【根幹部分】
・巷説部門のエージェントを主人公とし、彼の抱える因縁について語る
彼は元々、旧「南関東奇譚会」の人間であり学生時代のサークル活動の一環として仲間たちとネットロアや洒落怖、UMAの出現情報、オカルト板の実況等について拾い集めた情報をまとめるサイトを運営していた。
……過去形である。
それらの中に紛れ込ませた彼ら自身の創作怪談。ある日その内の一つが現実となり、そして人を殺した。
彼らの手を離れ、各所へ広まっていく怪談。語られる内容にはある時点を境に関わった者の死を示唆する文言が加わったのだ──本来そんな物騒な話ではなかったはずなのに。怪談の拡散と同時に増えていくまるで被害を裏付けるかのような報道が、いつの日からか確信に変わった。
そうして生まれた「作られた怪物」を鎮めることで生み出した者の責とするべく、その怪異への対処を行った彼はその途上で目的を同じくする財団と協力。結果としてその過程で関係者──つまり仲間たちの記憶や戸籍を消す事となったこの一件を機に財団に入職し、彼は今も都市伝説の怪物を鎮めるため活動している。
(使いたい文:一人は戸籍を失い、一人は記憶を失い、一人はアイデンティティを失い──そして一人は仲間を失った。)
・コンセプトは「作ることの責任」。ただしこれは必ずしもネガティブな情景を意味しない。
cf. 藤原基央「作品が開いてくれたドアを、それを送り出した者は甘んじてくぐらなければならない」/グリッドマン・ユニバース
【人物(予定)】
主人公
・巷説部門所属のエージェント。かつての事件についての詳細な記憶は財団により封じられている。
「作られた怪物」「仮称:少年の狼」
・かつて主人公たちが生み出した怪談。いたずらのつもりだったが、どうやら「本当」になってしまった挙げ句、人を殺し始めたようだ。
(真相)主人公たちが作り世に放ってきた「作品」たちの代弁者。忘れられないように、消えないように、より好まれより広まる形に変性していった。
・・巷説部門でみんなが擦ってる認知集合的存在の話を使ってなんかできないか? 怪物無力化→同じ作者による再演→類似実体として再誕→元の怪物との性質の差異から今回の創作意図を演出、みたいな
・・・発生機序が、元々なんか曰くありげっぽいって言われてた(主人公たちが言い張ってた?)建物(認知集合トラップ)に勝手に怪談を付与した結果生まれた、とかにできるのでは?
「疑心は暗鬼を生じ、好奇心は危機を齎す」「『あるかもしれない』は『ある』に変わる。」
バディ
・要注意団体"霧の探求者"所属の若者。主人公が追っているのと同じ都市伝説を追って現れた。
・・こいつの存在抹消で(笑)
・・・抹消しなくていいかもしんない わかんない
仕掛け人
・主人公のかつての仲間。「作られた怪物」の事件で主人公と敵対したことで事件についての記憶を大方奪われ、行方知れずに。【その後は霧の探求者の接触を受け記憶を取り戻し、再び世に怪物を解き放つ。】 ←ごめんこれやっぱなし
記憶を消された後も愚直に創作怪談を発信していた。そしてまた同じように怪物が生まれ、主人公と再び対面することになる。 ←ってすると作り続ける意味と作品が連れてきてくれた喜びの両方拾えるんじゃない?
・・過去の事件で消された記憶が、過去の事件と同じシチュエーションに放り込まれたことで微妙に戻るとかやってみる?
・・・「会いたかったんだろ」をサビにするなら、仲間が離散した事(記憶を奪われたことも? 財団がそんな微妙な対応するか?)について主人公を恨んでいて、顔合わせた瞬間キレるとか、そういう感じにするとひねりが効いていいコークスクリューになるんじゃないか?
今回の収容対象
・仕掛け人によって「作られた怪物」と同じ機序により生み出された怪物。ただし今回は「より複雑で怪奇であればまたあの記憶のない夜のような『本物』の闇に触れられるかも」「あのグループが離散した失敗を払拭できるかも」という生みの親である仕掛け人の根底意識に影響を受け行動が変化している
・・仕掛け人が失った記憶について探り続ける中で非意図的に生まれた? とかどう?
【本編】
収容対象の調査に赴く主人公。過去の事件の詳細は記憶にブロックがかけられているが、どうにも今追っている都市伝説は当時の自分たちがやったやり口と同じ、「誰かが仕掛けた怪談」なのでは?という気配。
↓
というかやり口が当時の自分たちに似すぎている。もしかしてこの煙の火元にはあの件で行方知れずになった仲間が噛んでいるのでは?
↓
そうこうして追っているうちにかつて自分たちが生み出した怪物を鎮めた場所に辿り着く。
↓
???
あの頃の俺たちは、面白いことをしていると思っていた
より面白い世界や明日を夢見ていたはずだ
楽しかった記憶が無意識に行動に影響を与え、仕掛け人をここまで導いた
「失敗なんて思ってないよ」
「お前たちを生み出したことを、そんな日々を過ごしたことを、失敗だったとは思わない。間違いを犯したとは思うけど、修正たいとは思ってない」
「人が死んでるのにな」
「だから責任を取らなきゃいけなかった」
「お前──俺たちに会いたかったんだろ」
「火のないところに煙は立たない。煙があるなら、火元がどこかにある」「誰かが火を起こしてるってわけだよ。大抵ね」
「わかってるけど。それでも、どこかに『本物』があるかもしれないでしょう?」
↓
「(記憶処理して)じゃあな。どこかでまた会うかもしれないけれど……その時もまた初めましてだ」
ってやりたいけど霧の探求者の記憶復元技術が邪魔ァ!
ていうかこれオカルトライター夜を往く……
なので、この線は一回捨てます!
が、予想外にオカルトライターを擦る奴がいたのでちょっと悩んでいます "バトル"か?
ページコンソール
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳作品の下書きが該当します。
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
言語
EnglishРусский한국어中文FrançaisPolskiEspañolภาษาไทยDeutschItalianoУкраїнськаPortuguêsČesky繁體中文Việtその他日→外国語翻訳日本支部の記事を他言語版サイトに翻訳投稿する場合の下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:3839905 (02 Jun 2018 18:03)
コメント投稿フォームへ
注意: 批評して欲しいポイントやスポイラー、改稿内容についてはコメントではなく下書き本文に直接書き入れて下さい。初めての下書きであっても投稿報告は不要です。批評内容に対する返答以外で自身の下書きにコメントしないようお願いします。
批評コメントTopへ