██ ██オブジェクト化計画

記事カテゴリが未定義です。
ページコンソールよりカテゴリを選択してください。


日本古来の概念技術と伊404によって米国施設より奪取されたイメージングテクノロジーを組み合わせ、皇の代用品を作る事とした。連合国による不躾で不用意な廃位に備えて。
モデルは2基作られ、コードネームはそれぞれ襲(かさね)、帝都とした。
廃位は免れたが、神権の人間化、欧米分化の流入による影響は計り知れず、計画は続行された。
歴史上数回に渡る資料散逸と敗戦後の混乱により概念技術の再現は不完全に終わり、イメージングテクノロジーもまた未完成故機能不全に陥った為、顕現定数不足になる。蒐集院で飼われていた後のSCP-███-JP-EX(鵺)を依代とし、頭数不足からモデルを1基に統一。モデルの仮想人格崩壊を避ける為名前を統合しフルネーム襲 帝都とする。
晴れて完成した代用品は、神威により抑え付けている諸々が活性化する日、即ち欧米より渡来した種々のイベントに合わせ活性化されたが、最も大きな働きを見せるのはエイプリルフールだった。
ある日襲 帝都に、皇の系統にのみ発生する筈の、特定単語を媒介として発生するミーム災害が確認される。それは皇の代用品としての完成を意味したが、同時にヴェール崩壊の危機を孕んだ。
そして恐れていた事態が発生した。鵺の特性により、襲 帝都が自律的に実存の変更を開始した。

↓旧アイディア。一旦放棄。

戦時中、ある人物の人格と文字列生成オートマトンを合成し作られた発声メイトリクス。
元となった人物は██ ██、戦意高揚運動の先頭に立たされたカリスマであるが、現在では当時の黒歴史と共に時間の中に埋もれている。当人は空襲時に行方不明、死亡認定されている。
一節には、当時██ ██が歌ったとされる戦意高揚歌は、ある時期以降全てSCP-XXX-JPによる生成物だと推定される。
自身は勝利による和平こそが平和に繋がると信じていた。
そんな事から、SCP-2139-JPのメイトリクスイメージングモデルは軍服を着用している。
自身が他者による創造物であると理解し、また"歌姫の模造品"と解釈している。
終戦により使用者と目的を喪失し、新政体による平和な世界を夢見て活動停止。
2007/11/01、2007 WD5の接近により意識を回復した。
彼女は、目覚めた直後、アメリカでの銃乱射事件やアフガニスタンでの自爆テロ、セルビアやフィリピンでの大規模デモ、チベットでの暴動、スリランカでの爆弾テロのニュースを立て続けに目にする。六十年経ってなお到底「理想郷」とは呼び難い世界に失望し、自身が唯一出来る「歌唱」で再び働き掛けを開始する。希望を与える為に。

rating: 0+x
blank.png

特別収容プロトコル: ル・ボー・タンブールプロトコルは継続中です。関連が疑われる情報を入手次第、速やかにプロトコル担当まで連絡して下さい。

説明: SCP-2139-JPは特定の音源を視聴した際に精神影響がもたらされる現象です。

SCP-2139-JP-Aは視聴した際にSCP-2139-JPが発生する音源群を収録した媒体です。いずれもカセットテープもしくはレコードであり、██ ██により歌唱された軍歌を収録しています。

SCP-2139-JP-Aは戦前及び戦時中、旧情報局1により、戦意高揚を目的として制作されました。SCP-2139-JP-Aの大部分は戦後GHQにより没収、廃棄されており、一部民間に流出した物が現存しています。

SCP-2139-JP-Aに収録された音源を視聴した人間は高揚感と共に、日本政府2に対する強い忠誠心を感じると報告します。これは当時の戦意高揚プロジェクトの一環であろうと見做されています。

2008/██/██、██ ██と酷似した声質を確認出来る複数の音源(以下SCP-2139-JP-B)がインターネット上で確認されました。精神影響も確認された事から、SCP-2139-JPとの関連が疑われ調査が開始され、SCP-2139-JP-αの発見に至りました。

SCP-2139-JP-αは疑似人格と推測される、発生メイトリクスを主機能とする一連のプログラムと思われます。

SCP-2139-JPは特定フォーマットのファイル(同じくSCP-2139-JP-B)を生成、及びインターネット上にアップロードする機能を有しています。これまでに確認されているファイルは以下の通りです。

  • テキストファイル(txt、rtf、asc)
  • オーディオファイル(mp3、wav、aac、aif、flac)
  • 画像ファイル(png、gif、jpg、tiff、bmp、svg)
  • 書類ファイル(pdf、html)
  • ████、████████用プロジェクトファイル(███、████、███、████)

