H.E.R.オペレーション ハブ

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クレジット

タイトル: H.E.R.オペレーション ハブ
著者: ©︎souyamisaki014
作成年: 2020

現実は残酷だ。

知りすぎることは取り返しがつかなくて、
パンドラの箱じみた罠だった。

悲しみを繰り返し、我々はどこへ行くのだろう？

疑い嘆き恨み憤り、葛藤^Dilemmaにキリはない。

それでも、鍵は開けられてしまった。

だからこそ、我々はこう問おう。

「本当に、悲しみや絶望の他に目に映るものは無いのか？」と。

──一説には、箱の底には希望が残るという。

もはや引き返す道が無いのなら、後はそれを頼りに進むだけ。

大丈夫、明日はいつだって白紙^Blankだ。

絶望に染まることがあるなら、希望もまた、明日を照らして然るべきだ。

伝説は塗り替えるもの、それは悲劇も例外ではない。

だから。闇の中でそっと光るものと、かすかなそれを灯す者。

そんな、小さな星の話をしよう。




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──ヒーロー、ここに在り。

ようこそ、関係職員様。
このページは倫理委員会による特殊運用人事セクター"H.E.R.オペレーション"のデータベースです。
ご希望の情報を選択してください。

実績

H.E.R.オペレーション by souyamisaki014

• 出動！　H.E.R.オペレーション！

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休日返上のデート、あるいは地味すぎるヒーローショー by souyamisaki014

• 協力！　遊園地の平和を守れ！

所属人員

小熊博士
倫理委員会のメンバーで、H.E.R.オペレーションの設立者。形式上H.E.R.オペレーションに配置された職員らの上司にあたる。「医者ではなく医学者」を自称する、若手の女性博士。

• 真北研究員の人事ファイル(出典)
• H.E.R.オペレーション

エージェント・亦好
"変人フリーク"として知られる人事課のエージェント。H.E.R.オペレーションのメンバー選抜を担う他、調整役としても活躍する。絡まれるとめんどくさい。

• エージェント・亦好の人事ファイル(出典)
• H.E.R.オペレーション
• 休日返上のデート、あるいは地味すぎるヒーローショー

エージェント・太田
異常なまでに人並外れた膂力を持つエージェント。主に収容・戦闘任務を担当する。不殺主義の草食系男子。バングル状の拘束具を嵌めており、基本武装は徒手空拳。

• 人事セクター"H.E.R.オペレーション" エージェント・太田の人事ファイル(出典)
• H.E.R.オペレーション
• 休日返上のデート、あるいは地味すぎるヒーローショー

エージェント・十為
顔に傷のある元ヤンキー。主に各種調査や工作、戦闘任務を担当する。直感力に優れ、また異常存在に対する敵意を抱くゆえに索敵能力が高い。基本武装は拳銃。

• 人事セクター"H.E.R.オペレーション" エージェント・十為の人事ファイル(出典)
• H.E.R.オペレーション
• 休日返上のデート、あるいは地味すぎるヒーローショー

and more…

関係者

エージェント・石岡

• H.E.R.オペレーションの際に太田・十為により救出された。

金崎研究員、エージェント・上波

• 休日返上のデート、あるいは地味すぎるヒーローショーの事件でH.E.R.オペレーションと協力、ともに事件を解決した。

詳しく知る

Standing by…Complete!

CLASSIFIED

H.E.R.オペレーション

Personnel Assignment by Ethics Committee

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正式名称: Humane Ethical Rapid Operation

運用目的: 財団の職務に際した人的被害を主とする諸被害の軽減または防止、及び人類への貢献

管轄: 倫理委員会による直轄

特別予算割り当て: 無し(標準フィールドエージェントの人件費。実績は人事査定に加える)

