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ショパン・カルトのGoIフォーマット
それ楽譜では?
完
世界は捻じれ、壊れていた。
紅き空が夕方を乗り越えて、朝も夜も覆いかぶさっていた。いつだって赤だ。
何もかもが赤かった。大いなる王の帰還は、この世のすべてを原初の色に返せしめた。
崩れたビルで、一つの光がまたたく。
「」
歪の船に乗っていた。
砕けた甲板の上で夜空を見上げる。
継ぎ接ぎから静かに流れ込む波を忘れて。
どうか、今だけは。
──最初にそれを聞いたときは「間違っている」と思った。
間違っていないはずがなかった。音楽家の顔をした巨大なセミが煙を上げて歩みを進めていく様は、明らかに現実にそぐうものではなかった。
それでも、世界はそれを受け入れた。
翌日にもニューヨークで開かれた会見は、きっと世界で一番有名なものだった。
「1998年」カノンは、その名にもなっている1998年の初夏に、異常と正常を隔てる「ヴェール」が失われてしまった世界を舞台とするカノンです。ヴェールの崩壊はすなわち、異常や財団の存在が公となることを意味します。このため異常は身近なものとなり、もはや日常へと希釈されつつあります。
隠されていた技術は急速に市場へ雪崩込み、人類文明は新たなフェーズへと到達しました。かつて夢見るしかなかったあれもこれもが、今や現実となりうるのです。
しかしながら、陽のあるところには影があります。これまで覆い隠されていた闇は白日のもとに退散したわけでなく、むしろより身近な脅威となりました。
町中で蠢く要注意団体。真っ昼間に起こる超常テロ。突然現実が震える超常災害。邪悪な神格の降臨。偏見とともに広まる異常疾患。異種族との対立。エトセトラ、エトセトラ。
人類の前には続々と壁が立ちはだかり、その進展を拒みます。
……しかし。
人は古来、洞窟の中で怯えて暮らす時代から、炎とともに歩みを進めてきました。暗闇を切り裂いて、進歩の足跡を刻んでゆきました。
21世紀になっても、別の世界へ行こうとも、それは依然として変わりません。ただ前進のみが人の道です。
壁は踏破されます。人は進歩を刻みます。
世界は、まだ見ぬ光へと繋がっていきます。
これは少し変わった世界で描かれる、明日への物語です。
さて、もしかすればこう思う方もいるかもしれません。「おや、どこかで見たぞ」と。
そう、「1998年」は、EN本部のカノンである「壊された虚構」から分派する形で誕生したカノンなのです。ある意味、「壊された虚構・改」といっても差し支えないでしょう。
しかし、全く同じというわけでもありません。我々が活動を続けるにしたがって、98カノンは独自の発展を見せていきました。
- 明確的なテーマの存在
- 偽史構築
- 積極的な設定共有
98って今どれぐらい他カノン/シリーズと接続してるっけ
壊された虚構
ルーツ。初期の98カノンは”壊された虚構”内のIfシリーズとして始まった。分派前後では、如何に98カノンを”壊された虚構”と差別化するかに重点が置かれ、後の多数の独自要素の発展を招いた。
98カノンが爆発的に拡散した背景には、かねてよりヴェールが失われた世界への需要はあったものの、当時は壊された虚構カノンの大部分が未翻訳であり、手が出しづらかった状況が一因にあるだろう。
しかし反面、この発展はJPサイトにおける壊された虚構の衰退を招いたとも言える。
第三法則
第二のルーツ。パラテクノロジーや超常コミュニティの描写において、98カノンは第三法則側から多数の要素を承継している。特に”胡乱なことをさも当然かのように大真面目にやる”というスタンスは、私的には第三法則の影を見出せるように感じる。また、ハブや設定集にもその影響が見られる。
stengan氏の一部記事では、第三法則側の要素を比較的強く拝借してきた際に、そのタグが付与されることがある。
財団4K
強大な人類がどこまでも進んでいく様子が重なることもあり、雰囲気的に若干近い立ち位置にある。事実として98世界の人類が西暦4000年まで生き延びたらどうなるかを描いた、両カノンのクロスtaleが存在する。
linkAge
