Part.1 - 心の底に眠るエンジン

Part.A — 夢と出会いと

気づくと、僕はどこか暗い場所にいた。どこかはわからない。ただただ暗い。
自分の手を見ると、どこか朧げなビジョンが視界を埋めた。僕の手はなんだか、もやのようだった。
足を進めてみる。一歩、二歩と。足音はない。地面の感触もない。

どこにも進んでいる感じがしない。

memo
父親が後ろから肩をつかむ
「行くんだ、地上に、あの太陽の方に」
「皆でいこう」
大量の腕がまとわりついてくる。

「ちじょうになんかいっちゃだめだ」

「どうするんだタイヨウ？」

「僕は……」

「タイヨウ！」「タイヨウ！」
「タイヨ、おーい、起きなくていいのか」
「ボス？」

もう第二の鐘が鳴ったぞ
地上研究もいいけどほどほどにしろよ
ライブラリの姉ちゃんも疲れちまうぞ

＊転換＊

シチュエーション説明
ここは昔、大きな町だったらしい。新宿駅はその中でも栄えた施設で、交通の要所 兼 商業区だったそうだ。
らしい、とか、そうだ、っていうのは、これが言い伝えや、僕なりの研究に基づくものだからだ。
大災
地下は無事。なぜかはわからない。
大きな穴が開いた。駅がいくつも複製されて、どこまでも、どこまでも続く大穴が生まれた。オオウツロの底がどこまで続いているかは諸説ある。エキナカ輪廻教会なんかは上とつながっているって言ってるし、あの世かなにかとつながっているっていう人もいる。
僕たちは網をはって落ちてくるものを拾って生活している。

「ふう、ついたついた」

少女回収

Part.B — おはよう、迷い人

少女が目を覚ますと

Part.E — さあ行こう、東京駅へ
出発
＊場面転換
「……またか、カスガイ」
「ん……ああシマさんか。そうだね。少し……昔のことを思い返していたよ」
「なんで……行けると思ったんだろうなあ……地上になんて……」

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Episode#1 — 心の底に眠るエンジン
Part.A — 夢と出会いと
Part B — おはよう？
Part.C — 不審者タキオリと一縷の希望
Part.D — タイヨウの過去と決意
Part.E — さあ行こう、東京駅へ

Episode#2 — 響け希望讃歌
Part.A — イバラと鉄道狂信
Part.B — 少年少女と地中海
Part.C — 街の裏切り/少女喪失/おはよう、天使
二人が目を離した隙に少女は攫われる。街ぐるみの反抗で、誰も知らないと返す。そして少女は目を覚ます。
Part.D — 崇敬なる鉄道よ/敵を読め
少女は鉄道狂信の手で天使として扱われる。イバラからは言うことを聞いていれば良いと言われる。これは君のためを思ってのことだ。ここでなら素晴らしい未来をあげられる。今は生娘だが……将来は妃の一人にしてやってもいい。
少女は思い出す、母の言うことを聞いていればいいからと言われ続けた日々のことを。あの少年の眼差しを。
タキオリは敵の正体を見抜くも、些か消極的。ただタイヨウの声で (そして情報源としてまだ有用かもしれないので) 助けるべきと判断する
Part.E — 楽園崩壊
少女が鉄道狂信を裏切り、イバラの本性を明かして倉庫を爆破 (頭がいいので)
逃げ出す兵器デンシャ
その隙に少女が逃亡、あと一歩のところで阻まれるがタキオリがトロッコで突っ込んでくる
「イィィィィバアァァラァァ!!」「……ッ!! ダァァキィオリィィィ!!」って見たいよね

イバラ・トキ、偽のメシア、キリスト、王
茨の冠、時 (temporary)
井原刻 (イバラ トキ)
貴様……私の千年王国を……！

Episode#3 — 絶対障壁を超えてゆけ
Part.A — ブルーランプ
青ランプのダイヤにないデンシャに追いかけられて本来のルートから外れる&トロッコが壊れる (のでホームまで手で押した)
無人駅で何泊かしつつ修理
少女の寝言 (帰りたくない)
タキオリとタイヨウで見張り、夜の交代時に二人で話し合う
いなくなった父の話
タキオリの過去 (青年団); イバラのやつを受けて。この先の駅にもかつての仲間がいる。
Part.B — 分断
駅が夜間に裏東京の襲撃を受ける
3人でトロッコに乗って逃げようとするが、伸びてきた触手でタキオリが引きずり降ろされる
「タキオリさん！」「カスガイだ！ 東京駅のカスガイという男を探せ！」カバンの中の紙を渡せ、そこにあるだろ！
Part.C — 邂逅
その先にいた男と出会う

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場面: 4つか5つぐらい
やりたいこと:

• 物語の始動。少年が少女と出会い、タキオリと出会い、逡巡の上で東京駅へ向かう決心をする。
• 少年の覚悟。これまで新宿駅という安寧の中で地上への思いを募らせていた過去、両親がいなくなった恐怖、母親の地上へ行くなという願いに終止符を打つ。
  • 悩んだ少年がそのことをボスに打ち明けるも、ボスは肯定も否定もしない。やりたいようにやれ。お前のやりたいことはなんだ？
  • 少女はこの時点では覚悟が決まりきっていない。ep2~3あたりで覚悟完了する。
• 裏: タキオリの逡巡。タキオリは本来スーツだけ取って (あるいは少女ごと回収して情報を持っていく) つもりだったが、少年の思いと瞳に引きずられるかたちで (それぞれカスガイとリュウドウを思い起こさせた)、ともに行く選択肢を許してしまう。彼はしばらく悩み続ける。

メモ1/ストーリー:

• 物語は少年の夢から始まる。幼い頃に父親から語られた地上の夢の話。そしてあらすじを兼ねる。
• ボスに起こされる。目を覚ますと人語を解する巨大ゴキブリ (=ボス)。もう第二の鐘 (=正午) だぞ、縄張りを巡回しなくていいのか？ これだけ遅いと誰かに取られてるかもしれないぜ。
• 実際行くと既にめぼしいものは取られていたか、あるいはそもそもふってなかったか。使えそうなものをちょっと回収して、残りは下層へ落とす (そういう決まりだ)。帰ろうとすると、背後で落下音 (=少女)。

メモ2/戯言:

• 空には太陽が必要で、太陽には空が必要だろ……？
• 自由を掴み取る少年少女なので、地下東京における自由の象徴、空と太陽を背負わせます
• タキオリは滝折でカスケードの破壊者です (今考えた)。地上を目指すも失敗する呪いの連鎖を断ち切るファクターの一つ。

Climax Jump
列車戦隊トッキュウジャー
DAYBREAK FRONTLINE
Barricades
君は僕の希望
もしこの壁の中が一軒の家だとしたら

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