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概要

"H.E.R.オペレーション"(正式名称:Humane Ethical Rapid Operation/倫理・人道的即時対応動員)は、財団の職務に際した人的被害を主とする諸被害の軽減及びその防止を目的として運用される、現在試験運用中の倫理委員会直轄の人事区分です。現場での活動に焦点を当てた人事計画であるため、現時点ではエージェントチームとして運用されています。俗略称として"H.E.R.O"もしくはその読みである"ヒーロー"として言及されることがあり、特に後者は符丁としての意味を持つ場合があります。

H.E.R.オペレーションに割り当てられたメンバーは倫理委員会の権限により財団の職務規定に抵触せず他の部門の活動を阻害しない限りにおいての独断専行が許可された即応人員として運用されます。このことにより通常のフィールドエージェントと違い任務活動に際して上級職員の承認を必要としないため、各種の突然発生的な事象に対して即応的な対処が可能となります。この特性は主に要注意団体等による人為的インシデント発生の阻止・異常存在による被害発生時の人命救助・危険地帯への緊急的な救援を目的とした突入などに活かされます。

また当人事セクターは一般人民への可能な限りの奉仕も運用における大目標として掲げています。これはH.E.R.オペレーションによりカバーする対象には民間人も含まれるということも意味し、人類のために戦うという広義における財団の業務に寄与する意図を持ちます。

人員

危険区域への突入・異常存在との対面などを主目的とし、また独断専行が許されるという特性上、配属される人員は各技能熟練度による選別はもちろん、ミルグラム服従度テストに始まる各種心理鑑定に加え素行調査を含む倫理委員会の行う厳正な選考により決定されます。

H.E.R.オペレーションは現在試験運用中ですが、その実績に鑑み段階的な規模の拡張が予定されています。設立時は現場での対応に主眼を置き初期人員はフィールドエージェントを主として選定されましたが、将来的には他分野で活動する職員を割り当てることも検討されています。

経緯

H.E.R.オペレーションは本来、2009年9月16日に発生した大規模収容違反インシデント(通称"嘆きの水曜日"事件)による甚大な被害を受けて発案された再発防止及び改善策のうちの1つである"救護部隊"に由来します。

倫理委員会メンバーの小熊博士により、"嘆きの水曜日"事件及びその事後処理や復旧・再建作業による混乱、人的被害とその穴埋めによる人員調達の困難などの事情により留保となっていた"救護部隊"案が再発見されたことで20██年に"H.E.R.オペレーション"としての雛型が形成されました。その後エージェント・亦好や旧"救護部隊"案関係者らと共同での調整を経たのち"救護部隊"案のリブートプロジェクトとして倫理委員会へ提出され、委員会がこれを承認。結果として現在試験運用に至っています。
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これは何？

メタ的な説明

このページは財団倫理委員会によって設立されたという設定の人事セクター"H.E.R.オペレーション"の活躍を描いた作品群を扱うシリーズ-JP"H.E.R.オペレーション"のハブページです。

それぞれのエピソードは基本的に独立¹しており、従って時系列や細かな整合性の点で制約は課されていません。参加は自由であり、常に歓迎されています。またシリーズ"H.E.R.オペレーション"は設立者であるsouyamisaki014の著者ぺージに掲載されている人事セクター"H.E.R.オペレーション"とそこに所属するキャラクターを出発点としていますが、必ずしもそこに掲載されている情報を下敷きにしていなくてもいいですし、彼らが登場する必要もありません。繰り返しますが、それぞれのエピソードは独立していますし、制約は課されていません。

試みられていること
読んで字の通り、"H.E.R.O"はヒーロー、特に特撮やアメコミで語られるようなヒーローを描こうという意思のもと生み出された概念です。助けを求める者がいる限り、彼らのもとに駆け付け救いの手を差し出すヒーロー──彼らの活躍を謳う物語は古今東西、様々な形式で描かれてきました。この"H.E.R.オペレーション"のシリーズもその一部です。

