【その他】翻訳記事の元記事が剽窃を理由に削除された際の対応方法の決定

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タイトル:
【投票受付中】翻訳記事の元記事が剽窃を理由に削除された際の対応方法の決定【10/20まで】

スレッドの趣旨

翻訳記事の元記事が剽窃を理由に削除された際の統一的な対応方法を、投票にて決定します。

背景

2019年末にSCP-ENではSCP-5000コンテストが開催され、コンテスト出展作として、Metaphysician氏によって怨悪のマエストロが投稿されました。2020年1月31日にはSCP-JP上に同記事の翻訳記事が投稿されています。

しかし同年2月、元記事において剽窃が発覚したため、SCP-ENでは同記事はスタッフにより削除されました。実際に同記事には他文献からの剽窃が確認されています。一方で、剽窃の箇所は部分的なものであり、適切な引用手順を踏むことで剽窃ではなく引用として扱う余地があると考えられます。

上記背景により、SCP-JPでは同記事の翻訳記事を臨時的に差し替え記事扱いとしています。ただし、これは剽窃の疑いが残ったままの記事をサイト上に残している状態であり、何らかの対応によってこの状態を解消する必要があると考えています。

以上のことから、今後同様の事態が発生した場合を考え、統一的な対応方針の策定を検討していました。

既に設立された意見募集スレッドにて一般メンバーから意見を募った上、後述する3案の中から対応方法を決定することとしました。

候補案

3案それぞれの利点と懸念点、及び意見募集スレッドで出た意見は以下の通りです。

候補案
【案１】一律で記事の削除を行う。
【案２】削除猶予を設けた上で削除を行う。ただし、有志によって適切な手順を踏む（引用など）ことで剽窃を回避できることのエビデンスが猶予期間中に提示された場合、記事削除は行わず差し替えを行う。
【案３】スタッフ側でバックアップを取った上で削除を行う。ただし、有志によって適切な手順を踏む（引用など）ことで剽窃を回避できることのエビデンスが猶予期間中に提示された場合、差し替え記事として復活させる。

+ 利点、懸念点及び補足意見

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利点、懸念及び補足意見

【案１】一律で記事の削除を行う。
利点	特殊な判断やアクションの工数が発生せずメンバー・スタッフともに負担が少ない。
懸念	引用として扱うことで削除を回避できる可能性があった場合も記事が削除される。
補足意見	ENでは一律削除を行っていることから、今後他支部の記事でこのようなことが発生した場合、同様の対応を取るとが予想される。一律削除の方針で良いのではないか。

【案２】削除猶予を設けた上で削除を行う。ただし、有志によって適切な手順を踏む（引用など）ことで剽窃を回避できることのエビデンスが猶予期間中に提示された場合、記事削除は行わず差し替えを行う。
利点	適切な手順を踏むことで翻訳記事の掲載を継続できる。
懸念	有志によるエビデンス採取、および問題がないかを確認・判断するための工数が発生する。仮に記事の剽窃が明らかであり、かつ代替案による回避が不可能であった場合、明らかに著作権法に違反している記事の掲載を続けてしまうことの懸念がある。
補足意見	記事の削除はサイトコミュニティにおいて大きな損失であり、可能な限り回避されるべき。剽窃が問題視されるのは主に法律問題に起因するものだが、少なくともこの部分に違反しない形であればある程度は掲載を認めても良いのではないか。

【案３】スタッフ側でバックアップを取った上で削除を行う。ただし、有志によって適切な手順を踏む（引用など）ことで剽窃を回避できることのエビデンスが猶予期間中に提示された場合、差し替え記事として復活させる。
利点	適切な手順を踏むことで翻訳記事の掲載を継続できる。
懸念	有志によるエビデンス採取、および問題がないかを確認・判断するための工数が発生する。
補足意見	案２と同様、記事の削除は回避できるものの、過去リビジョン、ディスカッションコメント、Rateの引き継ぎが難しい。また翻訳者が著者ページ等でListPagesModuleを使用している場合はそちらに表示されなくなるといった問題がある。