くれよんおばけ

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは小型アイテム収容ロッカーに収容されます。SCP-XXX-JP-1は全て消失したため収容の必要はありません。

説明: SCP-XXX-JPは赤色の1本のクレヨンです。側面には「KISS ME TENDER」と記されています。SCP-XXX-JPには自己修復を行う特異性が存在しており、使用しても減少することはありません。

SCP-XXX-JPは使用した本人が「お化け」に関連すると認識する存在を書き上げたときに異常性を発揮します。書き上げられた絵(以下、SCP-XXX-JP-1)は意思を持ち、その場に出現します。SCP-XXX-JP-1はそのほとんどが友好的な個体であるため、人間やその他の生物に自ら危害を加えることはありません。SCP-XXX-JP-1は存在できる時間帯が決まっており、12時から5時までは存在可能ですが、それ以外の時間帯ではすぐさま消滅します。SCP-XXX-JP-1は上記以外の方法で、殺傷することは不可能です。

SCP-XXX-JPは、██県██市██町にて複数体出現したことにより、発見に至りました。その際、宙に浮かぶSCP-XXX-JP-1に騎乗していた、当時10歳であった日尾野 雅純氏が朝5時になったことでSCP-XXX-JP-1が消滅し、落下死しました。SCP-XXX-JPは日尾野 雅純氏の手に握られており、██県██市██町に出現したSCP-XXX-JP-1は、日尾野 雅純氏によって作成されたものとして調査が進められています。

補遺: ██県██市██町にて、日尾野 雅純氏の目撃証言が複数得られており、調査が開始されました。それにより、日尾野 雅純氏と思われる実体を発見し、収容に至りました。日尾野 雅純氏の遺体は既に火葬されています。

以下は、日尾野 雅純氏へのインタビュー記録です。

対象: 日尾野 雅純氏

インタビュアー: ██博士

<録音開始>

██博士: インタビューを開始します。日尾野さん、あなたは何者なのでしょう。

日尾野氏: 僕はお化けです。

██博士: お化け?SCP-XXX-JP-1のことでしょうか。

日尾野氏: はい、あのクレヨンで描いた絵です。

██博士: それならなぜあなたは消滅しないのでしょう。

日尾野氏: 描いた人とキスすれば朝になっても消えないんです。

██博士: なるほど。SCP-XXX-JPはどうやって入手したのですか。

日尾野氏: 僕お絵描きが大好きで、その中でもお化けを描くのが好きなんです。その日もクレヨンでお化けを描いてました。そのとき知らないおじさんが来て、「絵が本物になったらいいと思うかい?」と聞いてきました。僕はそれはすてきだなあと思いました。おじさんはクレヨンを渡してきて、「描いてから朝日が昇ると絵は消える。日が昇り切れば次の絵を描いても大丈夫だが、ずっと絵を残しておきたかったらその絵にキスするといい」って言いました。

██博士: そのおじさんとは?

日尾野氏: わかりません。クレヨンを渡したらどこかへいっちゃいました。

██博士: そうですか。それで入手したSCP-XXX-JPをどうしたのでしょう。

日尾野氏: 僕はお化けをいっぱい描きました。夜中誰もいない町でお化けの行進をしました。

██博士: その描いたSCP-XXX-JP-1は消滅したのでしょうか。

日尾野氏: ほとんどは消えちゃいましたけど、1人だけお化けの国に行きました。

██博士: お化けの国?

日尾野氏: 死んだ人は皆お化けの国に行くじゃないですか。そこに行けるように僕がお化けになった後、扉を描いたんです。

██博士: なるほど。それはどこに描いたのでしょう。

日尾野氏: おうちの壁に描いたけどもう消えちゃったんじゃないかと思います。

██博士: ああ、なるほど。朝になって消えたんですね。それでなぜあなたは出現したのでしょうか。

日尾野氏: お化けの行進の後、月を見て空を飛ぼうと思ったんです。それで大きな骨のドラゴンを描きました。つぎはぎの女の子を隣に乗せてまるで映画みたいでした。僕の描いた中で一番かわいい子だったんです。空の上で思い切ってその子にキスしました。その瞬間、夜が明け朝がきました。

██博士: ええと、その後、SCP-XXX-JP-1が消滅して落下死したと。

日尾野氏: はい、そのあと残ったつぎはぎの女の子がクレヨンで僕を描いて僕はお化けになったんです。

██博士: そうすると、SCP-XXX-JP-1の残りはつぎはぎの子とあなたいうことですね。

日尾野氏: そうですね。あの子はお化けの国にいると思います。

██博士: お化けの国に行く扉を描いていただけますでしょうか。

日尾野氏: それはちょっと…。あの子に相談してみないと。そろそろ帰ってもいいですかね。

██博士: そうですか。解放には少々お待ちいただきます。とりあえず今日のインタビューはこれにて終了します。

<録音終了>

終了報告書: お化けの国というのものについて調査する必要がある。日尾野氏については記憶処理が実施される予定だったが、重要情報を所持している可能性を考慮して、記憶処理は施さずSCP-XXX-JP-1として収容する。後日、お化けの国への扉について情報を得るためのインタビューを実施する。

補遺: インタビュー後、収容室に黒いクレヨンで描かれたと想定される扉が出現し、日尾野氏その扉を開け扉ごと消失しました。監視カメラには一瞬、インタビュー中にあった「つぎはぎの女の子」と思われる実体が写りこんでいます。このことからSCP-XXX-JPは1本ではなく複数存在しているものと想定されます。また、「お化けの国の扉」の再現については現在においても成功していません。

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  1. portal:4549537 ( 09 Nov 2018 03:31 )
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