プロローグ

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 財団職員の職務は多岐に渡り、通例であれば当人のそれまでの業績などから、人事局によって適正と判断された職務を割り当てられる。ほとんどの場合、それは秀でた研究者であり、有能な軍人であり、あるいは幼少より財団で働くために育ってきた者たちだ。財団での業務が大きく一般とは離れたモノであるとは言え、雇われるのは基本的に即戦力となるプロフェッショナルというわけである。
 けれど私の場合は少々事情が特殊であった。業績が無いどころか、取り立てて優秀なわけでも無い、むしろ同年代の一般的な平均に比べても能力の低い子どもだっただろう。
 単純に財団で働くと言うだけであるなら、大きな問題でも無かったはずだ。だが、セキュリティクリアランスレベル2以上の職員として雇用されなければ意味が無かった。そんなわがままが通ったのは、財団が私の経歴に価値を見いだしたからだろう。
 財団から提示された期間は1年。その期間に任意の分野で水準以上の能力を認められれば雇用するという言うのが私に示された条件であった。
 思えばこの頃が一番必死だった。無知な子どものままでいることを、私自身認めることができなかったのだ。
 自責とは違うだろう。単純に、自身のあずかり知らぬところでことが進んでいくのが、あまりに耐えがたかったと言うだけの話だ。知ったときにはすでに手遅れだった、などという経験を二度と味わいたく無かっただけだ。
 そんな思いもあってか    と言うよりほとんどこの感情のみに支えられていたわけだが   

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  1. portal:3669025 ( 01 Jun 2018 11:48 )
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