サイバーな近未来を描くlinkAgeだが、比較的初期からクロス例が存在する。特にヴェールが失われたことで、マクスウェリズムならびにその技術が一般側にも広く需要されることになったというのが大きいだろう。初期のクロスtaleである「揺籃外去」では電脳技術と完全に一体化した社会が描かれたが、世界観の醸成されてきた現在では、数ある超技術の一貫として登場する傾向が強いだろうか。
スシブレード
98カノンと同時期にカノン化し、同じく爆発的な発展を見せるスシブレード。比較的初期から98側との接触も多いが、大多数は(正確にはスシブレードカノンに限らない)闇寿司が登場するか、スシブレードへの僅かな言及のみに留まっており、実のところ完全な形でのクロス例はまだ存在していない。スシブレード側と異なる世界観ではあるが、一部設定に繋がりが見られる例もある。
死の終焉
とある新聞記事の隅にある見出し一覧に、98世界側から”死の終焉”カノン世界の観測に成功したという話が僅かにある。
SCP-XXX-JPは計10個が存在すると推定される、一連の奇跡論触媒実例です。各SCP-XXX-JPの説明は以下です。
リストSCP-XXX-JP-10 | 未回収 | 補遺参照 |
SCP-XXX-JPは
「1998年」は多様なジャンルを内包するカノンであり、どんなカノンかという問へ各々が異なる答えを返します。
しかしながら私は、次のように定義します:
象徴的引用
ポーランドは明日、世界に先駆けて新たな一歩を踏み出します。ヴェールの先へ、闇へ立ち向かうために。ポーランドに未来あれ。
- 1998年、初夏
やることははっきりしています。絶望を終わらせるのです。
私たちは何も知らずに生きていくには世界は複雑になりすぎました。
1998年のヴェール消失は、それまでヴェールの内側で雌伏の時を過ごしてきた、様々な企業たちが日の目を浴びる機会を与えてくれました。
短いシンプルなやつ
インタビューログ1つ
強いフックでオチをバン!と
ハンバーガーのCMか????
NYの悪魔バーガー
悪魔ドラッグ入ってんじゃねえかバカ!
UIUのデカ(2人組)
あー、うん、サキュバス?
その……ショパン、であってますよね?
はあ。尊敬してらっしゃるのですね。
あー……ええと……正気ですか?
いえ、失礼しました。ただ、まあ、あまり耳慣れない慣習でしたから。
はあ。
あー……まあ。はい。連絡の……再確立?に必要なことなのですね?
そうですね。さすがにその……驚きますよ。神にぶっかける信徒なんて初めて見ましたから。
SCP-XXX-JPは
怒られるわボケ
SCP-XXX-JPはウクライナ、アーシーズに存在する都市遺跡です。炭素年代測定の結果から、これら遺跡は紀元6世紀頃のものと見られます。後述する宗教遺物からは同時代同地方に存在していたサーキシズム系小規模独立文明、セダサ文明との関連が疑われ、おそらくは強固な繋がりを有します。
SCP-XXX-JPは
SCP-XXX-JPは財団Webクローラが散発的に異常なフラグ付を行う現象です。これらのフラグ付は脈絡なく行われ、フラグ付された対象間に何らかの有意な関係は認められません。これまで確認されたフラグには以下が含まれます。
フラグ名称 | 件数 |
---|---|
頭部の欠損 | 16件 |
花の咲いた電柱 | 8件 |
日の落つる国 | 14件 |
桜の腐敗 | 9件 |
夢見の囃子太鼓 | 7件 |
穴の開いた太陽 | 21件 |
存在しない明日 | 13件 |
なめらかな頸部 | 8件 |
彼の声 | 15件 |
回帰への道筋 | 19件 |
国歌斉唱 | 16件 |
次代の光 | 32件 |
*不気味なフラグがキャプションに書かれた、何変哲のない画像*
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アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:3995762 (01 Jun 2018 11:19)
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