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SCP-XXX-JP
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの異常性が不用意に発現することと、異常性が民間人に露見することを防ぐため、満月の日の夜間1は████公園をカバーストーリー「定期的な環境調査」を適用して封鎖し、民間人の侵入を防いでください。また、実験時の混乱を防ぐため、投影イベント開始時、SCP-XXX-JPの水面から半径約10m以内に2人以上の人物が存在することがないようにしてください。
説明: SCP-XXX-JPは██県██市に所在する████公園の敷地内に存在する湖2です。SCP-XXX-JPの水質や周囲に生息している生物に異常性は確認されていません。しかし、満月の日の午前0時丁度、SCP-XXX-JPの水面から半径約10m以内に人間(以下、対象者と表記)が存在した場合、投影イベントが発生します。
投影イベントが開始すると、その時点での天候や月の位置等にかかわらず、SCP-XXX-JPの水面に鮮明な月の像(以下、SCP-XXX-JP-1と表記)が映し出されます。SCP-XXX-JP-1は肉眼以外で観測することは不可能です。SCP-XXX-JP-1は発生後、徐々に歪んでいき、10~15分ほどかけてその大きさ、形、色を変化させます。このとき、SCP-XXX-JP-1は対象者の現在の何かしらの願望を表現していると思われるイメージに変化します。また、対象者が複数人存在した場合には、その内から無作為に選ばれた1人の願望を表現していると思われるイメージに変化します。SCP-XXX-JP-1は完全に変化を終えた後、ある程度の時間3をかけて通常の月の像に戻る、または消失します。この時、投影された願望に対する対象者の思い入れが強いほど、SCP-XXX-JP-1が投影されている時間が長くなる傾向にあります。しかし、投影される願望自体とそれに対する対象者の思い入れの強さに関係はありません。
補遺1: 2011/09/12に行われた実験以降、「投影イベント中にSCP-XXX-JP-1が突如消失する」「SCP-XXX-JP-1が鮮明なイメージにならない」などの、投影イベントが不完全な形で発生する事例が確認されるようになりました。実験・調査の結果、2011/09/02に行われた湖底調査XXX-JP-3にて回収された、鏡面が破損した手鏡がSCP-XXX-JPの水中に存在していない場合、上記の事例が発生することが判明しました。現在、この手鏡はSCP-XXX-JP-2に指定され、研究が行われています。また、これまでの調査からSCP-XXX-JP-2は、2008/09/21にSCP-XXX-JPで入水自殺を行った遠藤幸代氏の所有物であったと推測され、遠藤氏を当オブジェクトの最重要関連人物として調査を行っています。
以下は2010/08/24に████公園の近隣住民である田井中氏に行われたインタビュー記録の、遠藤氏に関連する箇所の抜粋と、今回の事例を踏まえて2011/12/26に行われた、遠藤氏の友人であった松江氏に行われたインタビュー記録の、SCP-XXX-JP-2に関連すると思われる箇所の抜粋です。
補遺2: 2012/08/02に行われた、D-25420を対象とした実験で、突如、D-25420がSCP-XXX-JPに飛び込むという事案が発生しました。即座に他職員に救助されましたが、D-25420は不可解な供述を繰り返し、SCP-XXX-JPへ再び入水しようと他職員への抵抗を行いました。また、SCP-XXX-JPに関する記憶を処理され鎮静化した後も、D-25420は██湖に強い関心を持ち続けていることが判明しました。
D-25420は複数回8実験の対象となっている唯一の存在であることから、SCP-XXX-JPは、複数回対象者となった人物に、何らかの精神汚染を引き起こすことが推測されます。現在、SCP-XXX-JPの異常性について、再調査が行われています。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:3981783 (04 Jun 2018 13:25)
・SCP-978や241-JP等との差別化ができているか
・文章に誤字等のおかしなところがないか
・単純に記事としての評価
上記の点が特に気になっています。ご批評よろしくお願いします。
画像提供元 : https://kumamoto.photo/archives/picture.php?/3265/tags/421-4%E6%9C%88
CC0
