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アイテム番号: SCP-XXXX-JP-J
オブジェクトクラス: Neutralized Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JP-Jはエリア-81JHの低危険度収容室に収容されます。
説明: SCP-XXXX-JP-Jは、転移機能を有した公衆電話です。SCP-XXXX-JP-Jの内部には10円、もしくはテレホンカードを投入することで使用可能な電話機が設置されており、公衆交換電話網に登録されている電話番号に電話をかけた場合、電話線に繋がれていないにもかかわらず通常の電話機と変わらず電話をかけること可能です。公衆交換電話網に登録されていない特定の番号に電話をかけた場合、電話をかけた人物に転移が発生するものと想定されています。
SCP-XXXX-JP-Jは、GoI-0853"恋昏崎新聞社"の周辺調査により発見された関係者を確保しようとしようと試みた際に逃げ込んだSCP-XXXX-JP-J内部にて当該人物が消失したことから発見されました。その後、SCP-XXXX-JP-Jの調査を行い転移の実験が行われましたが、転移が発生することはありませんでした。このことからSCP-XXXX-JP-Jの機能は失われたものとしてオブジェクトクラスが制定されました。
補遺: GoI-0853の重要人物と想定されている、広末孝行氏と思われる人物がSCP-XXXX-JP-J内部へと出現しました。これによりSCP-XXXX-JP-Jからの転移機能は失われたものの、SCP-XXXX-JP-Jへの転移機能は健在であると想定され、オブジェクトクラスの変更が実施されました。
以下は広末孝行氏へのインタビュー記録です。
対象: 広末孝行氏
インタビュアー: 国木田博士
<録音開始>
国木田博士: それではインタビューを実施します。
広末氏: 卑劣な財団め!私を解放しないとどうなるかわかっているのか!私は何も喋らないぞ!
国木田博士: SCP-XXXX-JP-Jから出現した理由を教えてください。
広末氏: クソ…!今度は店を間違えないようにロゼルージュの真ん前に転移できるようにしておいたのに番号を1桁間違えるなんて…。
国木田博士: 間違えて転移されてきたんですね。まだSCP-XXXX-JP-Jは機能しているということでよろしいのでしょうか。
広末氏: 壊すなら完全に壊しておけよ…。なんで転移だけ受け付けるようになってるんだよ。元東弊重工の名が泣くぞ。
国木田博士: 転移だけ受け付けるんですね。元東弊重工の社員が作ったと。SCP-XXXX-JP-Jの転移先はどこに設定してあるのでしょう。
広末氏: そもそも最初から恋昏崎内部だけで転移するようにつくっとけよ。だからこういう事故が起こるんだよ。
国木田博士: なるほど、主に恋昏崎内部で使用されているということですね。SCP-XXXX-JP-Jは現在いくつ存在しているのでしょうか。
広末氏: 調子に乗って50個近くも作るんじゃなかった…。恋昏崎内部で使いきれないから外部にも置こうってことになったのが全ての元凶だ…。
国木田博士: 50個ですか。大分多いですね。あとは、恋昏崎にどうやって転移することができるか教えて欲しいのですが。
広末氏: ん?何か言ったか?
国木田博士: いえ、なんでもないです。それでですね───
広末氏: 俺は何も喋らないぞ!何も情報は得られないと思え!
国木田博士: さっきからあなたべらべらと───
広末氏: 黙れ黙れ!どんな卑劣な手を使おうとも絶対に口は割らないからな!
国木田博士: [溜息]では一旦インタビューを終了します。
<録音終了>
終了報告書: 広末孝行氏の性格上まだ情報を得ることは可能そうである。今後もインタビューを続けていく。
追記1: GoI-0853と思われる組織から以下のメールがエリア-81JHに届いたことが確認されました。
当団体はそちらの組織にとって要注意人物である凍霧陽氏を確保した。広末氏を解放しないとどうなるかわかっているだろうな。
文面の人物はPoI-81-031"凍霧陽"のことであると思われます。GoI-0853がPoI-81-031と人質交換を要求しているものと想定されています。その後、人質交換に応じることはない旨の返信を行いました。
追記2: GoI-0853から再度脅迫文が届きました。以下はその文面です。
人質交換?何を言っているのかわからないが早く広末氏を解放しろ。
さもなくば凍霧陽氏をバラムツを食べさせた上で生かして帰すぞ。なお、我々は凍霧陽氏に対して財団という組織であると名乗っている。
要求に対する返信は現在保留されています。
もう一段くらいオチがあってもいいかなあと思ったのですが、うまいこと浮かばなかったです。
- portal:4549537 ( 09 Nov 2018 03:31 )

PoIおよび既存のTale作品を元としたJoke記事はあんまり受けないのではというのが、個人的な感想です。Joke記事に関してはそれなりの数の人が「面白い」「笑える」と思えなければならない訳で、"前提条件の多い"記事は人を選ぶものになります。個人的にはこの記事をJokeオブジェクトとして投稿するのは少々厳しいかなと思います。
「財団に捕まった広末」という概念自体はそれなりに面白さがあると思いますので、TaleやGoIフォーマット等、別の形で調理してみてはどうでしょうか。
あまりジョークらしさを感じませんでした。ジョークらしいところといえば、
でしょうか?
文法・語法について
「〜そうだ。」という表現は正式な報告書に記すにはカジュアルすぎるかもしれません。「可能と思われる。」とすると自然だと思います。
内容について
闇寿司の記憶は消えているはずです。(ジョークだから細けえことはいいんだ!ということでしたら申し訳ありません。)
批評ありがとうございます。
やはりjとしては厳しそうと判断したので一旦GoIフォーマットで考えようと思います