ぼくらのエレクトリカル・ライフ

クレジット

タイトル: SCP-XXXX-JP - ぼくのエレクトリカル・ライフ
著者: AAA9879
作成年: 2022

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはにて保管されています。実験を行う際には担当職員へ許可を得て行って下さい。また、収容房からの持ち出しは原則禁止されています。

説明: SCP-XXX-JPは電子と全く同一の性質を持つ異常な量子生物です。—0.683W以上の電力- 僅かでも電力が検知可能な全ての電子回路にて生存可能です。通常時は電子部品への働きに関しては通常の電子との差異は確認できていませんが、SCP-XXX-JPは自律行動が可能で、一定個体数が存在すればある程度の干渉が可能です。
また、一切の生物的な体組織が確認されていないにも関わらず、電子回路内にて繁殖・成長・生殖を行うことが可能です。
電力と比例して発達する知能を持ち、事例としては音声出力デバイスを用いての人間との意思疎通や、電子回路内での独自の文化の形成が確認されています。

SCP-XXX-JPは20██年、奈良県吉野村の山中にある廃屋にて別件調査中の現地エージェントにより発見されました。発見当時、SCP-XXX-JPは廃屋に放置されていた自作されたと考えられる電子回路(6つのLEDが3行2列で配置されており、その他の部品からサイコロのような動作を行う電子回路と推定）に生息していました。エージェントが廃屋に突入した際、一才のセンサやマイコン、通信モジュールが存在しないにも関わらず、SCP-XXX-JPは突入したエージェントを認識しモールス信号による点滅でコミュニケーションを図りました。それによりエージェントは異常性を疑い、SCP-XXX-JPを確保しました。

SCP-XXX-JPは発見時に『居住』していた回路の破損具合が甚大であったため収容に支障が発生すると判断され、現在は実験も兼ねて以下の3箇所に分かれて収容されています。

・スピーカーが接続された回路
・スタンドアロンの電子辞書
・D-78105

それぞれ、SCP-XXX-JP-1,-2,-3,-4とナンバリングされています。

以下はSCP-XXX-JPの実験記録の内、特徴的な結果を抜粋したものです。

・クラシックの曲をアレンジした

・

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