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出典: SCP-2209
著者:Zacharia H
作成日(EN): 2015/8/29
SCP-2209 - Virtual Reality
SCP-2209 - バーチャル・リアリティ
tags: ectoentropic metallic prometheus safe scp sphere
タグ: 外部エントロピー 金属 プロメテウス safe scp 球体
Item #: SCP-2209
Object Class: Safe
Special Containment Procedures: SCP-2209-1 is housed in Secure Storage Unit B-89 at Site-151, with a power outlet modified to comply with SCP-2209-1's wiring system and power requirements. SCP-2209-1 is only to be connected to a power source during authorized testing. When testing is not underway, SCP-2209-2 is to be stored in a standard inanimate item containment locker in Secure Storage Unit B-89. Further testing of scenarios in "Ultra-Realism Mode" requires the authorization and presence of a researcher with minimum Level 3/2209 clearance.
アイテム番号: SCP-2209
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-2209-1は、サイト-151の収容保管ユニットB-89に収容されています。当該ユニットには、SCP-2209-1の配線システムおよび電源要件に適合するよう改造された電源コンセントが備え付けられています。 SCP-2209-1には承認を受けた実験中のみ電源を接続するようにしてください。実験が行われていない時には、SCP-2209-2を収容保管ユニットB-89内にある標準的な無生物アイテム収容ロッカーに保管してください。「ウルトラ・リアリズム・モード」のシナリオを追加テストする際は、レベル3/2209以上のクリアランスを持つ研究員の承認と同席が必要です。
Description: SCP-2209-1 is a hollow spherical object with a diameter of approximately 3.8 metres. The outer surface of SCP-2209-1 is composed of stainless steel and bears no textural irregularities, with the exception of a circular entry hatch, a single ventilation grate for the intake/output of air, and a socket connected to a large cluster of removable power and data cabling. A hand lever adjacent to the socket allows power to SCP-2209-1 to be alternated on and off. The hatch is opened and sealed by means of a timed pressure-release mechanism with an embedded handle. Large black print on one side of SCP-2209-1 reads "VRZ PRT-TYP 4512". The internal surface of SCP-2209-1 is composed of white HDPE plastic with an array of electrical lighting and evenly spaced, circular plates of a currently unidentified metal alloy.
説明: SCP-2209-1は、直径約3.8メートルの中空球形をしたオブジェクトです。 SCP-2209-1の外部表面はステンレス鋼で構成されており、円形の出入用ハッチ、空気の吸入/排出を行うための換気口の格子1つ、および太く束ねられた着脱式の電源用/データ用ケーブルに繋がっているソケットを除き、表面に凹凸はありません。ソケットに隣接したハンドレバーによって、SCP-2209-1の電源のオン/オフを切り替えることができます。ハッチは、埋め込み式のハンドルがついた時限式の圧力解放機構によって開放および密封されます。 SCP-2209-1の片側には大きく黒字で「VRZ PRT-TYP 4512」と印字されています。 SCP-2209-1の内部表面は白色のHDPEプラスチックで構成されており、等間隔に並んだ多数の電気照明や、現在のところ未知の合金でできた円形プレートが備えつけられています。
SCP-2209-2 is a full-body suit composed of an inner layer of elastane and a thin outer layer of dark neoprene. Multiple metal nodes on the limbs, hands, chest, and spine of the suit are connected by a complex network of wiring. Fixed to the head of the suit is a large headset with a visor, which connects to a network of smaller, more closely-spaced cranial nodes.
SCP-2209-2は、エラスタンでできた裏地と、暗黒色のネオプレンでできた表地からなるボディースーツです。スーツの四肢、手、胸部、脊柱部についた多数の金属のノードは、複雑な配線網で繋がっています。スーツの頭部には、バイザー付きの大型ヘッドセットが固定されています。また、頭蓋部により密集したノードがあり、小規模な配線網で繋がっています。
When provided with an adequate power source, SCP-2209-1 is capable of recreating a number of complex, presumably predetermined virtual reality scenarios for the subject wearing SCP-2209-2. Test subjects have consistently attested to the total verisimilitude of said scenarios, experiencing sensations and physical effects that cannot be accurately replicated using current conventional technology (refer to Test Log). Upon being sealed within SCP-2209-1 and stepping onto a large central plate, the subject is prompted by an artificial androgynous voice[[█footnote]]Voice will address test subjects in an indistinct dialect, possibly New Zealand English or South African English.[[█/footnote]] to select a scenario. Following voice confirmation, the chosen virtual scenario will be recreated for the subject.
適切に電源が供給されると、SCP-2209-1は、複雑で、恐らくあらかじめプログラムされた多数の仮想現実シナリオを、SCP-2209-2を着用している対象へ追体験させることが可能になります。被験者は一貫して、先述のシナリオ、認識できる感覚、身体への影響が全て本当に起こっているようだと証言します。これらの認識は現在の最新技術を用いても正確に再現することはできません(実験記録を参照してください)。 SCP-2209-1の中に密閉された状態で、被験者が大きな中央プレートの上に足を踏み入れると、被験者は人工的で中性的な声[[█footnote]]声は不明瞭な方言、おそらくニュージーランド英語または南アフリカ英語で話します。[[█/footnote]]にシナリオを選択するように指示されます。音声確認の後、被験者は選択したシナリオを追体験することになります。
SCP-2209-1 and SCP-2209-2 were recovered from a suspected Prometheus Labs facility in ██████, South Africa on ██/02/2007, following a tip received from a Foundation agent operating in the area. A thorough search determined the facility to be abandoned, and failed to produce any links to Prometheus Labs Inc. However, recovered documentation contained multiple references to Simtec Virtual Solutions, an unlisted company.
