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BIRDS-026:共命之鳥
キジ(オス)
プロジェクトリーダー名・所属派閥:
Bryon(異常派)
プロジェクト進行度:
成鳥(展開済み)
除害等級:
雀(致死性低)
必要資源:
キジ(Phasianus versicolor)
必要技術:
遠隔精神反応によって指定した人物の感情を他の人物に伝達する。
プロジェクト・製品詳細:
本プロジェクトでは遠隔精神反応によって、ネガティブな感情を喪失させ劣性個体の社会を崩壊させる狙いを持つ。本プロジェクトは日本の団体「浄土真宗本願誇負派」からのコンタクトを受け依頼されたものであり、利害の一致によって一時的に技術協力を受けたプロジェクトである。「浄土真宗本願誇負派」からは儀式的手段により感情の伝達を可能としたキジの提供を受け、グリーン・スパロウ財団の保持していたヒトのネガティブな感情を喪失させる「激励の言葉を記したメモ」によって人民の感情を喪失させる。
BIRDS-026は主にアジアを中心に放鳥し、劣性個体の社会を根こそぎ崩壊させ機能停止することによって劣性個体の絶滅が最終目的となる。BIRDS-026の周囲およそ3直径0m以内に侵入した人物はBIRDS-026の影響を受け、遠隔精神反応によってネガティブな感情を喪失することが実験により立証されている。それにより危機感の喪失や無気力化によって、社会的活動を妨害することが可能である。
共命之鳥は阿弥陀仏が姿を変えた鳥であり、2つの頭は1つの体を共有し感覚を共にしていると伝承では伝えられている。キジは日本を中心にユーラシア大陸に広く分布しており、該当地域においては自然に放鳥することが可能である。まずは日本における展開を実施したのちに、アジア全土へ向け放鳥が実施される予定となっている。
「浄土真宗本願誇負派」は本願誇りといった教義を中心に活動しており、人民のネガティブな感情を喪失させることで犯罪の隠匿や正当化が容易にできるといった一時の快楽を矜持したいという理由から当プロジェクトを提案しており、グリーン・スパロウ財団にとって唾棄すべき組織でありながら「浄土真宗本願誇負派」の保持しているキジは非常に魅力的であり、一時的な協力関係へと至った。今後、「浄土真宗本願誇負派」との協力関係については見直す必要がある。「浄土真宗本願誇負派」内部へ送り込んだ内偵からの情報によると「浄土真宗本願誇負派」においてもグリーン・スパロウ財団を不審視しているとの声が上がっていることが確認されている。「浄土真宗本願誇負派」には常に注意を払うことが推奨される。
劣性個体における社会を崩壊させた暁には我らグリーン・スパロウ財団の時代が訪れる。感情を喪失した人間たちを自在に操り世界の覇権を握るのだ。
なればこそ、グリーン・スパロウ財団が事を為す。
展開記録:
アジアにおける展開記録
北アメリカにおける展開記録
放鳥数(羽) 死者数(人) 10 102 50 1045 100 25406 1000 68541 10000 112547
放鳥数(羽) 死者数(人) 10 284 50 2891 100 9654 1000 86224 10000 2513685 死傷者統計/除染結果:
日本での展開が完了し、アジアへと放鳥する計画が順調に進んでいる。
付記:
Stanley(穏健派) ―BIRDS-026計画の進捗はいかがでしょうか?
Bryon ―ええ、劣性個体は順調に感情を喪失しています。
Stanley ―……先ほど展開記録を確認しましたが、アジア以外にも被害が広がっているように見えるのですが。
Bryon ―万事順調です。
- portal:4549537 ( 09 Nov 2018 03:31 )

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