名前: 砂川いずみ (すながわいずみ)
セキュリティレベル: 2
職名: 博士(低脅威オブジェクト担当)
職務: 低脅威オブジェクトの管理および特別収容プロトコルの策定
所在: サイト-81YG内研究室→サイト-8181内研究室
基本データ: 砂川いずみ博士は、20██年9月4日生まれの女性職員です。身長135cm、体重██kgです。山形県出身で、年齢は9歳です。砂川信達研究員の孫で、砂川みなみ博士は双子の弟にあたります。髪型は切り揃えのセミロングで、髪色は深い黒色ですが、時折髪形をツーサイドアップにする様子がみられます。現在、研究業務と並行して財団フロント組織・プリチャード学院大学へ通学をしています。財団内での主な職務は、低脅威オブジェクトの管理および特別収容プロトコルの策定です。
人物・特徴: 砂川いずみ博士は、後述される特徴や研究業務での行動を除き、年齢相応の振る舞いをしているといえます。性格は明るく素直で、誰に対しても物怖じせずに話しかけることができます。砂川いずみ博士は楽しいことが起こると、大きな声を発生させる、くるくる回る、研究所内の廊下を走るなどの行動を行います。その後、砂川研究員から叱責されて落ち込む場面は、サイト-8181の日常となっています。そのたびに砂川いずみ博士は反省をしているようですが、楽しいことや嬉しいことがあると、結局同様の行動を行います。
砂川いずみ博士は、歴史オタク 歴史に関して造詣が深く、しばしば文化人類学、歴史学専門の博士と歓談している様子が見られます。砂川いずみ博士は、海外の歴史に強い関心を示しており、特に『イギリス・プランタジネット朝』『イスラーム世界』『中国と北方民族の対立の歴史』について話題を振ると、目を輝かせて語り始めます。自身が話しすぎたと感じると砂川いずみ博士は、時間を取らせてしまったことへの謝罪を繰り返し、熱く話してしまったことへの羞恥から赤面して数分の間沈黙をします。
砂川いずみ博士: プランタジネット朝、正確には『アンジュー朝』といえば、"獅子心王"リチャード1世や欠地王ジョン王が有名ですよね。ただ、私はそのお二人ではなく『ヘンリー2世』が大好きなんです!支配地域を広げ、不当に奪われた地域の奪還に成功し、内政としてもコモン・ローといわれるイングランド全域に適用される法律を作るなど、内政外政ともに結果を残した有能な王様なんです!でも、息子たちの反乱に悩まされていて、例えば次男の若ヘンリーは仏王ルイ7世へ寝返り、リチャード1世は自分の目の前で仏王フィリップ2世に忠誠を誓うし、さらに一番可愛がっていた末子のジョン王の裏切りを病床で知り、それが決定打となり失意のうちに亡くなってしまい……あー!ご、ごめんなさい、いえすみません!つい話しすぎちゃった…。うう…。ごめんなさい…。恥ずかしい…。
砂川いずみ博士は、たびたび『聖地巡礼』を行っています。特にキリスト教三大聖地の一つである『サンチャゴ・デ・コンポステラ』が一番お気に入りのようで、過去に██回訪れていると見られています。
砂川いずみ博士: すごく良いところです!!スペインの牧草地に1本伸びる道が、東山魁夷の『道』を想起させて…[以下、30分語り続ける]
これら2つの映像記録は貸出禁止となっています。砂川研究員はこれ以上貸出申請をしてこないでください。
職務: 砂川いずみ博士は、低脅威オブジェクトの管理や、特別収容プロトコルの策定に関する研究を中心に行っています。これらの研究は砂川みなみ博士と共同で行うことが多く、研究成果も連名で提出されるものが多くあります。
砂川いずみ博士は、財団に雇用されて日も浅いですが、オブジェクトへの経験知を多く有しており、未知のオブジェクトの初期収容の際に、非常に有用に働いています。この経験知の由来は現在まで判明しておりません。
名前: 砂川みなみ (すながわみなみ)
セキュリティレベル: 2
職名: 博士(低脅威オブジェクト担当)
職務: 低脅威オブジェクトの監視および管理
所在: サイト-81YG内研究室→サイト-8181内研究室
人物: 砂川みなみ博士は、20██年9月4日生まれの男性職員です。身長131cm、体重██kgです。山形県出身で、年齢は9歳です。砂川信達研究員の孫で、砂川いずみ博士は双子の姉にあたります。髪型はショートカットで、髪色は深い黒色です。現在、研究業務と並行して財団フロント組織・プリチャード学院大学へ通学をしています。財団内での主な職務は、低脅威オブジェクトの管理および特別収容プロトコルの最適化です。
