fragment:Im Tod erblühen wir2

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アイテム番号: SCP-296-DE	レベル4/AFFODILL
オブジェクトクラス: Thaumiel	極秘

脅威レベル: 黒

特別収容プロトコル: 保留

説明: SCP-200-DEは現在、人間のノウアスフィアを保有する局所的現実です。SCP-200-DEは形式上は自己オントロジー的クトニオスです。SCP-200-DE内部に存在するミーム複合体が元とした存在を詳細に再現しているかは未だに判明していません。

SCP-200-DEの物理的形状は自己組織化したナノマシンの集合体と強力な魂が吸着したものであると考えられています。これは連鎖反応中に未だ完全に解明されていない方法で形而上学的超越を達成しました。

プロジェクト責任者の手記

VS-極秘

この文書はプロジェクトグループAFFODILL内部での使用のみを目的としています。クリアランスレベル5/296-DEもしくは4/AFFODILLを持たない職員への送信は固く禁じられています。

貴方は死にました。昇進おめでとうございます。

貴方は現在プロジェクトグループAFFODILLの一員であり、SCP-200-DEの研究と封じ込めに任命されています。
貴方がきっと参加している他の多くの機密プロジェクトとは異なり、これはが我々の本当の任務です。我々はSCP-200-DEをどうにか封じ込めようとしています。

我々の取り組みは、我々自身が異常の一部であるということによって、ただ困難なものとなっています。

我々があの事件を思い出せる限りでは、財団が封じ込められなかった、あるいは十分に封じ込めができなかったNK-クラスシナリオが発生しました。そしてそれによって人類の完全なる破滅がもたらされました。このような事態に備えて財団が緊急用のプランを保有していたことは驚くべきことではありません。

自動システムはSCP-2000を起動し、人類を復活させようとしました。これはNK-シナリオの封じ込めができる前に起こったため、そのプランは失敗に終わりました。新たな人類も同じようにナノマシンに分解されました。

我々のグループでさえコピープロテクトのかかったSCP-2000の文書を複製するのは困難でしたが、O5から1つ情報を手に入れることができました。それは、クラスG幻覚剤と専用に開発された催眠療法を使用することでした。

十中八九、貴方はクラスGなんて聞いたこともないでしょう。それはMA-シナリオが60年代からほとんど防がれてきた名残であり、それは意識を作る元となっているのです。それは比喩ではありません。

結論から言ってしまえば、これには重大な副作用がありました。人間の意識が死後の世界へ移る際(知らなかった場合に備えて。死後の世界は存在します。そしてそう、我々はそこと外交関係を有していました)、全ての経験が持っていかれます。これがナノマシンの大群に物理的に吸収されてしまったというだけです。

催眠療法は人類に世界は大丈夫だと信じ込ませました。ベールを守るための完璧な反ミームです。それは表面的には現実世界と見分けのつかない完全に新しい死後の世界を生み出しました。

この新たな現実を研究するのは我々次第です。本来の財団残党から送信された情報はあまり役には立ちません。彼らは我々よりも知識を保有していないようです。

まず第一に。貴方未だ死ぬことができます。我々に分かるのは、それが望ましい効果をもたらさないということだけです。そして未だに完全に意識のある人間が生まれてくる可能性があります。我々には幼い子供がどこから来たのかが分かりません。間一髪で倫理委員会が静止しなければ、人類はずっと昔にガスで殲滅されていたでしょう。

他の異常も未だ問題となります。誰も確認しようとはしませんが、物理的な異常は現在ミームとしてしか存在しなくなっているかもしれません。しかし、他の多くの異常が我々とともにこちらに来ており、主要な現実から複製された可能性でさえ存在します。この世界は知覚で成り立っており、知覚をかき乱す異常がそれで何ができるのかを知りたくはありません。

我々は現在異常ではありますが、それを封じ込め続けています。

確保、収容、保護。