SCP-2209-1とSCP-2209-2は2007年2月██日、南アフリカ・██████で行動中の財団エージェントから受けた内部情報をもとに、当該エリアにあるプロメテウス研究所との関係が疑われていた施設から回収されました。詳細な調査の結果、施設は放棄されたものと結論づけられました。また、プロメテウス研究所に繋がる手がかりは見つけられませんでした。しかし、回収された資料には、非上場企業であるシムテック・バーチャル・ソリューションズSimtec Virtual Solutions社へ言及した文章が複数含まれていました。
Addendum:
Following Test 2209-024515-B (██/04/2007), it has been determined that SCP-2209-1 possesses limited sapience, and is capable of coherent interaction with subjects. Testing aimed at determining the full extent of SCP-2209-1's sapience is currently under consideration.
For further details, see Test Log 2209-024515.
補遺:
実験2209-024515-B(2007/04/██)の後、SCP-2209-1は限定的に知性を有しており、被験者と整合性の取れたやりとりが可能であると結論づけられました。 SCP-2209-1の知性が及ぶ範囲を完全に特定することを目的とした実験は、現在検討中です。
さらなる詳細は、実験記録 2209-024515を参照してください。
いつもお世話になっております。
『SCP-2209 - Virtual Reality / バーチャル・リアリティ
』の翻訳案になります。
原文を青字で、翻訳案を黒字で記載しております。
また、自信のない部分は、原文の該当箇所に下線を引き、翻訳案の該当箇所を赤字にしております。
なお、補足記事『Test Log 2209-024515』はまだ翻訳案が完成しておりません。
翻訳案が完成いたしました。[http://scp-jp-sandbox3.wikidot.com/draft:4052664-27-5623]
宜しければこちらも見ていただけると非常に助かります
お時間あるときに見ていただけると幸いです。何卒宜しくお願い致します。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:4052664 (18 Jun 2018 18:44)
>実験の間のみ電源に接続するようにしてください。
実験中のみ としたほうがいいかもしれません
>先述のシナリオ、認識できる感覚、身体への影響が全て本当に起こっているようだと断言します。
すこし表現をかえたほうがいいかもしれません
>[[█footnote]]声は不明瞭な方言、おそらくニュージーランド英語または南アフリカ英語で話します。[[█/footnote]]
[[█footnote]]はなにかのミスでしょうか?
>補遺:
:は半角
いつもありがとうございます!
→「during」なので「間」にこだわってみましたが、やはり違和感がありますね…
アドバイス通り修正いたしました。
→
KoikeSanshouemonさんの意見も参考に
「先述のシナリオ、認識できる感覚、身体への影響が全て本当に起こっているようだと証言します。」
と変更しました。
→こちらは、翻訳案を見ていただく際には注釈部分が見やすくなるようにあえて付けているものでした。
投稿の際には█部分を削除いたします。
→見落としていました…修正いたしました。
細かい部分まで見ていただきありがとうございました!
翻訳お疲れ様です。取捨選択をお願いします。
査読いただきありがとうございます!!
→確かに「際」の方が報告書に適している感じがします。アドバイス通り変更いたしました。
→訳案をそのままいただきました。
→自分で書いておきながら、この「製」は意味が良く分かりませんね…訳案通り修正いたしました。
→「裏地」と「表地」と訳出する発想はありませんでした!そのように変更いたします。
→不安な部分だったので安心しました!
→「many」と勘違いしていた節がありますね…訳案通りに変更いたしました。
→違和感がありましたが、意訳する勇気が出なかった部分でした…
「証言」の方がすっきりするので、そのように変更いたしました。
→ここは一番の悩みどころですね…。実験記録の様子をみるに、「プレートの上に入って、プレートの上に立つ」と発動するようでしたので、「踏み入れる」と当てていた部分でした。
「踏む込む」は「強く踏んで押し込む」意味の方が強そうなので、ここはもう少し考えさせていただきたいです。
→これはミスですね…アドバイス通りに修正いたしました。
→おっしゃる通りでしたので、そのまま訳案を頂きました。
いただいたアドバイスのおかげでかなり読みやすく改稿できました。
非常に助かりました。ありがとうございました!
翻訳お疲れ様です。
見ていただきありがとうございます!
→こちらは訳抜けのようです…「外部表面」という表現に改めました。
→「束ねられた」を前に持ってくるだけで大分読みやすくなりますね…訳案をそのままいただきました。
→確かによく見ると「頭痛が痛い」と同じような表現になっていますね…「合金」に修正いたしました。
→
コンピュータ用語に「ノード」があるんですね…調べ不足でした。こちらは「ノード」へ変更いたしました。
→実験Bの結果、判明したものかと思いますので、「結論づけられました」の訳案をいただきたいと思います。
投稿前に再度全文を確認していきます。
見ていただきましてありがとうございました!