現在このページの批評は中断しています。
アイテム番号: SCP-2960-JP

SCP-2960-JP個体
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-2960-JPは、通常生物収容房の飼育ケージ内で基本的に通常の梟と同様の飼育手順に従って収容してください。SCP-2960-JPは現状、自主的に収容されている状態です。SCP-2960-JPが自己収容状態を維持していることへの報酬として週に2度以上、破損した物品を提供してください。また、サイト-81██の職員は勤務時間外であればSCP-2960-JPと触れ合うことが許可されています。
説明: SCP-2960-JPは、アナホリフクロウ(Athene cunicularia)です。SCP-2960-JPは日本語を理解しており、ひらがなブロックを用いての簡単な意思疎通が可能です。また、SCP-2960-JPは半径約2kmへのテレポートが可能であり、収容はSCP-2960-JPの同意の元に維持されていることに留意してください。
SCP-2960-JPの主な異常性として現実改変能力による物質の複製生成が挙げられます。生成される際、複製品は瞬時にその場に出現するように見えます。SCP-2960-JPが複製品を生成する元になる物品は必ず「壊れている状態」である必要があり、SCP-2960-JPが壊れていると認識した物体のみ、その複製品を生成できる対象になると考えられています。また質量の大きいものを生成した場合、SCP-2960-JPは休眠状態に移行することがあります。
発見経緯: SCP-2960-JPは静岡県富士宮市近辺で囁かれていた「新品が捨てられるゴミ捨て場の噂」の調査を行なっていた財団エージェントにより発見、収容されました。
実験記録: 実験記録一覧を参照してください。
補遺: SCP-2960-JPとの収容交渉後、インタビューが実施されました。以下はインタビュー記録の書き起こしです。なおSCP-2960-JPは、ひらがなブロックを並べ替えることでインタビューの返答を行なっています。
インタビュー記録2960-JP
実施日: 20██/08/23
質問者: 花鳥研究員
対象者: SCP-2960-JP
[記録開始]
花鳥研究員: それではインタビューを開始します。
SCP-2960-JP: {うん}
花鳥研究員: まず、あなたは何者なのか教えていただけますか?
SCP-2960-JP: {ふくろう}
花鳥研究員: [沈黙] そうですよね。
SCP-2960-JP: [?マークのブロックをつつき、首をかしげる]
花鳥研究員: すいませんでした、ではどのようにして物品の複製を行なっているのか教えていただけますか?
SCP-2960-JP: {なんとなく?}
花鳥研究員: 自分でも原理は分からないということですか?
SCP-2960-JP: {うん}
花鳥研究員: 壊れていない物を複製することはできますか?
SCP-2960-JP: {できなかた}
花鳥研究員: 壊れた物品を収容の報酬として要求したのはなぜですか?
SCP-2960-JP: {なおる}{うれしい}
花鳥研究員: 直すことが好きということですか?
SCP-2960-JP: [首を振る] {にんげん}{うれしい}
花鳥研究員: 人を喜ばせるために壊れた物を直しているということですか?
SCP-2960-JP: {そう}
花鳥研究員: それには何か理由はありますか?