人物・特徴: 砂川みなみ博士は、後述される特徴や研究業務での行動を除き、年齢相応の振る舞いをしているといえます。性格は大人しく、やや引っ込み思案な部分がありますが、基本は通常の小学生同様の快活さを持ち合わせています。心を開いた人物には素直に感情を表しますが、初対面の人物と対峙した場合は、非常に他人行儀になることが知られています。本人はそれをさとられないように、親しい人物であっても敬語を欠かさず使用します。
砂川みなみ博士は、職務に対して非常に真面目に取り組んでおり、サイト-8181内にいる他の博士、研究員の手伝いを率先して行います。これは、他人を助けたい、ないしは財団に寄与したいという気持ちよりは、ただ単に『誰かに褒められたい』という欲求から来ているようです。そのため、砂川みなみ博士は何かの作業が終了する度に、周囲に対して報告を行うとともに『褒めて欲しいオーラ』を出します。これには強制力の類いは無いと判明していますが、祖父である砂川研究員だけはこのオーラに抗うことが出来ないようです。この時褒められても素直に表情や態度に出すことはほとんどありませんが、嬉しそうな雰囲気が漏れ出しています。
職務: 砂川みなみ博士は、低脅威オブジェクトの管理や、特別収容プロトコルの最適化に関する研究を中心に行っています。これらの研究は砂川いずみ博士と共同で行うことが多く、研究成果も連名で提出されるものが多くあります。
砂川みなみ博士は、財団に雇用されてから日が浅いこともあり、オブジェクトについての知識量は一般的な研究員にも劣ります。
名前: 砂川信達 (すながわのぶさと)
セキュリティレベル: 2
職名: 研究員(低脅威オブジェクト担当)
職務: 低脅威オブジェクトの監視および管理 砂川博士たちのお守り
所在: サイト-81YG内研究室→サイト-8181内研究室
人物: 砂川信達研究員は、19██年9月4日生まれの男性職員です。身長172cm、体重██kgです。出身は山形県で、年齢は63歳です。砂川いずみ博士、みなみ博士は、砂川研究員の孫にあたります。特に目立った特徴は無く、『どこにでもいるおじさん』という印象で語られることが多い職員です。財団内での主な職務は、低脅威オブジェクトの管理および監視です。
人物・特徴: 砂川研究員は、後述される特徴や研究業務での行動を除き、年齢相応の振る舞いをしているといえます。現在の砂川研究員は、非常に怠惰で、常に無気力な状態で過ごしています。また、面倒くさいという理由から、ほとんど人とコンタクトを取ろうとしません。発表した論文数や報告書の数も、直近10年で見ると著しく少なく、近年は職務を全うしているとは言えない状況です。過去には年間██件の報告書を提出するなど優秀な研究員でしたが、現在はその面影はありません。2年前に砂川両博士を財団に連れてきてからは、砂川研究員はもはや研究を行わず、砂川両博士の世話ばかり行っています。これに関しては、砂川両博士が多くの研究成果を出していること、砂川研究員が、砂川両博士のことに関しては迅速な対応を見せることから、黙認されている状態です。『砂川両博士を産み出したことが最大の仕事』と揶揄するのは禁止されています。
また、砂川研究員は、記憶をすることを非常に面倒くさがる人物として知られています。10年前に主任研究員として携わったSCP-████-JPのことは、記憶処理をしていないにも関わらず『いらないから忘れた』と主張し、2年前にサイト-81YGで起きた事件も『そんな昔のこと、憶えているわけないだろ』と言い張っています。昨日の晩ご飯も忘れていました。砂川研究員は、ここ数年関わった人物以外は、基本的に記憶に残っていません。だからといって、5年前に貸した金を返せとせびるのは止めてください。 しかし脳の検査の結果、砂川研究員の脳年齢は20代前半であることが分かっています。そのことから、砂川研究員の記憶力が低いのは、単に覚える気が無いだけという結論になっています。
以上の点から、砂川研究員には博士への昇進の話が過去に一度も出ておりません。そのことに関して自身は何とも思っていないようです。また、孫の二人が先に博士へ昇進していることに関しても、嫉妬心はなくむしろ喜ばしいことと思っているようです。
砂川研究員が現在も解雇されずに財団で勤務をしていることは財団の七不思議の一つです。
職務: 現在、砂川研究員に課されている業務はSCP-1411-JPの監視のみです。
名前: 佐野谷 渓 (さのぎわ けい)
セキュリティレベル: 3
職名: 博士
職務: 民俗学研究およびフィールドワーク調査
所在: サイト-81YG内研究室→サイト-8181内研究室
