生き物プロフィール: サイモン!

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生き物プロフィール: サイモン!

概要!

Simon


名前: サイモン

種族: Canis lupus familiaris (アフガン・ハウンド)

主要世話役: 陸生チーム、ロナルド・ウィーバー

食事: 野菜、豆類、穀物 (臭いが強いものとネギ属の野菜は絶対にあげないように!)

居住区: ウィルソンズ・ワイルドライフ・センター、11号囲い場

生物の特徴!

“サイモン”は、ここオレゴン州ボーリングで発見したアフガン・ハウンドに私たちが付けた名前だ。アフガン・ハウンドはなかなか言うことを聞かないからと「世界一頭の悪い犬」なんて酷い評価を受けることもあるけど、サイモンは基本的にとても大人しくて賢い子だ!

アフガン・ハウンドの特徴は、その長い体毛だ。サイモンの毛には強い粘着力があって、触れたものはくっつき、酷いときはなかなか離れなくなってしまう。だけど何もかもがくっつくわけじゃない。くっつくのは彼が気に入ったものと、彼が大嫌いなマリファナの使用者だけだ。何がくっつくのかは、残念ながら全部把握することはできていない。トリミングに使うハサミ、囲い場での作業に使う工具や角材など、使い方によっては簡単に人を傷つけられる物が多く含まれているけど、大きな骨が一番の好みみたいだ。

「だとしても危ないじゃないか」と思った君、安心して! さっきも書いたように、サイモンは君がマリファナを使ってさえいなければ大人しい子だ。物騒な道具がどれほどくっついたとしても、彼は絶対に暴れず、じっとして体に付いたものを眺めているんだ。それにサイモンはレプリカの武器で満足してくれているし、声をかけたらくっつけたものをすぐに離してくれる。だけど時々すごく寂しそうな顔をするから、積極的に取り上げるのはおすすめしない。道具を眺めるというのは、きっと彼にとってはとても大事なことなんだ。

経歴!

ウィルソンズに来る前のサイモンは、マリファナの使用者に強烈なタックルを食らわせたり、くっつけた人を引き摺りまわしたりしながらボーリングをさまよっていた。オレゴン州では2015年7月から嗜好用大麻の所持や栽培が条件付きで解禁されていて、ここボーリングでもマリファナは嗜好品として広まっている。だから被害者も1人や2人じゃなかった。

私たちは最初、「人を襲うベタベタした大型犬がいる」と聞いて入念な準備をしていたけど、いざ会ってみるとものすごく大人しくて驚いたよ。あまりにもイメージとかけ離れていたから、別の犬かと疑ってしまったほどだ。だけど毛に銃弾がくっついていた(体に傷はなかったから、毛に完全に防御されたらしい)こと、被害者たちの証言にあった名札付きの首輪(名札の文字はかなり掠れていて、辛うじて読めたのは「S」「m」の2文字だけだった。今の名前はこれに由来している)を付けていたことから、私たちは彼こそが噂の犬と判断してウィルソンズに迎え入れた。

首輪が付いていたということは、かつてサイモンは誰かに飼われていたということだ。もしかしたら何かあってボーリングに迷い込んだ麻薬探知犬かもしれないと思って監督者たちに調べてもらったけど、サイモンと一致する外見の探知犬はアメリカにはいなかったそうだ。ロナルドは「マリファナ嫌いな誰かがサイモンを育ててけしかけた」と見ている。自分では手を下さず動物に誰かを襲わせるなんて、もし本当なら酷い話だけど、真相は未だに分かっていない。

特殊要件と居住空間!

サイモンは肉はあまり好きではないらしく、野菜や穀物を主食としている。かつてサイモンに襲われた人たちは全身傷だらけになっていたけど、噛み痕だけは全くなかったあたり、飲み込むだけじゃなくて噛むことも避けているみたいだ。その食事の好みを除けば、サイモンのお世話の仕方は普通の犬と変わりない。ブラシはハサミと違ってくっつかないから、安心してブラッシングしてほしい。

サイモンについての注意!

サイモンにはマリファナとの相性の悪さ以外にも注意すべきことがある。それは彼の、剣や棒への特別な思い入れだ。これらがくっついている間は、サイモンに近寄ったり声をかけたりせず、そっとしておいてほしい。

以前遊び道具としてよくできたレプリカの剣(スコットランドのクレイモアという剣だ!)を用意したときと、囲い場の修理のためにかなり長い鉄パイプを用意したとき、サイモンはくっつけたものをいつも以上にじっくりと眺めていた。そして何もくっついていない前足を動かしたと思うと、爪で何かを地面に書き始めた。初めて見たときはロナルドもかなり驚いたらしい。

ロナルドが様子を確かめるために近づいたら、サイモンは距離を置くように移動した。きっと邪魔されたのが気に入らなかったのだろう。それを察してロナルドが離れると、サイモンは再び爪で何かを書き始めた。しばらく後に地面に書いたものを見に行くと、そこには模様にも文字にも見える何かがたくさん書かれていた。残念ながら、私にはそれらが何を意味するかは分からなかった。

サイモンが書いたものは写真を残しているから、見たいと思ったらロナルドに連絡してほしい。もしかしたら、サイモンと私たちがより良い関係を築くための手助けになるかもしれないからね。

差出人: リディア・タケノ
受取人: ティム・ウィルソン
日付: 2019/04/11

こんにちは、ティム。

私は以前、サイモンが書いた文字が気になり、写真を見せてもらったことがあります。爪で書かれていたせいで非常に読みにくかったものの、私の予想が正しければあれは全て漢字で、仏教の聖典である「般若心経」というものです。

なぜアフガン・ハウンドのサイモンが仏教を知っていたのかは分かりません。ですが調べてみると、仏教の伝説の中にサイモンにそっくりな「脂毛 しもう」という怪物が登場する話がありました。毛むくじゃらで、毛に触れたものはくっついてしまう。そうして捕えた人間を食べる生き物だったものの、剣や棒などの5つの武器を自在に扱う「五武器太子」という王子を襲った際、王子の教えを受けて改心し、悪事から遠ざかるようになりました。この伝説上の怪物は、あまりにサイモンに似すぎてはいないでしょうか。

実を言うと今の私は、ロナルドが立てた「マリファナ嫌いな誰かがサイモンを育て、使用者にけしかけた」という仮説が正しいのではないかと思い始めています。アジアからやってくるもの(マリファナも)を「ブッダ」と呼ぶのは珍しくありません。ならばサイモンにとってマリファナを使われることは、ブッダを侮辱されることと同じことと言えます。

この考えには非常に多くの仮定や憶測が含まれており、妄言だと一蹴されても仕方のないものです。私も仏教に詳しいわけではありませんし、かなりの心配性であることはあなたもご存知でしょうから。ですが生き物をマリファナ狩りの道具に仕立て上げている何者かが存在する可能性は、「実行犯と、わずかな知識を与えるだけでマリファナを憎むであろう怪物が同一である可能性」の登場により、少しとはいえ強まりました。同じような事件が起きる前に、監督者たちの手を借りるべきではないでしょうか。

不安を煽った後にこのようなことを言うのもおかしな話かもしれませんが、これがただの過ぎた心配でしかないことを願っています。

敬具
リディア

差出人: ティム・ウィルソン
受取人: リディア・タケノ
日付: 2019/04/11

ありがとう、リディア。

画像出典
ソース: https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Biju2005a.jpg
ライセンス: CC BY-SA 3.0

タイトル: Biju2005a.jpg
著作権者: Hagon1
公開年: 2005



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