Kumasuke-5--K-クラコン下書き新規改訂版
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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは高気密性の加減圧可能な耐圧ユニット収容されます。

訂正及び追記: SCP-XXXX-JPの影響範囲の拡大に伴い、20██/██/██より収容施設を変更しました。変更後はサイト-███へ新たに造設した直径30m、高さ40mのBear・trule真空超伝導装置1に移されることとなります。真空室内は超伝導による当該オブジェクトの浮遊固定状態を維持するため液体ネオンによる冷却を行い、当該真空室内の温度は30Kを下回るよう設定してください。SCP-XXXX-JPの取り扱いはクリアランスレベル4以上の職員に限ります。

許可なく真空室及び管理棟に立入ることを固く禁じます。

説明 SCP-XXX-JPは縦横20cm、高さ23.5cmの素材不明の機械的オブジェクトです。1日6回、4時間ごとに該当オブジェクト周囲の一定範囲から元素が原理不明の方法でランダムに消失する性質を持ちます。また、SCP-XXXX-JPにはテンキーが付属しており、任意の原子番号を入力し決定ボタンを押すと、30秒後に入力した番号に対応する元素が一定範囲内から消滅することが判明しています。
元素の消滅範囲は現在、SCP-XXXX-JPの周囲約3.05mです。しかし、テンキー操作による意図的な元素消失の後、消滅範囲が指数関数的に広がることが実験の過程で確認されており、その拡大範囲は█.███^n2(m)と推定されています。

以下はSCP-XXX-JPの性質を確認するために行った実験一覧です。


補遺: 複数回に渡って行われた、総重量████.█ktにも及ぶ大質量物質の消失実験の後、時空均衡の僅かな揺らぎが確認されました。
通常の揺らぎとはやや異なる定期測定結果が出たため、時空間並行観測装置ツェルミルヴァ3による精密観測を実施しました。その結果、浅深度-時空間内微小世界4No.45██において、エントロピーの増大、重力の微増及び微小世界の歪みの顕在化が確認されました。
実験No.175での再確認実験によりこれが事実であると断定し、予定されていた実験計画を全て凍結、破棄しました。
現在、SCP-XXXX-JPに関する如何なる実験・操作が、O-5の認証完了まで禁止されています。

一連の計画凍結にあたり、██博士はSCP-XXXX-JPに関する報告会で次のように述べました。

─お手元のレジュメにもある通り、浅深度における時空間内微小世界:No.45██において、エントロピーの増大が確認されました。これはSCP-XXXX-JPを用いて実験を行ってから起こっており、我々はその関連性を疑っておりました。
そもそも、SCP-XXXX-JPによって消された元素はどこへ行ってしまうのか。その原因を探るべく、我々は実験を重ねてきました。当初は対消滅の類ではないかという仮説を立て、検証を行ってきましたが、反物質等は検出されず未だに不明のままであります。実験No.███の追加実験を行った結果、浅深度帯の時空世界おいて明らかな質量増大を認めています。また、それによる僅かな重力増加、空間自体の歪みも観測されました。こちらがその実測データになります。(画像挿入予定場所)
……これにより、SCP-XXXX-JPの能力は「こちらで消失させた元素を時空帯を超越して送る事である」と結論付けました。
これはどういう事なのか、という所でありますが、どんな世界も物質が入る限界の容量は決まっています。我々の住む世界も例外ではありません。しかしSCP-XXXX-JPはそれを無視して元素を無制限に入れてしまう恐ろしいオブジェクトである、と。
この微小時空世界への元素流入とそれによる不安定化が今後も継続するならば、いずれ時空間世界そのものが自重に耐えきれず崩壊、ブラックホール様の特異現象を引き起こす可能性が強く示唆されます。そうなれば、その影響は我々の存在する時空間世界にも壊滅的な被害を与えてしまう。…YKクラス:世界終焉シナリオを招きかねないと我々は非常に強く懸念しています。また、オブジェクトそのものによる元素消滅の危険性も無視はできず、時間はかかりますがいずれこれもYK-クラスに分類される事となるでしょう。
今のところ封じ込め自体はBear・trule真空超伝導装置によって可能となっていますが、これを維持できるかどうかが我々、ひいては世界の破滅を回避するために最低限必要なことと思慮します。


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