迷子道

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPに通じる道路は、常に4名の警備員によって監視されます。また、カバーストーリ―「新道の開通」によりSCP-XXX-JP上を通行不能となるように新規に道路を開通させ、SCP-XXX-JPに通じる道路を封鎖することにより収容します。SCP-XXX-JPに侵入した人物、及び侵入した人物の消失や再出現を目撃した人物に対しては記憶処理が施されます。

説明: SCP-XXX-JPは、千葉県袖ケ浦市に存在する50mの公道です。SCP-XXX-JPの異常性は、SCP-XXX-JP上を徒歩による通過を試みた人物(以下、SCP-XXX-JP-A)に対して発現します。SCP-XXX-JP-Aは消失し、その後、消失する際に思考していた目的地にて再出現します。再出現したSCP-XXX-JP-Aに、異常な点は確認されていません。

SCP-XXX-JPによって消失した人物は目的地に到達するまでの一定時間、現実世界を模した異常な空間(以下、SCP-XXX-JP-B)へ移動させられるものと推測されています。SCP-XXX-JP-Bで生じた建築物の損傷や、物品の移動は現実世界に反映されません。

SCP-XXX-JPは通常、車両で通過するような地理上の地点に存在しているため、現在まで発見に至りませんでしたが、偶発的に発生した車両事故にて降車した人物が消失したことから発見に至りました。消失した人物は行方不明となり、消失を目撃した人物には記憶処理が施されました。

以下は、SCP-XXX-JPの調査から帰還したD-15431に所持させた遠隔カメラの記録です。

映像記録XXX-JP-01 - 日付 2019/08/10

<記録開始>

[D-15431がSCP-XXX-JP-Bへと侵入する。それまで聞こえていたセミの鳴き声が聞こえなくなる。]

D-15431: …周りの音が急に消えた。不気味な雰囲気だな。

D-15431: それじゃとりあえず移動する。

[D-15431が町中へと移動、1時間ほど散策を行い、目的地であるマンション前に辿り着く。]

D-15431: さて、この仕事も終わりか。楽なもんだ。

[背後からD-15431と同じ容姿をした人物(以下、SCP-XXX-JP-1)が現れる。]

SCP-XXX-JP-1: やっと見つけた!

D-15431: うお、なんだ…って俺?

SCP-XXX-JP-1: ああ、俺は別世界のお前だ。

D-15431: 別世界の?一体どういうことだ。

SCP-XXX-JP-1: 俺はお前を助けに来た。

D-15431: 助け?

SCP-XXX-JP-1: そうだ。このままだとお前の命が危ない。

D-15431: なに?俺はこれから目的地に向かってそこで仕事は終わりのはずだ。

SCP-XXX-JP-1: そういって死んでいった別世界の自分を俺は何度も見てきた。お前はあの研究者どもを信用しているか?あいつらは俺たちのことをモルモットか何かだと思っている。お前も例外じゃない。この探査で有益な情報を入手できなかった場合、お前はもう用済みとして始末される。

D-15431: なんだと。奴らは確かに信用できないが、そんなことをする連中なのか?証拠はあるのか?

SCP-XXX-JP-1: こいつを見てくれ。

[SCP-XXX-JP-1は上着を脱ぎ上半身を見せる。左肩にはナイフで切り付けられたような傷跡が見られる。]

D-15431: なんだこれ。こいつはひでえな。

SCP-XXX-JP-1: なんの成果もなしに奴らの所に戻ったら殺されかけたんだ。

D-15431: マジかよ…。どうすりゃいいんだ。

SCP-XXX-JP-1: ここいらでなにか用途がわからないようなもんを持ち帰れ。それを奴らに見せろ。

D-15431: なるほど…。それでお前はどうするんだ?

SCP-XXX-JP-1: 俺はこのまま逃げ続けることにするよ。

D-15431: ああ、気をつけろよ。

SCP-XXX-JP-1: お前もな。

[D-15431はすぐにマンション前の公園にて子供用玩具を入手し、再度マンションへと向かう。]

D-15431: 601号室だったな。エレベーターで上がるか。[D-15431が6階に辿り着くと同時にSCP-XXX-JP-1が601号室に入室する瞬間が写し出される。]

SCP-XXX-JP-1: よし!狙い通り戻ってこれたぞ![SCP-XXX-JP-1は601号室のドアを開け職員の待機している601号室に入室する。待機していた職員もこのタイミングでSCP-XXX-JP-1が入室してきたことを確認している。]

D-15431: 今のってさっき見た俺だよな…。

[D-15431は何度か601号室のドアノブを回したりドアを叩いたりするがドアは開かず、諦めて近隣の公園のブランコに座る。]

D-15431: …どうしたってんだ一体。

[その後、1時間ほどD-15431は思案した後、元来た道へ戻る。その際SCP-XXX-JP-Bに侵入した地点でD-15431と同じ容姿をした人物が現れ、D-15431は身を隠す。]

D-15431: そうか。そういうことか。

[D-15431は民家で包丁を入手し、自らの左肩を切りつける。]

D-15431: クソッ!いてえ!

[カメラの映像が途切れる]

<記録終了>

映像記録から目的地にて再出現したD-15431は別の存在である可能性を示唆しています。D-15431の検査が実施されましたが、出身地や雇用された経緯等の記憶の齟齬、また所持させたカメラの型番が変わっていた点、SCP-XXX-JP-B内部で入手した子供用玩具の製造元が不明だった点以外、異常は発見されませんでした。D-15431は今後も検査及び実験に使用される予定です。


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