SCP下書き「創作の境地」

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe Neutralized

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JP-Aが死亡したことに伴い、SCP-XXXX-JP及びSCP-XXXX-JP-1群はその異常性を喪失しました。SCP-XXXX-JP-Aの死体に異常性が見られなかった事から、SCP-XXXX-JP-Aの死体は警視庁公安部特事課との協力の元、回収された上で遺族により引き取られました。

説明: SCP-XXXX-JPは異常芸術家集団"Are we cool yet?"の元メンバーである五国宝日並(PoI-5642)が住んでいたと思われるアパート"月並荘"201号室です。電気、水道、冷暖房機器は動作しており、以下に後述されるSCP-XXXX-JP-Aが居住していました。

SCP-XXXX-JP内部には廃棄されていると思われる異常物品及び異常現象(以下SCP-XXXX-JP-1と記述)が存在します。SCP-XXXX-JP-1の持ち出しはSCP-XXXX-JP-1自体が喪失するため、SCP-XXXX-JP内部でのみSCP-XXXX-JP-1の異常性が発現している事が確認されています。

以下は発見されたSCP-XXXX-JP-1リストです。

SCP-XXXX-JP-Aは頭部が未知の素材で出来た20cm×20cm×20cmの箱に置換されている人型実体です。SCP-XXXX-JP-Aは自身をPoI-5642である五国宝日並であると自称しています。

SCP-XXXX-JP内に人が侵入する事で、SCP-XXXX-JP-Aが視認できるようになります。SCP-XXXX-JP-AはSCP-XXXX-JP内部では中心で立っているのみであり、こちら側から行動を起こさない限り行動しません。また、応じる行動もSCP-XXXX-JPとの対話に限定されており、対話内容も自身の創作談及びSCP-XXXX-JP-1の説明にしか応じません。

対象がSCP-XXXX-JPから退出すると、SCP-XXXX-JP-Aは非活性化し、SCP-XXXX-JP-Aが視認できなくなります。

補遺XXXX-JP-1: 第5回目の調査の際、鳥牧研究員のインタビューに応じたSCP-XXXX-JP-Aは原因不明の心肺停止により死亡しました。同時にSCP-XXXX-JP-1が消失し、SCP-XXXX-JPの異常性及びSCP-XXXX-JP-Aの異常性が第5回目の調査以来、見られなかったことを踏まえ、当該オブジェクトは無力化されたものと判断されました。
以下は第5回目に行われたインタビュー記録です。

音声記録XXXX-JP

対象: SCP-XXXX-JP-A

インタビュアー: 鳥牧研究員

[記録開始]

鳥牧研究員: すみません。少しお時間を頂いても宜しいでしょうか。

SCP-XXXX-JP-A: はい。大丈夫です。どうかしましたか?

鳥牧研究員: いくらか質問をしますが、宜しいでしょうか。

SCP-XXXX-JP-A: 大丈夫です。

鳥牧研究員: ありがとうございます。ではまずここにある作品は全てあなたが作った作品ですか?

SCP-XXXX-JP-A: いかにも。だが、ここにあるのは全て私の失敗作です。言うなればここは私が生み出した作品達を弔う場でもあるのです。

鳥牧研究員: なるほど。では、あなたが残せた作品は存在していたのですか?

SCP-XXXX-JP-A: もちろんと言いたい所ですが、ここでは何一つ残せなかった。私は創作に関して新たな境地を求めていました。

鳥牧研究員: 新たな境地?

SCP-XXXX-JP-A: はい。私が創作というものを始めた頃、このアパートが始点でした。この頃は1人でただひたすらに可能性を追い求めていました。他の人の承認欲求だけを求める奴らとは違う。ただ自分だけが信じる創作を続けていく。それ自体が私がここに居られる意味そして、価値であるからです。

鳥牧研究員: 実際にそれを認めた人はいたのですか?

SCP-XXXX-JP-A: はい。みゆき1さんは私の創作を認めてくれました。この時に私は今までやってきた事は無駄では無かったことを知りました。彼女こそが、私の作品の証人となってくれたのです。

鳥牧研究員: あの。ここまで一つ気になった点があるのですが。

SCP-XXXX-JP-A: なんでしょうか?

鳥牧研究員: あなたが創作した作品に認めてくれた人物が存在するのならば、あなたが嫌っていた人物と同じになってしまうのでは?

SCP-XXXX-JP-A: [沈黙]

鳥牧研究員: 答えられないならば、答えなくとも結構です。

SCP-XXXX-JP-A: あの時以来、私の中で何かが失った。

鳥牧研究員: 失った?

SCP-XXXX-JP-A: 創作していた時の感覚が取り戻せない。以前していたことができない。私は認められた。認められた存在なんだ。なのに何故だ?新しいものが生み出せない。アイデアが頭の中でただひたすらに回っている!

SCP-XXXX-JP-A: 私は焦った。ただ焦りだけが私の中で積もっていった。だが、私の中でそのアイデアを形にする事は無かった!形に出来なかった!何もできない日々が私の中で続いていた。そして、私は気づいてしまったんだ。

SCP-XXXX-JP-A: 私はただひたすらに境地を、可能性を追い求めていたものと思い込んでいた。だが、それはただ人に認められたかっただけの薄っぺらな妄想だった!可能性を求める資格なんて無かった。私はただ人に認められたかっただけだったんだ!

SCP-XXXX-JP-A: 他の奴らと一緒だった。私はただ人に認められるが故の渇望を持った奴らと同じだったんだ!

[SCP-XXXX-JP-Aが項垂れる。]

鳥牧研究員: SCP-XXXX-JP-A?

SCP-XXXX-JP-A: …Was I cool yet?

[SCP-XXXX-JP-Aが倒れると同時に頭部が破壊された。]

[記録終了]

終了報告書: インタビュー後、SCP-XXXX-JP-Aの頭部が破壊されると同時に、SCP-XXXX-JP-1群が全て消失しました。尚、SCP-XXXX-JP-Aは頭部が消失しており、心肺停止になっている事から死亡しているものと確認された。

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