現在このページの批評は中断しています。
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPの存在する山岳部へはカバーストーリー「土砂崩れ」による封鎖が行われます。封鎖内部への侵入者が確認された際は適切なカバーストーリーの流布の下、記憶処理の後に解放してください。
説明: SCP-XXXX-JPは██県山村部内に存在する中空重力式コンクリートダム及びそれに付随する人工湖です。ダム上部にある一般的な管理室に酷似した建造物が存在し、扉には「怪奇部門」と印字された金属プレートが固定されています。以下の記録は室内にて発見された物品の一覧です。
- ダムの維持、稼働に必要な設備一式。これらの動力源は現在調査中。
- ブラウン管式モニター5台。画面は人工湖の内部の映像をリアルタイムで映し続けており、常に水流に起因するノイズを発している。
- 成人男性と思われる白骨化死体4体。全て財団の紋章が刻印された作業着を着用している。
- 機密文章と新雑されたA4サイズの紙1枚。複数の紙で構成されていた痕跡があるものの発見されたのはこの1枚のみである。紙面の裏側には手書きで19██/2/17と書き加えられている。
補遺: 以下の記録は財団の解析部門によるブラウン管式モニターの映像及び音声の解析結果です。
<モニター-1>
映像: ダム上流側の壁面近くの湖底を映している
映像: ノイズの除去の結果、3名程の男性の音声が確認された。内容は林業に関する会話と思われ、30分間隔で会話の内容が繰り返されている。
<モニター-2>
映像: 湖底を映している。湖底には一部舗装された痕跡が確認された。
映像: ノイズの除去の結果、6名程の若い男女の音声が確認された。内容は学業後の遊びに関する会話と思われ、1時間間隔で会話の内容が繰り返されている。
<モニター-3>
映像: 湖底を映している。湖底には一部木製の建造物の痕跡が確認された。
映像: ノイズの除去の結果、2名程の男性の音声が確認された。内容は山道での遺失物に関する会話と思われ、20分間隔で会話の内容が繰り返されている。
<モニター-4>
映像: 湖底を映している。湖底には一部井戸の痕跡が確認された。
映像: ノイズの除去の結果、8名程の男女の音声が確認された。内容は暗闇に起因する恐怖に関する会話と思われ、2時間間隔で会話の内容が繰り返されている。
<モニター-5>
映像: 湖底から湖面方面を映している。
映像: ノイズの除去の結果、燃焼音及び複数の人物の悲鳴が確認された。内容の繰り返しは現在まで確認されていない。
付与予定タグ: scp safe jp 建造物 財団製 怪奇部門 ジャムコン2023 _イベント3
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳作品の下書きが該当します。
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
言語
EnglishРусский한국어中文FrançaisPolskiEspañolภาษาไทยDeutschItalianoУкраїнськаPortuguêsČesky繁體中文Việtその他日→外国語翻訳日本支部の記事を他言語版サイトに翻訳投稿する場合の下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:4431291 (05 Jun 2019 01:38)
SCP-1406-JPを村ごと水没させて収容した世界線は面白いアイディアだと思いますが、炭化したものを強力な精神影響下でわざわざ加工してまで残す必要性はあったのかという点で違和感が残りました。
何か、もう一つ、ダムに水没させて収容できる時が止まるオブジェクトと組み合わせれたら良いと思いますが、申し訳ないですが、私には思い当たるオブジェクトがありませんでした。
私には刺さりませんでした。既存記事のほのめかし以上に面白みを見いだせる点がなく、スポイラーを見ても「あぁ、あの記事がそうなったらこうなるな」と言った感想です。そもそも財団が隠蔽、しかもダム建設までするか?という点は置いておいて、それが判明したときに、なにか感情が掻き立てることを想定しているのであれば、個人的にはかなり弱いなと感じました。月並みではありますが、惨劇の再現や闇の恐怖といった原作要素を用いて新たにこの記事としての面白さを追加していただきたいなと個人的に思います。
一方で、湖底にオブジェクトが沈んだことによって闇に包まれるという性質のみが顕著になり、結果として事実の隠蔽が進んでいったという点が個人的に面白くなりそうだなと思いました。そこまで強固に隠されてしまうなにかを仄めかすというのも、これも平々凡々なアイデアではありますが、一つの展開としてどうかなと考えています。
以下は細かい気になった点です。
怪奇部門を踏襲している以上の意味合いがあると思えず、今回の場合その先になにがあるのか、を邪推できない以上ノイズにしかならないなと感じました。逆に言えば、部屋の中にあるものの仄めかしや、財団が隠蔽の際にその部屋を封じた意味などを設定すると材料の一つとして効果的に使える可能性があるなと思います。
「19██年」でしょうか?
ご指摘を踏まえ、大規模な改稿を行いました。
再度拝読いたしました。結論から申し上げますとやはり私はDVに票を投じると思います。
個人的にこの異常性は「惨劇は残り続けている」ではなく「過去の惨劇の記録」となっていると解釈しました。過去の再現という性質を持ったオブジェクトは開幕戦や拙作泡の意志、光の拡散が存在しますが、前者は単純な現在進行系で惨劇が繰り返される記事、後者は逆に惨劇に対する平和な日常のカウンター(+繰り返される惨劇)を狙った記事です。
本記事では平和な場面と過去の惨劇2種類の記録が描写されていますが、現状との関連性が存在せずただ過去単体として存在するだけの記録にすぎないという印象が来てしまいます。
また、せっかくですから炎や闇、オイルランプなど元記事のエッセンスを取り入れて欲しかったなという気持ちが強いです。あらすじを追ってるだけではただの殺人事件などでも適応が可能であるなと思ってしまいました。
以下、細かい単語で気になった部分です。
「ある/存在」で同じ意味の動詞が短い間に連続しているのが気になります。単に「ダム上部には」くらいでいいのかなと個人的に思いました。
"刻印"は個人的に硬いものが掘られて描画されているイメージで、服に対しては"印刷"などが使われるかなと個人的に思います(辞書的にも多分間違ってはいない解釈だと思う)