人物: 佐野谷博士は、19██年8月22日生まれの男性職員です。身長175cm、体重██kgです。出身は宮城県で、年齢は36歳です。砂川研究員財団内での主な職務は、民俗学研究およびそれに対するフィールドワーク調査です。
人物・特徴: 佐野谷博士は、後述される特徴や研究業務での行動を除き、年齢相応の振る舞いをしているといえます。佐野谷博士は、非常に物腰の柔らかい人間として知られており、実験中でなければ他の研究員と談笑している場面が多く見受けられます。また、好奇心が旺盛であるため、老若男女、種族を問わず様々な話を傾聴する様子が見受けられています。長年様々な話を聞いて手に入れた知識量故に、基本的には誰とでも話を合わせることができます。
以上のことから、現在佐野谷博士は実験担当になることはなく、主にフィールドワーク業務に従事することになっています。
佐野谷博士は、博士に昇格するまでの12年間、砂川研究員の下で研究を行っていました。20██年に砂川研究員と合同でSCP-████JP、SCP-████-JPなどについての共同研究で成果を上げ、20██年には、11年間フィールドワークで訪れた██村でSCP-1409-JPを発見し、その功績および今までの勤務態度を鑑みた結果、博士への昇進となりました。現在も、砂川研究員との交流は続いており、砂川みなみ博士がサイト-8181に来るまでは、彼が砂川研究員のお世話係サポートを行っていました。
佐野谷博士は、古典文学および民間伝承に造詣が深く、民俗学を専門とする研究員から相談を受けることが多々あります。特に砂川いずみ博士とみなみ博士とは、祖父である砂川研究員との兼ね合いもあるためか親交が深く、サイト-8181にいるほとんどの時間を、両博士との歴史談義、民間伝承談義、旅行談議に充てています。
博士、博士、この前はどこに行ってきたんですか! - 砂川いずみ博士
この前は、山形の█山に行ってきましたよ。そういえば集落の長がしてくれた昔話があったな。ちょっと怖い話だけど聞くかい? - 佐野谷博士
面白そうですね、聞きたいです! - 砂川みなみ博士
[20分後]
先生、すみません…彼ら、私の話でいたく怖がってしまったようです…。なので、夜になったらお二人共先生の書斎に飛び込んでくると思います…。 - 佐野谷博士
大丈夫だ、見ておく。 - 砂川研究員
職務: 先述の通り、佐野谷博士はフィールドワーク業務を担当しています。担当している地域は全部で██か所になり、最短で3日間、長い時は1ヶ月近く同じ地域に滞在しています。そのため、佐野谷博士が研究室にいることはほとんどありません。佐野谷博士へ連絡を取る際は、所持端末で直接連絡を取るようにしてください。緊急の連絡の際は、砂川いずみ博士、みなみ博士のどちらかへコンタクトを取り、連絡を繋げてもらってください。
そのように書かれるとその…そっちの趣味があると思われるじゃないですか…できるならばやめてください…。 - 佐野谷博士
いくら私の部下だったとはいえ、うちの孫は渡さんぞ。 - 砂川研究員
話をこじらせないでください! - 佐野谷博士
えー、博士はもしかして私のことが嫌いなんですか…。ショックです…。 - 砂川いずみ博士
だから、話をこじらせないで! - 佐野谷博士
名前: 千堂はるか (せんどうはるか)
セキュリティクリアランス: 2
職名: フィールドエージェント
職務: 海外渉外担当(主に欧米担当)、報告書の日本語訳
所在: サイト-8181付
基本データ: エージェント・千堂は、19██年4月5日生まれ、身長162cmの女性職員です。サイト81YG所属の千堂博士の孫としても知られており、幼少期より財団の保護下にありました。プリチャード学院大学所属時には、民俗学を主な専攻としていた千堂博士と異なり、言語文化学を専攻していました。現在はその経歴を活かすため、主に海外における渉外活動及び聞き込み調査等を行うエージェントとして活動しています。
雇用当初、エージェント・千堂は日本語と英語を解するのみでしたが、複雑化する海外事情の中、任務の成功確率を上げるため自主的に他言語学習を行っていました。長時間の学習の末、現在はフランス語、ドイツ語を一定程度解することが可能になりました。この様子を見たサイト管理官より別言語の取得を打診されていますが、本人の強い希望によりいまだ実現に至っていません。しかし、財団内部の売店にてエスペラント語の語学書を購入している姿が見られるなど、言語への興味はあるとみられるため、もう一押しすればいけると上層部より判断されています。
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