辺氏の証言によるとSCP-XXX-JPは、10年前に死亡した有村組の構成員である父から受け取ったものであると証言しています。山之辺氏は現在財団にて拘留されています。

補遺: 有村組が当オブジェクトに関与しているものとして、有村組への調査が開始されました。数人の幹部を含む有村組構成員を捕らえ、SCP-XXX-JPについて尋問を行いましたが有力な情報は得ることができませんでした。山之辺氏は有村組内において一般の構成員であったことから、組織として有村組は関与していない可能性が浮上しました。

その後、山之辺 享二氏の父である山之辺 賢二氏の調査が開始され、以下の様な文書が発見されました。

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この文書から有村組が関与している可能性は薄く、山之辺氏が檀家となっている千葉県袖ケ浦市に存在する浄土真宗所属寺院である正善寺が関与している可能性が浮上し、調査が開始されました。以下は正善寺の住職である大曽根 宏一郎氏へのインタビュー結果です。

対象: 大曽根 宏一郎氏

インタビュアー: エージェント・シタミ

付記: 大曽根氏はSCP-XXX-JPについての知識を所持していることが確認されています。

<録音開始>

エージェント・シタミ: SCP-XXX-JPについて知っていることを教えてください。

大曽根氏: まず、うちの寺の悪人正機っていう思想を主眼としていて、「“悪人”こそが阿弥陀仏の本願による救済の主正の根機である」という考え方なんです。

エージェント・シタミ: 悪人ですか。

大曽根氏: ええ、まあ悪人とは言いますけども、我々の行為は全て根本的に悪であり全ての人間は悪人であるという考えを持ち、自らがまことの善は一つも出来ない悪人であると気づいている状態こそ救済の根機であるという考えですね。

エージェント・シタミ: それとSCP-XXX-JPとどういった関連性があるのですか。

大曽根氏: 運命は「因」がもたらされ、「縁」によっては、思わぬ「果」を生みます。これを作った人は思わぬ「果」を恐れたのでしょう。「因」そのものを消すことによって。

エージェント・シタミ: それでSCP-XXX-JPを売買していたのですか。

大曽根氏: あれを売っていたのはもう50年以上前のことですよ。推測はできますが本質はわかりません。

エージェント・シタミ: それでは誰に売ったかも今は最早わからないと。

大曽根氏: ええ、その通りです。

エージェント・シタミ: 消失した現金はどこに消えているのですか。

大曽根氏: 私にはわかりかねますが、なんとかって暴力団1が関わっているらしいことは聞いたことがあります。

エージェント・シタミ: SCP-XXX-JPの存在を知っていながら使用している人間を止めようとは思わなかったのですか。

大曽根氏: 記憶から消されてしまうのに止めることは難しいでしょう。それに我々の思想をお忘れですか。

エージェント・シタミ: 人間は全て悪人であり、それに気づいたものが救われるというやつですか。

大曽根氏: ええ、どうあがいても人間はみな悪人なんですよ。

エージェント・シタミ: それがどうしましたか。

大曽根氏: だって何やっても結局悪人なら悪いことしたほうが得じゃないですか。

<録音終了>

終了報告書: 大曽根氏の他にもSCP-XXX-JPを知る人物がいるものとして、聴取のため大曽根氏は現在も拘留されています。

現在、山之辺氏の所持していたSCP-XXX-JPを含み3枚のSCP-XXX-JPを発見し収容しています。財団が収容しているSCP-XXX-JP以外にもSCP-XXX-JPは存在している可能性を考慮して、調査は引き続き行われています。

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