SCP-2960-JP: {ふくろう}{しあわせ}{はこぶから}1
[記録終了]
追記: SCP-2960-JPに危険性が無く、職員とのスキンシップが自己収容継続の一助になると判断された為、サイト-81██の職員はSCP-2960-JPとの交流が許可されています。実験以外では名前2で呼ぶことが推奨されます。
事案記録: 2960-JP-1
2020年05月07日にサイト-81██でSCP-████-JPの収容違反が発生しました。連鎖的に発生した敵性アノマリーの収容違反の影響によりサイトが半壊する甚大な被害と多数の死傷者が生じました。事態の収束には██時間を要し、█件のオブジェクトが破壊、█件のオブジェクトが現在も未収容のままです。当時、SCP-2960-JPは職員に伴って避難をしていたため無事でした。
その後のサイト-81██の復旧作業中にSCP-2960-JPは収容房からテレポート能力により消失しました。数時間後SCP-2960-JPは元の収容房内で{がんばった}と並べられたブロックの横で休眠状態で発見されました。
同時刻、サイト-81██から2kmほどの地点に[損壊前と完全に同一のものと思われるサイト-81██の複製]が出現しました。SCP-2960-JPとの関与が疑われる為、SCP-2960-JPが覚醒しだい事案に関するインタビューが行われる予定です。
なお、複製されたサイト-81██については仮収容の処置が取られています。サイト-81██の内容物として付随する形で生成された、既存のオブジェクトと財団職員の複製の処遇については現在議論が行われています。
タグ: scp-jp Euclid 鳥 動物
- portal:3697115 ( 05 Feb 2020 08:32 )

現状dvです。以下はその理由です。
まとめると、全体的にオリジナリティ不足が目立ちます。「友好的なかわいいオブジェクト、オチで助けてくれる」はやり尽くされているので、これをメインに据えるのはかなり困難が伴うと思います。
批評ありがとうございます。
自分でもパンチが弱いかとは思ってましたが、全く駄目でしたか…
今回は肩の力を抜いて読めるオブジェクトを目指してみましたが、なかなか難しいですね。
なにか改稿できないか考えてみます。
あ、最後のは生成してたの絆創膏と虫取り網なので特に助けられてはないですね、飛び回っててちょっと邪魔だっただけです。
事案記録を中心に少し改稿してみました、よろしくお願いします。
改稿される前の作品は読んでいませんが、k-cal氏と全く同じ感想です。
私は改稿前を知りませんが、改稿後はそこまで酷評するほどではないと思いますけどね。
ただ、現状UVかDVかで言うとDVです。私は毒の無い記事が苦手なのと、面白みに欠けると思うからです。
私の好みは置いておいて、面白みに欠けると考える理由はほぼ1つです。「フリが長い」その1点に尽きます。
フリとは、特別収容プロトコル・説明・実験記録・インタビュー記録です。
散々言われているように、上記4つは読者に新鮮な驚きを与える役割を担えておらず、いわゆる「フリ」にしかなっていません。
そういう目的ならそれでもいいんですが、にしては長いです。読んでて飽きますし、あまり長いと読者はこれをフリではなく本題と認識し「この記事の本題はつまらん」という感想になってきます。
よって、上記4つをもっと短くするか、新鮮さや面白みを足す必要があるでしょう。
もちろん、可能なら短くする方でなく新鮮にする方を選びたいです。
ラストでひっくり返す系の名作はSCP-2006をはじめ沢山ありますが、それらの著者が「途中がつまらんからもっと短くしなきゃ」という悩みを抱えていたとは思えません。
途中も面白く、ラストがもっと面白いから評価されています。フリが微妙だったり、長かったりするほどオチへのハードルも勝手に上がっていきますし。
この記事のオチも悪くはないと思いますが、私が「引っ張ったわりにこんだけ?」と思ってしまったのは事実です。
批評ありがとうございます!
なるほどフリですかー…
私も好みになりますが、大きな驚きや山はないけど全体的にゆるい雰囲気でなんとなく良いかな?と思えるような記事を目指したつもりでした。他の方の意見も聞くかぎりやっぱりオチを気にする方が多いので需要も自分がやりたいことと噛み合ってない感じなのが痛手なのでしょうか。
大きな感情の動きがないのは想定してましたが、確かに面白味に欠けてるのはいただけないですね、なにか「新鮮」にあたる要素ができないか考えてみます。
良くなったかわかりませんが、改稿してみました。
サンドボックス3オペレーターです。
しばらく更新が見られないため、この下書きのステータスを「批評中断」にしました。下書き批評を受ける準備が整ったならば、お手数ですが、改めて下書きのステータスを「批評中」に変えていただくようお願いします。