絶対的な無と真空空間

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe Euclid

特別収容プロトコル:SCP-xxxx-JPへ許可なく立ち入る事は、許可されていません。

説明: SCP-xxxx-JPは、██県██区███市に存在する異常な空間です。空間内は完全な真空状態となっており、外部からの成分分析では、一切の元素も確認されていません。しかしながら、正体不明のプロセスにより、呼吸は可能であり、生存が可能ととなっています。空気を注入する実験では、およそ30分後に、空気が自然消滅する結果となりました。SCP-xxxx-JPに侵入し、一定時間(大体10分間)が経過すると、侵入者の人格及び思考に、急激な変化が見られるようになります。「無とは完璧なる真空状態のことであり、死とは違う。」、「恋愛感情とは性欲が変化したものに過ぎない。」等と、極めて現実的な事を言うようになり、紙に数式を書くなどして、自然科学的な思想を積極的に広める様になります。(SCP-xxxx-JP-aと呼称)SCP-xxxx-JPに侵入した者は、「空間に自分が溶け込むような感覚」や、「薬物によるトリップ」、「仏教でいうところの悟りを100倍にしたような感覚」を感じると、実験に使用されたDクラスは証言しています。精神的な異常が多数見られる事から、SCP-xxxx-JPの発言の信憑性は限りなく低いと思われます。

補遺: 2023年8月2日、現実改変による空間の変質を抑止する、「フォンノイマン型プログラム」及び「フォンノイマン型現実固定鋼」が開発されましたが、これに用いられる数式及び鋼の精製方法は、実験に投入されたD-84561が紙に書いた19██年██月██日に紙に書いたものと酷似しています。開発の第一責任者である、ヒルベルト・岡村博士は、次席研究員時代はSCP-xxxx-JPの担当であり、この数式を利用した可能性があります。**8月5日のインタビューにより、ヒルベルト・岡村博士は正式にその旨を認めました。以下はそのインタビュー記録です。

対象:ヒルベルト・岡村博士

インタビュアー:██研究員

<録音開始, [2023/8/5]>

██研究員: どうも岡村博士。調子はどうですか。

ヒルベルト・岡村博士: 絶好調です!こんなにいい気分なのは久々だ!

██研究員:結構です。早速ですが、本題に入らせていただきます。あなたの作り出した…[ここで岡村博士に遮られる。]

ヒルベルト・岡村博士:あの「フォンノイマンシステム」のことでしょう?あれは私の作り出した傑作ですとも!いや、正確には完全に「私の」という訳ではないですが…。

██研究員:博士、まずは興奮を抑えてください。それから話しましょう。 [3分後] …では、あなたはあのSCP-xxxx-JP-aの書いた得体の知れない数式や文章を使ったと認めるんですね?

ヒルベルト・岡村博士:それを認めるのは私のプライドが本来は決して許さないでしょうが、科学とは世界中の誰もが手を取り合って発展させるものですのでね。

██研究員:(呆れた様子で)なんということだ…。そんなものを使って、何か大事になるとか、収容違反が起きるとか、思わなかったのですか?

ヒルベルト・岡村博士:確かに、Dクラスの書いた、それも知力テストの成績は最底辺の奴の書いた数式なんて信用する奴なんて、普通はいないでしょう。ただ、あれには何か…こう、説得力があるんですよ。

██研究員:説得力?

ヒルベルト・岡村博士:そう。説得力。あれを見た瞬間、「フォンノイマンシステム」がパッと思いついたんです。

██研究員:精神さえも汚染している可能性があるな…。

ヒルベルト・岡村博士:信憑性を疑うというのなら、私が作り出したあれをご覧ください!既に耐久実験もされており、私が読んだ報告書では、「今まで見たどの対現実改変用の設備よりも優秀」とあったようですが?

██研究員:確かに、あなたの「フォンノイマン型現実固定鋼」と「フォンノイマン型プログラム」の威力は実証済みですし、これから更に改良もされるでしょう。その点において、あなたは正しい。

ヒルベルト・岡村博士:おそらく、あのD-クラスの頭じゃ、SCP-xxxx-JPの影響を受けたとしても、数式を書くくらいが精一杯でしょうな。あれの影響を受ける前のIQがどれぐらいかによって、思いつく物や思想や思考そのものの変化の仕方も違ってくるのだと私は思います。そもそも、あのメモはかなり断片的でしたし、数式だって、私が間違いを訂正したところだって、少しですがあります。最終的にあのプログラムと鋼を開発したのは私ですのでね。まあ、あれを作る為の基本的な原理はあのメモにかなり依存していたと認めざるをえませんが。

██研究員:なるほど。今日はありがとうございました。

ヒルベルト・岡村博士:ちょっとだけ言っておきたい事があるのですが、いいですか?

██研究員:はい?

ヒルベルト・岡村博士:なぜ上はあれを使って新たな設備やketerクラスオブジェクトの特別収容プロトコルを研究したり開発したりしないのでしょう?Dクラスや私なんかよりも遥かに優れた頭脳がこの財団にはたくさんいるでしょう。SCP-xxxx-JPを使えば、我々人類は、全ての世界終焉シナリオを終わらせる事ができるはずです!例え並行世界ごと消し去るようなバケモノでも、世界を食らいつくすゴジラでもです!倫理委員会が何か言ってこようが、絶対にこれだけは保証しましょう。あれは、「人類最後の希望」であると。

██研究員:…インタビューを終了します。
<録音終了>

終了報告書: 前述のインタビューにある通り、生前のD-84561は、知力テストの点数が、非常に低かった事から、SCP-xxxx-JPは、中に入った者の知能レベルを飛躍的に上昇させ、また、超常現象の発生の原理を直感的に理解できるようにする異常性を有している事が発覚しました。また、ヒルベルト・岡村博士の発言より、SCP-xxxx-JPへの侵入者の知能指数次第で、SCP-xxxx-JP-aの思考・思想の変化に違いが見られ、知能指数は指数関数的に増大する事が期待されています。

「フォンノイマンシステム」の成功により、SCP-xxxx-JPの有用性が議論されるようになりました。2023/8/9の倫理委員会代表8名、O5評議会、ヒルベルト・岡村博士と他10名のセキュリティクリアランスレベル4、日本支部からの特別顧問として、日本支部理事「獅子」から構成される「SCP-xxxx-JPの運用に関する予算・人員配分及び倫理的な規則についての検討議会」により、計画の最高責任者は、ヒルベルト・岡村博士とし、特別にセキュリティクリアランスレベル5に昇格する事とします。

これより先、最高機密

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