SCP下書き「」 - SCP-JPサンドボックスⅢ

SCP下書き「」

アイテム番号: SCP-☓☓☓☓-JP

オブジェクトクラス: Keter Neutralized

特別収容プロトコル:

説明: SCP-☓☓☓☓-JPは愛知県某所に存在する24時間周期で局地的な時間遡行現象を起こす時空間異常地帯です。SCP-☓☓☓☓-JPの異常性は日本標準時で午前0時0分0秒になると活性化し、SCP-☓☓☓☓-JP内の時間は1998年3月21日午前0時0分0秒にまで遡行します。この異常性は24時間継続され、異常性が喪失すると同時に再度活性化します。この為にSCP-☓☓☓☓-JP内部は一種のループ状態にあり、一帯で起こった全ての出来事は後述するSCP-☓☓☓☓-JP-1の干渉が起こらない限り全く同じ形で発生します。

SCP-☓☓☓☓-JP内部に存在する全ての生命体はSCP-☓☓☓☓-JP-1に指定されています。SCP-☓☓☓☓-JP-1は生物学的な面において非異常性であるものの、SCP-☓☓☓☓-JPの異常性に曝露し続けた結果として「突発的な早送りとスローを繰り返す様な状態」と表現される異常な挙動を見せます。人間のSCP-☓☓☓☓-JP-1はSCP-☓☓☓☓-JP内の時間異常により、毎日同じ行動を取りますが、その挙動の不確定さ故に一つ一つの行動にかける時間は日によって微妙に異なります。人間のSCP-☓☓☓☓-JP-1には一般的な人間と同様の知性が存在し日本語を介しての会話も可能ですが、会話内容の聴取は不確定な挙動と連動して速度も不規則に変動する為に非常に困難です。インタビューから得られた情報から、SCP-☓☓☓☓-JP-1はSCP-☓☓☓☓-JPによる時間異常を認識していない事が判明しています。

SCP-☓☓☓☓-JP-2は自身を「野々宮花」と名乗る外見上は10代後半の日本人女性です。SCP-☓☓☓☓-JP-2はSCP-☓☓☓☓-JPを発生させたクラスβ時空改変能力者であり、その能力の大半をSCP-☓☓☓☓-JPの維持とループ発生の為に利用しています。SCP-☓☓☓☓-JP-2はSCP-☓☓☓☓-JPを発生させた1998年から肉体の年齢をループと共にリセットしている為に不老であり、インタビューで報告された生年月日から換算した場合の実年齢は113歳であるとされています。SCP-☓☓☓☓-JP-2は財団に対して収容初期こそ敵対的であったものの、財団側がSCP-☓☓☓☓-JP内での行動を制限しないという条件を提示して以降は鎮静傾向にあります。

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