Tale下書き 「忘れられ、行き着く先にあった風景」

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「あぁ……ここはどこだ」

つい先程まで私は家のベッドに寝ていた筈だ。だが、いつの間にか私は昔の街のような外観の所の中心に立っていた。

「なんだ、もしや見つかっていない異常存在か?」

私はどうにかして脱出する手段を探した。しかし、体が思う様に動かず足取りが重い。精々歩けるのが精一杯だった。その時、何かのはずみで転んでしまった。少々のうめき声を上げながら私は今の状況を整理しようと思った。

私は先日までSCP-████-JPの研究員であり、Dクラス職員を使って実験をしていた。なんてことは無い、そのオブジェクトは書いた疼痛の名称が自身の体に現れるというだけのボールペンだった。

一体私に何があった?そう考えていると誰かから声をかけられた。

「大丈夫ですか?」

女性の声だった。よくは見えなかったが、割烹着のような衣服を着ていた感じだった。

「すみません。大丈夫です。」

私は今にも倒れそうな体を起こし、脱出手段を探そうとした。しかし、それも叶わず私の体はまた重力に落ちていった。


再び目が覚めた時、私は木造の建物にいた。

「目覚めましたか。いきなり倒れたものだから……」

どうやらさっき声をかけられた女性に連れられたらしい。

「すみません。わざわざ……」

「気にしないで。酔い潰れているお客さんの対応は慣れてるから。あぁ…あと顔色悪かったから何か軽いもの作っておいたよ」

この人の発言からここは何かの飲食店らしい。私は茹でられたと思われる枝豆と水を横目にこれまでに思っている事を聞いて見ようとした。

「あの…。ここはどこなんですか?どうして私はここに?」

彼女は言った。

「それは、あなたも分かってる事なのではないですか?」

一体どういう事なのか私には分からなかった。その時、

『新発売!!疼痛ペン今なら██円!!』

誰かが忘れたのだろうか隣にあった新聞紙に書いてあった企業広告に私は目に止まった。これは私が研究していたオブジェクトだった。

財団に収容されていた筈のオブジェクトが発売されているとすれば、収容違反どころか由々しき事態である。

私は財団に報告しようと携帯電話を取り出したが、同僚の携帯番号も、サイトへの連絡番号も見つからない。

すると

「あなたは覚えていないのですか?」

突如彼女は私に話しかけてきた。

「ずっと私達はあなた方を知ってましたよ」

言っていることが分からなかった。

「どういう事だ?」

「あなたも住民になったのですよ」

「何故そう言いきれるんだ?」

「だって、あなたも忘れ去られてここに来たのでしょう?このペンも同じ理由でここに来たのですよ」

1回間を置き、また話し始めた。

「あなた方がとある仕組みを使い始めてから、ここに辿り着く子は劇的に増えました。」

そして、彼女は私に近づき

「この街は十分賑やかになりましたが、それでも私達はあなたを歓迎しますよ」

そう言い、笑いながら

「ようこそ。ここは忘れ去られたもの達が辿り着く街です」


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  1. portal:4303133 ( 20 Jul 2018 10:27 )
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