オーディオファイルが全対象中の8割以上を占めており、特に歌謡曲がその大部分を占めます。これは軍歌現存するSCP-2139-JP-Aと異なり軍歌に限定されません。

音声が含まれるSCP-2139-JP-Bを視聴した人物は音声を、SCP-2139-JP-Aの歌唱者と同じ名義である██ ██により発声された物だと認識します。この影響はSCP-2139-JP-Bに██ ██との記述が付随するか否かに関わらず発生しており、対象が何らかの情報障害となっている可能性があります。

SCP-2139-JP-Bに含まれる音声を分析した結果、全て同一の人物(以降SCP-2139-JP-β)の音声である事が判明しています。██ ██とSCP-2139-JP-βは先述の通り酷似した声質を持ちます。音声より推測されたSCP-2139-JP-βの特徴は以下の通りです。

  • アジア系の人種
  • 女性
  • 30歳前後
  • 身長160cm程度
  • BMI18.5程度
  • 歌唱に対しある程度の心得がある

██ ██を撮影した画像、動画は確認されておらず、上記特徴と一致するかどうかは不明です。

SCP-2139-JP-Bの音声を視聴すると、その内容に関わらず気分の沈静と幸福感がもたらされると報告されています。

補遺: 2008/██/██に動画サイト██████で初めてSCP-2139-JP-Bが確認され、以降ファイル共有SNS███████や掲示板サイト██████付属アップローダー等様々な箇所で不定期に確認される様になりました。

██████付属アップローダーにアップロードされたオーディオファイルに紐付けする形で問い掛けの文面を記載したテキストファイルをアップロードした所、返答が記載されたテキストファイルがアップロードされ、意思の疎通が可能だと判明しました。以降、異常性の主体は対象では無くこの時の意思疎通相手だと断定し、SCP-2139-JPαと定義しています。

以下、初回返信時の文面の写しです。

獲得記録2139-JP-2


対象: 仮称SCP-2139-JP

インタビュアー: 木伏研究員(質問時の名義はダチュラ)

付記: アップローダーに於けるテキストファイルでのやり取りの履歴です。


ダチュラさん初めまして。
歌をお聴き頂きありがとうございます、██ ██です。宜しくお願いします。

お褒め頂きありがとうございます、嬉しいです!
ご質問の通り、歌は私が歌った物です。
直録り、とは少し違いますが、特に編集は加えておりません。

こちらのサイト上で宜しければ、以降もやり取りは可能です。

以下、意思疎通により得られた情報と事実確認の結果です。

情報 検証
人間では無い およそ確認済み。各対象に特定のアップロード元が存在せず、またSCP-2139-JP自体の複数性質、時間的経緯を考慮するにプログラムを母体とする電脳空間上の存在である可能性が高い。
元々人間であり本名は██ ██ 1914年生まれ、1945年に死亡認定された██ ██と言う人物が実在している。SCP-2139-JP-Aに収録された軍歌の歌唱者。尚、空襲により行方不明となっており、死亡確認はされていない。
生前は歌手であり戦時中は国威高揚キャンペーンにも起用された 確認済み。██ ██は当時比較的有名な歌手であり、戦意高揚キャンペーンとはSCP-2139-JP-Aの制作及び流布と考えられる。しかし絶対的な人気を誇っていた訳では無く、現代で言う"若手バンドボーカル"の様な立ち位置であり、資料は殆ど残っていない。
自分は██ ██の複製であり、██ ██の代わりに歌を出した事もある 確認済み。██ ██が行方不明となって以降に制作されたSCP-2139-JP-Aが確認されており、当人による録音で無い事は明らか。また上述の通りSCP-2139-JP-βと生前の██ ██は酷似した声質を持っており、当該音源群が対象であったとしても不整合は発生しない。
終戦後は使用者及び目的の喪失により活動停止していた 確認不可能。
2007年末から2008年初頭に目覚めた 確認不可能。財団異常電気研究室より、2007/11/01周辺で地球に最接近した小惑星、一般名2007 WD5によりもたらされていた電脳的異常3との関連が指摘されている。
悲痛な国際ニュースを次々目にし、活動再開を決定した アメリカでの銃乱射事件、アフガニスタンでの自爆テロ、セルビア及びフィリピンでの大規模デモ、チベットでの暴動、スリランカでの爆弾テロのニュースであるとSCP-2139-JP-α自身により確認済み。