拝読しました。幻想的で儚げな雰囲気と財団の抱えるやりきれなさの組み合わせは良い表現だと思います。
総評として、欲望カメラなどとの差別化はあまりできていないと思いました。差別化を図るのであればせっかくの雰囲気なのでもう少し叙情性やドラマ性、ストーリー性を押し出してみると面白いかもしれません。また映像を出力できるという点が差別化の突破口になるのではと個人的には思います。
以上拙い評でしたが、参考になれば幸いです。
ご批評ありがとうございます。「像、または映像」を「イメージ」という表記に統一しました。
そういった雰囲気を出したいと思っていたので、そう感じていただけたのは何よりです。なるべく今の雰囲気を壊さないような方向で改稿していきたいと思います。
実験記録の追加・一部改稿を行いました。いい話、切ない話「っぽさ」が出ているか、以前ここのコメントで述べた異常性に気づきやすくなっているかが気になっています。
投影 という異常性である以上仕方のないことでもありますが、
様々なエピソードが始まってはすぐ終わっていく感じで、
オブジェクト自体が便利な舞台装置に終わっている印象を受けます。
この異常性が公園の湖に根付くまでの、
バックストーリーのようなものが垣間見えると、オブジェクトの個性が出ると思いました。
ご批評ありがとうございます。オブジェクト自体の個性ですか…。バックストーリー等は全く考えていなかったのですが、オブジェクトがただの舞台装置で終わってしまわないような展開を考えてみます。
実験記録の追加・一部改稿と補遺の追加を行いました。また、ルーキーコンテストにエントリーしました。ご批評よろしくお願いします。
以下は気になっている点です。
・バックストーリー等でSCP-978やSCP-241-JP等との差別化ができているか
・本文に記述していない異常性(スポイラー参照)を察することができるか
・後付けした補遺が蛇足になっていないか
このまま投稿されたらDVします。主な要因は以下の通りです。
表記の粗さ
主観的な表現、報告書らしくない表現が多く含まれています。前者は「誰が見ても同じような光景が想像できる文」を目指すことで削ることが出来ます。後者はSCP記事の文体とはというエッセイが分かりやすいです。
以下、引用と代替案です。取捨選択してください。
ここは分析なので断定口調を用います。なぜならば、分析は客観的であるべきなので、主観的な「~と思う」という表現がそぐわないためです。
ですます調を用いてください。
籠るという表現は慣用句的な側面が強く、学術的な用語ではないので「トイレに行っていた」くらいが良いと思います。
ここは前までで関係してないことがはっきりしてるので断定口調を用いたほうがいいと思います。
これは慣用句的な用法なので、「異常性によるもの、あるいは偶然かは不明ですが」くらいが良いと思います。
恐らく見落としがあると思うので上記のエッセイを参考に推敲することをお勧めします。
構造
ご自分で指摘されているように、この記事はSCP-978と非常に被っている印象があります。しかし、この映された願望は叶わないという異常性は面白いと思います。なので、これを生かすように少し構造を変えましょう。
まず、「願望が出てくる」という事実が判明する実験記録は一つに絞ってください。私は二つ目で変化が見られなかった時点で残りの長い実験記録に目を通す気力がわきませんでした。読者はこの記事が面白いという保証なしで読んでいるため、たった2つでもかなり気力を削られます。
残りの実験記録を「映った願望はかなわない」という異常性に絞ってやっていくのが得策です。
ご批評ありがとうございます。文体については、後ほど全体的に改めてみようと思います。記事の構想については、当初は実験記録を読み込むと読者が本文に記述されていない異常性に気付くことができる…といった記事を目指していたので記録が長ったらしくなっています。が、そもそもその異常性に気付いてもらえなければ面白さを感じていただけないと痛感したので、実験記録の平坦さをなくす&異常性に気付いてもらいやすくするためにいくつか改稿・削除を行おうと思います。
実験記録の改稿・一部削除と補遺2の追加を行いました。九龍城みたいになりそうなので、これ以上に話の要素を追加することはないと思います。ご批評よろしくお願いします。
以下は気になっている点です。
・バックストーリー・展開等でSCP-978やSCP-241-JP等との差別化ができているか
・本文に記述していない異常性(スポイラー参照)を察することができるか(察することができなくても面白いと感じてもらえる要素があるか)
・後付けした補遺が蛇足になっていないか
・SCP記事としておかしな表記・描写がないか
・溺水者の救助の描写をもっと良くできないか