子供たちの憧れる正義の味方。巨悪に立ち向かう英雄。みんなのため死地へ飛び込んでいく救世主。スターダムをのし上がる人気者。弱きを助け強きを挫く任侠者。悪を以て悪を制すダークヒーロー。大衆の声援を受けて立つスター。和平を齎す調停者。運命を背負った主人公──これまで様々な媒体で様々なヒーローが描かれてきました。近年ではそれらをメタ的に取り扱った物語や、「英雄は人を救うが、では誰がその英雄を救うのか？」「英雄が必要とされる世界の是非」「ヴィランは絶対悪か？」などといったより踏み込んだテーマも散見されるようになりました。
ここではヒーローという概念が持つ多様な側面のそのすべてを扱うこととしたいと思います。ですが、このサイトがSCP財団──しばしば現実主義的で冷徹な世界観が前面に押し出される場──である以上、いくつか特色と言えるテーマを帯びるかもしれません。つまり「誰が闇の中で戦う者を救い、あるいは裁くのか？」、もしくは「闇の中における英雄とは？」、または「悪を担う者は人を救う手を持つか？」等々。こういった問いは、このサイトが持つ世界観に特有の物でありましょう。さらには「財団は絶対善ではないが純粋悪でもない」といったSCP財団で繰り返し問われてきたテーマにさえ踏み込めるかもしれません。

編集に関して
このハブページの編集はシリーズ執筆者であればどなたでも行っていただいて構いません。souyamisaki014が気づかない、失踪・引退したといった場合もシリーズ執筆者の判断で自由に編集してください。その際souyamisaki014がまだアクティブな場合はご一報していただけると嬉しいです。

執筆者へ

アドバイス
説明にも書かれている通り、このシリーズでは「ヒーロー」の概念を扱います。あなたの思う「ヒーロー」を財団の世界観、そしてあなたの英雄観で描き出してください。特撮ドラマやアメコミ映画などを参考にするのもいいでしょう、少年漫画やライトノベルからインスパイアされたアイデアも捨てがたいですし、神話や伝説への原点回帰を図るのも"あり"かと思われます。

誰が言い出したか"クールジャパン"などと呼ばれる通り、本邦では特撮や漫画の文化が盛んです。「ヒーロー」という概念に蓄積された文脈は金鉱がごとく豊富にアイデアをもたらしてくれることと思います。そういえば、このサイトにも英雄やヒーローといった概念を扱った作品が沢山ありますね。

また、このシリーズはsouyamisaki014が人事ファイルで創出した役職(？)とキャラクターから始まりましたが、必ずしも彼らを登場させる必要はありません。あなたがそうしたい、またはそうした方が良いと思うのであれば新たに職員を配置してもいいですし、設定の一部を無視したりしてもかまいません。必要なのは"H.E.R.オペレーション"という舞台装置、ただそれだけです。あなたの思う"H.E.R.O^ヒーロー"を見せてください。

ハブへの追記
シリーズに属する作品を投稿した場合、このハブページの1番上の折りたたまれていないタブに必要な情報を書き加えてください。その際はsouyamisaki014まで連絡をいただけると助かります。(souyamisaki014が気付いた場合、合意の下こちら側で追記することもあります。)
以下はそれぞれの情報のフォーマットです。

実績
シリーズ作品を掲載する欄です。

**[記事へのリンク]** by [[*user 執筆者のwikidotID]]
* [1行程度のアオリや作品紹介文]

所属人員
H.E.R.オペレーションに所属する職員を紹介する欄です。

**__[キャラクターの名前]__**
[キャラクターについての簡単な説明]
* [初出となる記事のリンク](出典)
* [以下登場作品のリンク]

関係者
それ以外の登場人物を紹介する欄です。既存キャラクターの場合、キャラクター名の箇所をリンク化させてキャラタグや出典記事へリンクさせることが望ましいです。

**[キャラクター名]**
* [登場作品とそこでの役回りを簡潔に記載]

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利用ガイド

1. portal:3839905 (02 Jun 2018 18:03)

Footnotes

1. ただしシリーズモノに付きまとう宿命として、どうしても同じ設定を共有し同一の括りの下に連なる以上、何らかの関連性や文脈性を持ち始める可能性は否定できません。