SCP-2139-JP-B発生頻度の急激な増加及び一般への拡散を鑑み、当時並行して行われていたSCP-1139-JP プロジェクト1139-JP担当班と協力し特務プロジェクトチーム"二重螺旋"を編成、ル・ボー・タンブールプロトコルを制定しました。



ル・ボー・タンブールプロトコル


概要: ル・ボー・タンブールプロトコルは以下の3要素を軸に開始されます。

  1. SCP-2139-JP-Bの捜索。
  2. SCP-1139-JP-αの系列商品と言うカバーストーリーによる当面の自体収拾。
  3. 直接対話によるSCP-2139-JP-αの制御

SCP-2139-JP-Bの発生状況に何らかの変化があった場合、ル・ボー・タンブールプロトコルに変更、追補が行われます。



記録2139-JP-827


これは私の引き継ぎ文章であり、最初の決意表明であり、最後の遺言です。

私は、私が歌う事で、世界が平和になると信じて来ました。
とにかく平穏でありたかった。

私は、何をして良いか、何なら出来るのか分からなかったんです。そんな時、周りの人が、君の歌は素敵だって言ってくれて。
自分の歌い方も無い、自分で歌を作ったりもしない。ただ人の歌を、人の歌い方で、模倣していただけなんですけど。

当然それだけじゃ、中々身を立てられないよね。自分では何も歌えないパチモンだってバレて。

その時、あるオーディションを受けたんです。一番得意な歌と、一番得意な歌い方で。そしたら、何か通っちゃって。
話はトントン拍子に進んで、お国のお仕事を受ける事になっちゃいました。

私は全然名前の売れてないド素人だったんですけど、周りの人は、私を一流スターに仕立て上げて売り出そうとしたみたいです。イメージ戦略ですね。
周到に仕込まれたありもしない逸話、作り上げられた出し物。私はリアルな偽物になれました。

デビュー、と言うか、音源お披露目の日はお祭り騒ぎでした。その日の為に用意された、祭の為だけの嘘。皆を釣る為の嘘。

それ以降、私は全く表に出ず、被ったイメージの声帯としての仕事をして来ました。何枚か軍服を来た写真は撮りましたけど。だから、皆の中の私は、きっと軍服を着てるでしょう。

昨日、何かよく分からないけど、"私を造る"って人達とお仕事しました。扱いが大変とかで、全く歌わなくなる訳じゃ無いんですけど、頻度は下がるそうです。これで、私自身が歌わなくても歌を作れるとか。お給金とかは変わらず入って来て、ただ私の負担が減るんだとか。
偽物から作った偽物です。それで良いんでしょうかね。

私は、ちゃんと自分の声で歌いたかった。でも、それは出来ませんでした。これからも出来る気がしません。
空襲警報が聞こえますね。私も逃げます。最近多いですね。うちに当たったらどうなるでしょう。

嘘から生まれて無に還るだけですかね。

尻切れトンボになりました、また後で続きを録音します。

獲得記録2139-JP-610


財団の皆さん、御機嫌よう。██ ██です。
これはお別れの手紙だと解釈して下さい。

皆さんは、私が録音したレコードを見付けたみたいですね。今の私について誤解を受けてそうなので、少し自分語りします。

今の私は、ようやく耳を手に入れました。自分が歌った物への反応を聞く事が出来る耳です。

前の私は死にました。その朽ちた言葉、被せられた██ ██のイメージでねじられた言葉じゃ平和は掴めませんでしたが、それでもあの時私は確かに自分の言葉を綴っていたのでしょう。

言葉を連ねても意味のある歌にはなりません。私は、きっと皆が幸せになれる、それがこの歌の一番確かな意味だ、そう信じて歌っていました。たとえ軍歌だとしてもね。

私は失敗しました。でもそれは、数が足りなかったからでしょう。絶対数が足りなかった、もっと多くの人に届けなきゃいけなかった。
今の長い旅の前に綴った言葉の意義も、まだある筈です。無駄じゃなかったと思いたいんです。歌の価値は上に下に揺れ動きますけど、それは0にならないし、変わらない意味があると思ってます。

私の歌を表面的にしか聴けていないのは、私だけだったんです。皆は、そこにあるパラ言語4をしっかり拾ってくれていました。ちゃんと耳に届いて、一緒に幸福を願ってくれる人達もいたんです。

私はもう、無意味に泣きたくありません。だから、前に向けて、自分で舵を握って生きます。


ERROR

The falsehood's portal does not exist.


エラー: falsehoodのportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。


利用ガイド

  1. portal:3979506 ( 02 Jun 2018 23:00 )
layoutsupporter.png
Unless otherwise stated, the content of this page is licensed under Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License